ソニーのXperiaシリーズは、国内外で高い評価を得ているフラッグシップスマートフォンの代表格です。その中でも「Xperia 1 III(エクスペリア ワン マークスリー)」は、4K解像度対応の有機ELディスプレイ、Snapdragon 888搭載のハイエンド性能、そしてツァイス(ZEISS)監修トリプルカメラといったこだわりの仕様で、多くのハイエンドユーザーから支持され続けている人気モデルです。発売は2021年モデルですが、今なお高い処理性能とカメラ画質を維持しており、ゲーム・動画視聴・写真撮影・クリエイティブ作業まで幅広く活用できる完成度の高さが魅力です。また、現在は新品よりも価格が落ち着いた中古品やSIMフリー版が流通しており、「ハイエンドXperiaをできるだけ安く使いたい」という人にとって、コストパフォーマンスの良い選択肢となっています。
そして、そんなXperia 1 IIIの価値をさらに引き上げてくれる組み合わせとして注目されているのが「楽天モバイル」です。楽天モバイルは、月額料金がわかりやすいワンプラン設計で、使ったデータ量に応じて料金が段階的に決まる「Rakuten最強プラン」を提供しています。データ通信をたっぷり使う人でも、上限は月3,278円(税込)で高速データが使い放題というシンプルな料金体系になっており、動画視聴やSNS、オンラインゲーム、ビデオ会議などを日常的に行うユーザーにとって大きなメリットがあります。つまり、「Xperia 1 IIIのハイスペックを遠慮なく使い倒したい」「通信量を気にせず4K動画を楽しみたい」という人ほど、楽天モバイルとの相性は非常に良いと言えます。
さらに楽天モバイルは、料金の安さだけではありません。楽天経済圏との連携によるポイント活用ができる点も大きな魅力です。月々の通信料金に楽天ポイントを充当できるほか、支払いに楽天カードを使うことでポイントの還元率が上がり、日常の買い物やネットショッピングでも効率的にポイントを貯めることができます。貯まったポイントでスマホ代を実質的に下げられる、いわゆる「通信費の固定費圧縮」が狙えるのは、ほかの大手キャリアにはない楽天モバイルならではの強みです。Xperia 1 IIIのようなハイエンドモデルは端末価格が高くなりがちですが、通信費を抑えつつポイントで実質負担を下げていくことで、長期的なスマホ維持コストをしっかり管理できるようになります。「本体は妥協したくないけど、月額は安くしたい」というユーザーにはまさに理想的な組み合わせです。
一方で、「じゃあXperia 1 IIIは楽天モバイルでそのまま使えるの?」という疑問も当然あるはずです。結論から言うと、Xperia 1 IIIは楽天モバイル回線での利用自体は可能なケースが多い一方で、いくつか事前に確認すべきポイントがあります。ここを理解せずに契約してしまうと、「楽天モバイルのSIMを入れたのに通信できない」「通話が安定しない」といったトラブルにつながることもあるため注意が必要です。特にチェックしておきたいのは、以下のようなポイントです。
・SIMロック解除が必要かどうか(ドコモ版・au版・ソフトバンク版などキャリアモデルの場合は要確認)
・楽天モバイルが使っている主要バンド(周波数帯)に、Xperia 1 IIIが対応しているか
・VoLTE(LTE回線での音声通話)やSMS送受信など、日常利用に必要な機能が問題なく動くか
・APN(アクセスポイント名)の設定は自動か手動か、どんな値を入れればいいのか
・エリアによって接続先が「楽天回線エリア」になるのか「パートナー回線エリア」になるのか
まず「SIMロック解除」について。キャリアで購入したXperia 1 IIIは、販売元キャリア以外の回線を使えないようロックがかかっている場合があります。楽天モバイルのSIMカードを使うには、このSIMロックを解除しておくことが前提になります。解除自体はオンライン手続きで無料対応可能なことがほとんどなので、まだ解除していない場合は最初に済ませておきましょう。特に中古で購入した個体の場合、「ロック解除済みかどうか」を商品説明や端末情報画面で確認することが大切です。ここをスルーすると、SIMを挿してもアンテナが立たない、モバイルデータ通信を掴まない、といった状態になりかねません。
次に「対応バンド(周波数帯)」です。楽天モバイルは4G(LTE)で主にBand 3(1.7GHz帯)を使っており、都市部を中心にこの周波数がメインのエリア設計になっています。Xperia 1 IIIはBand 3に対応しているため、楽天回線エリア内ではデータ通信・通話ともに安定して利用できる可能性が高いとされています。また、5Gエリアにおいても、楽天モバイルの主要な5G周波数帯であるn77などにXperia 1 IIIが対応しているモデルであれば、高速通信も期待できます。特に大容量データのやり取りや高画質ストリーミング、オンラインゲームなど、Xperia 1 IIIの性能をフルに活かしたいユーザーには心強いポイントです。
続いて「APN設定」。楽天モバイルのSIMを挿すだけで自動的にネットワーク設定が完了する場合もありますが、端末の販売元やファームウェアの状態によっては手動でAPN情報を入力する必要があることもあります。一般的には「APN名:rakuten.jp」「APN:rakuten.jp」などの値を設定し、モバイルデータ通信を有効にした上で端末を再起動すればOKというシンプルな手順です。特別なアプリや難しい初期設定が必要というわけではなく、スマホに慣れていない人でも落ち着いて画面どおりに進めれば数分で完了します。これを知っておくだけで、「楽天モバイルの電波をつかまない」といった初期トラブルはかなり防げます。
また、楽天モバイルならではの強みとして見逃せないのが、Rakuten Linkアプリの存在です。Rakuten Linkを使えば、国内通話やSMSの送受信がアプリ経由で利用でき、通常の通話アプリを使った場合よりも通話料を大幅に抑えられるのが特徴です。Xperia 1 IIIのように長く使いたいハイエンド端末の場合、月額基本料だけでなく「通話コストまで含めて安く運用できる」ことは非常に大きなメリットになります。特に仕事用・サブ回線用として楽天モバイルを契約し、Xperia 1 IIIをビジネス用スマホとして使うケースでは、Rakuten Linkによる無料通話はかなり実用的です。外回りの営業やリモート会議が多い人にとっては通信費の削減に直結します。
このように、Xperia 1 IIIと楽天モバイルの組み合わせは、ハイエンド端末を低コストで長期運用したいユーザーにぴったりな選択肢です。ただし、事前のSIMロック解除やAPN設定、対応周波数帯の確認といった「最初の1ステップ」をきちんと押さえておかないと、せっかくの高性能スマホが十分に活かせない可能性もあります。本記事ではこのあと、Xperia 1 IIIは楽天モバイルで本当に使えるのかをより詳しく掘り下げ、対応状況のチェック方法、具体的な設定手順、想定される注意点、そしてお得に申し込むためのキャンペーン活用術まで、順番にわかりやすく解説していきます。
「今使っているXperia 1 IIIを楽天モバイルに乗り換えて月額料金を下げたい」「中古のXperia 1 IIIを買って格安運用したい」「サブ回線として楽天モバイルを入れて通話料を抑えたい」──どのケースにも役立つ内容をまとめているので、ぜひ参考にしてください。読み終わるころには、あなたのXperia 1 IIIを無駄なく、そしてお得に楽天モバイルで活用するための具体的なイメージがはっきり持てるはずです。
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Xperia 1 IIIは楽天モバイルで使える?対応状況を徹底解説
SIMフリー版のXperia 1 IIIと楽天モバイルの相性
SIMフリー版の Xperia 1 III(エクスペリア ワン マークスリー) は、楽天モバイルとの高い互換性を持つ優秀な端末です。楽天モバイルが採用している主要バンド「Band 3(1.8GHz帯)」にしっかり対応しているため、楽天回線エリア内では非常に安定した通信が可能です。特に都市部では楽天自社回線のカバー率が年々向上しており、通話・データ通信・テザリングなど、日常的な利用シーンでストレスを感じることはほとんどありません。
さらにXperia 1 IIIは、楽天モバイルが提供する 5G通信(Sub6帯) にも対応。対応バンドは「n77 / n78」で、これは楽天モバイルの5Gエリアと完全に一致しています。高速ダウンロードや動画ストリーミング、大容量データ転送などもスムーズにこなせるため、ビジネスやエンタメ利用の両方で優れたパフォーマンスを発揮します。特に都市圏では5Gエリアが急速に拡大しているため、Xperia 1 IIIの性能を最大限に活かすことができるでしょう。
また、SIMフリー版であれば楽天モバイルのSIMカードを挿入するだけで即利用できるケースがほとんどです。Android 11以降のOSではAPN情報(アクセスポイント名)が自動的に設定されるため、難しい初期設定は不要。端末を再起動すれば、すぐにインターネットや通話が利用可能になります。もし自動設定されない場合も、以下の項目を入力するだけで簡単に接続できます。
- 名前:Rakuten
- APN:rakuten.jp
- MCC:440
- MNC:11
- 認証タイプ:なし
設定後にモバイルデータ通信を有効化し、Rakuten Linkアプリにログインすれば、国内通話とSMSが完全無料 で利用できます。特にRakuten Linkは楽天モバイル独自の通話アプリで、音声通話をデータ通信経由で行うため、電波が弱い場所でも比較的安定した通話品質を保てるのが大きな利点です。
さらに、中古で購入したXperia 1 IIIでも「SIMフリー版」であれば問題なく楽天モバイルで使用可能です。ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリア版を購入した場合は、「SIMロック解除」が必要ですが、解除済みであれば楽天回線のSIMを差すだけで同様に利用できます。
また、楽天モバイルは「パートナー回線(au回線)」もサポートしており、山間部や郊外など楽天自社回線が弱いエリアでも自動的に切り替わって通信を維持します。これにより、地方でも安定したネット環境が確保できるため、旅行や出張の際も安心です。
総じて、Xperia 1 IIIは楽天モバイルとの相性が非常に良い機種です。5G対応・VoLTE通話・テザリング・Rakuten Linkアプリなど、すべての機能が正常に動作し、プライベートからビジネスまで幅広く活躍します。これから楽天モバイルへの乗り換えを検討している方や、SIMフリーのXperiaシリーズを探している方にとって、Xperia 1 IIIは間違いなくおすすめの1台 です。
ドコモ・au・ソフトバンク版を使う場合の注意点
キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で購入したXperia 1 IIIを楽天モバイルで利用する際、**最初に必ず行うべき作業が「SIMロック解除」**です。これは、端末に設定された「特定のキャリアのSIMしか受け付けない制限」を解除する手続きであり、これを行わない限り、楽天モバイルのSIMカードを挿しても通信や通話を行うことができません。
日本で販売された多くのスマートフォンは、購入時点で「キャリア専用SIMロック」がかかっており、たとえばドコモで購入したXperia 1 IIIはドコモのSIMしか使えません。楽天モバイルを含む他社のSIMを利用するには、この制限を解除する必要があります。
各キャリア別 SIMロック解除の手順
ドコモ版 Xperia 1 III
ドコモで購入した端末は、「dアカウント」にログインして「My docomo」からオンラインで無料解除が可能です。
手順は以下の通りです。
- My docomoにアクセスし、ログイン。
- 「契約内容・手続き」→「SIMロック解除」を選択。
- IMEI番号(端末設定画面または箱に記載)を入力。
- 「解除する」をタップして完了。
店頭でも対応可能ですが、**ドコモショップで行う場合は手数料3,300円(税込)**が発生します。
au版 Xperia 1 III
auの場合は「My au」から手続きできます。
- My auにログイン。
- 「ご契約内容の確認・変更」→「SIMロック解除」を選択。
- IMEI番号を入力して解除申請を行う。
完了すると数分で解除が反映され、他社SIMカードの利用が可能になります。
店舗での手続きも可能ですが、こちらも3,300円の事務手数料がかかるため、オンラインで行うのが断然お得です。
ソフトバンク版 Xperia 1 III
ソフトバンクも同様に「My SoftBank」から手続きが可能。
- My SoftBankにログイン。
- 「契約・オプション管理」→「SIMロック解除手続き」へ。
- IMEI番号を入力して実行。
解除完了後、楽天モバイルのSIMを挿すとすぐに通信が利用可能になります。
いずれのキャリアも、SIMロック解除自体は購入日から100日経過後に可能というルールがあります(分割購入の場合)。一括で購入している場合や、既に完済済みであれば即日解除できます。中古で購入した端末でも、前所有者がロックを解除していれば問題ありませんが、未解除の場合はそのキャリア回線でしか操作できないため、購入前に必ず「SIMロック解除済み」の表記を確認しましょう。
SIMロック解除後の動作確認ポイント
SIMロックを解除したら、次は実際に楽天モバイルのSIMカードを挿して動作確認を行いましょう。多くの場合、自動的に楽天回線を認識し、数分で通信が可能になります。もし電波マークが立たない、データ通信ができないといった場合は、手動でAPN設定を行います。
楽天モバイルのAPN設定値
- 名前:Rakuten
- APN:rakuten.jp
- MCC:440
- MNC:11
- 認証タイプ:なし
- APNタイプ:default,supl
これを設定して再起動すると、楽天モバイルの4G/5G通信が使えるようになります。
ただし、VoLTE(音声通話LTE)が有効化されていない場合、通話ができないケースがあります。特にSIMフリー版や海外版のXperia 1 IIIを利用する場合、この点は注意が必要です。設定が有効になっているか確認するには、以下の操作を行いましょう。
- 電話アプリを開く。
- 「*#*#4636#*#*」と入力。
- 「携帯電話情報」メニューから「VoLTE Provisioned」をONにする。
これでVoLTEが有効化され、楽天モバイルのRakuten Linkアプリを通じて国内通話・SMSも問題なく利用できるようになります。
中古Xperia 1 IIIを購入する際の注意点
中古ショップやフリマサイトでXperia 1 IIIを購入する際は、「SIMロック解除済み」かどうかを必ず確認してください。特にキャリア版の場合、解除されていなければ楽天モバイルでは使えません。また、ネットワーク利用制限(△や×)がかかっている端末も避けましょう。支払い滞納などが原因で通信制限がかかると、楽天モバイルのSIMでも通信できなくなる可能性があります。
できれば、「SIMフリー版」または「ロック解除済みの国内モデル」を選ぶのが安心です。これらのモデルであれば、楽天モバイルの主要バンド(Band 3、Band 18/26のプラチナバンド、5Gのn77)をしっかりカバーしており、都市部から郊外まで安定した通信が可能です。
SIMロック解除後に得られるメリット
SIMロックを解除すると、楽天モバイルだけでなく他社SIMや海外SIMも利用できるようになります。たとえば、旅行や出張で海外へ行く際に現地SIMカードを使うことも可能。楽天モバイルは国際ローミングにも対応していますが、現地SIMと併用することでコストを抑える運用もできます。
また、将来的に他の格安SIM(ahamo、povo、LINEMOなど)へ乗り換えたい場合も、解除済みなら自由に切り替えが可能です。つまり、SIMロック解除は単なる楽天モバイル利用の準備ではなく、スマートフォンを長く柔軟に使うための第一歩とも言えます。
このように、キャリアで購入したXperia 1 IIIを楽天モバイルで使うには、SIMロック解除は絶対条件です。オンラインで数分あれば完了する作業なので、乗り換え前に必ず実施しておきましょう。
正しく解除し、VoLTE設定・APN設定を整えれば、Xperia 1 IIIの高性能をそのままに、楽天モバイルの「無制限・低コスト・ポイント還元」という魅力を最大限に活かすことができます。

5G通信・楽天回線バンド対応状況
🔶 4G対応状況
楽天モバイルの4G通信は、**Band 3(1.7GHz帯)**を主力として運用されています。これは楽天モバイルの基幹周波数であり、主に都市部から郊外にかけて広範囲に展開されているバンドです。Xperia 1 III(エクスペリア ワン マークスリー)は、このBand 3に完全対応しているため、楽天回線エリア内では非常に安定した通信品質を確保できます。Web閲覧、SNS、動画ストリーミング、オンラインゲームなど、日常的なモバイル通信を快適に行える性能を十分に発揮できます。
Xperia 1 IIIは、ソニーのフラッグシップモデルとして高感度アンテナ設計が採用されており、電波の受信感度が非常に優れています。そのため、楽天モバイルのBand 3を掴む力が強く、屋外はもちろん、都市部のビル街や商業施設内などでも通信が安定しやすい傾向にあります。楽天モバイルが独自に整備してきた「自社回線エリア」が全国的に拡大している今、Xperia 1 IIIはその恩恵を最大限に受けられる機種のひとつといえるでしょう。
楽天モバイルの4Gバンド構成と対応状況
楽天モバイルは、これまで主に「Band 3(1.7GHz帯)」を軸にネットワークを展開してきましたが、2024年からは**プラチナバンド(Band 18/26)**の提供を順次開始しています。プラチナバンドとは、低い周波数帯域(800〜900MHz帯)を使用する通信バンドのことで、建物の中や地下、山間部などでも電波が届きやすいという特徴があります。
このプラチナバンドの割り当ては、長年大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のみが持っていましたが、総務省の承認により楽天モバイルも新たに利用できるようになりました。これにより、楽天モバイルの通信エリアは一気に拡大し、特に屋内や郊外での電波改善が急速に進んでいます。
Xperia 1 IIIはこのBand 18/26にも対応しているため、プラチナバンド対応エリアが広がるほど通信品質がさらに向上します。これまで「屋内で電波が弱い」「地方に行くとパートナー回線(auローミング)になる」といった課題が指摘されていた地域でも、今後は楽天回線の電波を直接掴めるようになり、より安定した4G通信が可能になります。
5G通信にも対応し、将来的な高速化にも強い
Xperia 1 IIIは、4Gだけでなく5G通信にも対応しています。楽天モバイルが展開している主力5Gバンドは**n77(3.7GHz帯)で、こちらもXperia 1 IIIがしっかり対応。さらに一部のモデルではn78(3.5GHz帯)やn257(28GHz帯のミリ波)**にも対応しており、エリアによっては高速かつ低遅延の通信を体感できます。
楽天モバイルは5Gの基地局整備を積極的に進めており、主要都市だけでなく地方中核都市にもエリアが広がりつつあります。Xperia 1 IIIの高性能アンテナと組み合わせることで、動画配信・オンラインゲーム・クラウドストレージ同期など、データ容量を多く消費する用途にも強い通信環境を実現できます。
パートナー回線(auローミング)との関係
楽天モバイルは、通信エリアの補完のために一部地域でau回線を利用する「パートナー回線エリア」を提供しています。このエリアでは月間5GBまで高速通信が可能で、超過後も最大1Mbpsで通信を継続できます。Xperia 1 IIIはauの周波数帯(Band 18/26)にも対応しているため、このローミング通信も問題なく利用できます。
ただし、2024年以降は楽天モバイルの自社エリア拡大が進み、パートナー回線の依存度はどんどん低下しています。今後は全国的に「楽天回線エリア」への切り替えが進むため、より快適で安定した通信が期待できるでしょう。
屋内・郊外での実際の通信安定性
Band 3(1.7GHz帯)は高速通信に適していますが、建物内では電波が減衰しやすいという特性があります。しかし、Xperia 1 IIIはアンテナ構造の最適化により、同条件の他機種よりも受信性能が高いのが特徴です。たとえば、楽天モバイル回線を使ってオフィスや商業施設内で通信した際にも、比較的安定してネット接続が維持できるケースが多く報告されています。
また、2024年以降に提供が始まったプラチナバンド(Band 18/26)が全国的に広がることで、こうした屋内通信の弱点は大きく改善される見込みです。特にマンション・鉄筋コンクリート住宅・地下鉄構内などでの電波改善効果が期待され、「楽天モバイル=電波が弱い」という過去のイメージは今後大きく変わるといえるでしょう。
Xperia 1 IIIで楽天モバイルを最大限に活用するポイント
- 最新のソフトウェアアップデートを適用する
楽天モバイル回線との互換性やAPN設定の最適化は、ファームウェア更新で改善されることがあります。設定メニューの「システムアップデート」から最新状態を維持しましょう。 - 「自動ネットワーク選択」をONにする
エリアによって楽天回線/パートナー回線の切り替えが発生する場合があります。自動選択を有効にしておくことで、常に最適な回線を掴むことができます。 - 楽天回線エリアマップを定期的に確認する
楽天モバイル公式サイトでは、最新のエリア拡大状況がマップで確認可能です。旅行や引っ越しの際には、自分の地域が楽天回線エリア内かチェックしておくと安心です。
🔶 5G対応状況
Xperia 1 III(エクスペリア ワン マークスリー)は、ソニーのフラッグシップモデルとして発売当初から「次世代通信を見据えた高性能端末」として高く評価されています。その中でも注目すべきは、5G通信への幅広い対応です。本機は5Gで利用される主要バンドである n77 / n78 / n257 に対応しており、楽天モバイルを含む国内主要キャリアの5Gネットワークにしっかり適合します。特に楽天モバイルが展開する主力の5G周波数帯 n77(3.7GHz帯) に完全対応しているため、都市部や主要駅周辺では安定した高速通信を体感できます。
n77対応で楽天モバイルの5Gエリアをフル活用
楽天モバイルの5Gは、主に**n77(3.7GHz帯)**を用いて全国的に整備が進められています。この帯域は「Sub6(サブシックス)」と呼ばれる中周波数帯で、従来の4Gよりも高速かつ広範囲に電波を届けることが可能です。理論上は下り最大2.1Gbpsの通信速度を実現できるスペックを持ち、動画視聴・オンラインゲーム・大容量データのアップロード・クラウドバックアップといった用途でも快適に動作します。
Xperia 1 IIIはこのn77をしっかりサポートしているため、楽天モバイルの5Gエリア内であれば、4Gよりも一段上のスピードとレスポンスを実感できます。特に東京・大阪・名古屋・札幌・福岡といった大都市圏では、駅周辺や繁華街、大学キャンパス、商業施設などに基地局が設置されており、楽天モバイルのn77回線を掴みやすい環境が整っています。
n78にも対応し、他キャリアとの切り替えにも柔軟
Xperia 1 IIIは、楽天モバイルのn77に加えて、ドコモやKDDIなどが使用している n78(3.5GHz帯) にも対応しています。これにより、楽天モバイルだけでなく他社の5G回線でも柔軟に通信が可能です。たとえばサブ回線としてpovoやahamoを併用する場合でも、機種変更の必要がなく同じ端末で運用できるというメリットがあります。
特に楽天モバイルのSIMをeSIMとして利用し、他社の物理SIMを併用する「デュアルSIM運用」では、都市部では楽天のn77を、地方では他社のn78エリアを使い分けることもできます。これはXperia 1 IIIが持つバンド対応の幅広さゆえに実現できる柔軟な通信スタイルであり、仕事や旅行などで移動が多いユーザーにも適しています。
n257(ミリ波)は理論上最速だが、エリアはまだ限定的
一方で、Xperia 1 IIIが対応している n257(28GHz帯)、いわゆる「ミリ波(mmWave)」については、現状の楽天モバイルでは利用できるエリアがごく限られています。ミリ波は超高周波数帯域を使用することで、理論上は下り最大4Gbps以上の超高速通信を実現できますが、電波の直進性が強く、建物の壁や窓に遮られると届きにくいという弱点があります。
そのため、現時点ではミリ波対応エリアは主に東京・大阪・名古屋などの中心部や一部スタジアム、商業施設の周辺などに限られています。実際にXperia 1 IIIを楽天モバイルで使う場合、現実的にはn77中心の5G運用が主流となります。ただし、楽天モバイルは将来的にミリ波のエリア展開も計画しており、Xperia 1 IIIのようにn257に対応している端末を使っていれば、今後の拡張に備えた「未来対応型の投資」とも言えるでしょう。
5G通信の実効速度と使用感
実際の楽天モバイル5G回線での速度測定では、都内主要エリアで下り200〜400Mbps前後、上り50〜100Mbps程度の通信速度が確認されています。これは4G LTE(平均下り50〜100Mbps程度)と比べて約3〜4倍の速度です。YouTubeでの4K動画再生やNetflixの高画質ストリーミング、クラウドゲーミング(GeForce NOWなど)でも、遅延やバッファリングを感じにくい快適な使用感を得られます。
また、5G通信は単なる「速度の向上」だけでなく、遅延(レイテンシ)の低下によって操作レスポンスが向上する点も大きなメリットです。特にオンライン対戦ゲームやリモート会議、動画編集データのクラウド保存など、即時性が求められる用途では4Gとの差がはっきり体感できます。
4Gから5Gへのシームレスな切り替え
楽天モバイルでは、5G非対応エリアに移動した際には自動的に4G(Band 3)へ切り替わる仕組みが採用されています。Xperia 1 IIIはこの切り替え動作がスムーズで、通信断が発生しにくいのが特長です。たとえば5Gエリアから郊外に移動した場合でも、数秒で4Gに移行し、通信が途切れることはほとんどありません。これはQualcomm Snapdragon 888チップセットの高いモデム性能によるもので、Xperia 1 IIIが依然として快適なネットワーク体験を維持できる理由のひとつです。
5Gを活かすための設定ポイント
- 5G優先モードをONにする
設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → 優先ネットワークタイプ → 「5G/4G/3G自動」に設定。
これで5Gエリアに入ると自動的に高速通信が利用できます。 - 最新のソフトウェアアップデートを適用
楽天モバイルのエリア最適化やバンド対応改善は、アップデートで反映される場合があります。定期的に更新しましょう。 - Rakuten Linkを併用して通話も快適に
5G環境でもRakuten Linkを利用すれば、通話品質がより安定します。Wi-Fiや4Gとの切り替えもシームレスに行われるため、外出先での通話もスムーズです。
今後の5Gエリア拡大とXperia 1 IIIの将来性
楽天モバイルは今後もn77の基地局を増設し、全国主要都市から中小都市、郊外エリアへと順次拡大予定です。特に2025年以降はプラチナバンド(Band 18/26)との組み合わせにより、**「広く・速く・安定した通信網」**が整う見込みです。これにより、Xperia 1 IIIユーザーは今後さらに快適な5G通信を享受できるようになるでしょう。
Xperia 1 IIIは発売から数年経過した今でも、Snapdragon 888の高い処理性能と優れたアンテナ設計を備えており、楽天モバイルの5G環境を最大限活かせる数少ないモデルのひとつです。
🔶 実用面のまとめ
ソニーのフラッグシップモデル「Xperia 1 III(エクスペリア ワン マークスリー)」は、発売から数年が経過した現在でも、最新キャリアの通信技術にしっかり対応できる実力を持っています。とくに注目されているのが、楽天モバイルの5G通信との相性の良さです。楽天モバイルは主に**n77(3.7GHz帯)**を利用して5Gサービスを全国展開しており、Xperia 1 IIIはこのバンドに完全対応。都市部や主要駅周辺などでは、高速かつ安定した5G通信をしっかり体感できます。
Xperia 1 IIIが対応する5Gバンド
Xperia 1 IIIは、5G通信で使用される主要な3つの周波数帯 n77 / n78 / n257 をすべてサポートしています。これは国内外の通信環境に幅広く対応できる仕様であり、日本国内では楽天モバイル、ドコモ、KDDI、ソフトバンクのいずれの5Gネットワークでも通信が可能です。
- n77(3.7GHz帯):楽天モバイル・au・ソフトバンクが主に使用
- n78(3.5GHz帯):ドコモ・auが使用
- n257(28GHz帯/ミリ波):各社が限定エリアで展開
このうち、楽天モバイルが主力としているのはn77。Xperia 1 IIIはこのバンドに完全対応しているため、楽天の自社回線エリアでは非常にスムーズな接続と高速通信が可能です。
n77中心の5G展開で都市部はすでに快適
楽天モバイルの5Gネットワークは、全国の主要都市を中心に急速に整備が進んでいます。2025年現在、東京都心部・大阪市・名古屋市・福岡市・札幌市といった主要エリアでは、駅周辺や商業施設を中心に5G電波が安定しており、Xperia 1 IIIを利用すれば下り平均200〜400Mbps前後の通信速度を実測で体感できます。
たとえばYouTubeやNetflixの4K動画視聴、ZoomやTeamsなどのオンライン会議、クラウドゲーム(GeForce NOWなど)といった通信負荷の高いアプリケーションも、遅延をほとんど感じることなく利用可能です。Snapdragon 888チップセットの強力な通信モデム性能も相まって、Xperia 1 IIIは楽天モバイルの5Gの潜在能力を最大限引き出せる端末といえます。
n78や他社バンドにも対応、デュアルSIMにも強い
Xperia 1 IIIはn78にも対応しているため、他社の5Gバンドとの親和性も高く、今後のキャリア変更やサブ回線利用にも柔軟に対応可能です。たとえば楽天モバイルのeSIMを主回線に設定し、povoやahamoなどの物理SIMをサブ回線として併用する「デュアルSIM運用」をすれば、通信の切り替えをスムーズに行えます。楽天モバイルのn77をメインに使いつつ、他社の5Gエリアでn78を利用するといった運用も可能です。
ミリ波(n257)は今後の展開に期待
一方、n257(28GHz帯)、いわゆる「ミリ波」については、楽天モバイルの対応エリアがまだ非常に限定的です。ミリ波は理論上4Gbps以上の超高速通信が可能ですが、電波の直進性が高く、障害物に弱いという特性があります。そのため、現時点では一部の駅前や大型商業施設、イベント会場、スタジアム周辺などに限られています。
Xperia 1 IIIはこのミリ波にも対応しているため、将来的に楽天モバイルがミリ波エリアを拡大した際には、そのまま恩恵を受けることができます。つまり、現状はn77中心の5G運用で十分ですが、将来的な高速化にも備えられる機種ということです。
4Gから5Gへの自動切り替えもスムーズ
楽天モバイルでは、5Gエリア外に移動した際には自動的に4G(Band 3)へ切り替わります。Xperia 1 IIIはこの切り替え動作が非常にスムーズで、通信が途切れることはほとんどありません。Snapdragon 888に搭載されたQualcomm X60モデムが、電波状況をリアルタイムに解析して最適なネットワークを選択するためです。
4G/5Gの切り替えによるバッテリー消費も最適化されており、長時間利用でも発熱や電力消費を抑えられます。これはゲームプレイや長時間動画視聴を行うユーザーにとっても大きなメリットです。
5G通信を最大限活かすための設定ポイント
- 「5G優先モード」をONにする
設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → 優先ネットワークタイプを「5G/4G/3G自動」に設定。 - 最新ソフトウェアアップデートを適用
Xperiaシリーズでは、バンド最適化や通信安定性がアップデートで改善されることがあります。設定 → システム → 詳細 → システムアップデート で最新状態を維持しましょう。 - 楽天モバイルのエリアマップを定期確認
公式サイトの「サービスエリアマップ」で、最新の5G対応地域を確認可能です。特に地方都市では順次n77のエリア拡大が行われています。
まとめ:Xperia 1 IIIは楽天モバイル5Gの実力を最大限に引き出せる端末
Xperia 1 IIIは、楽天モバイルが主力として展開している n77(3.7GHz帯) に完全対応しており、都市部では安定かつ高速な5G通信を体験できます。さらにn78やn257(ミリ波)にも対応しているため、将来的な通信拡大にも備えられるのが大きな魅力です。
現時点ではn77中心の5G運用が現実的ですが、今後のエリア拡大とプラチナバンド(Band 18/26)導入によって、楽天モバイルの通信品質はさらに向上していくでしょう。Xperia 1 IIIはその進化を長期的に楽しめる、まさに「楽天モバイル5Gに最適なハイエンド端末」と言えます。
楽天モバイルでXperia 1 IIIを使うための設定方法
SIMロック解除の手順と注意点
キャリア版(ドコモ・au・ソフトバンクなど)で購入したXperiaを楽天モバイルで使いたい場合、最初に必ず行うべき重要なステップが「SIMロック解除」です。SIMロックとは、購入したキャリア以外の通信会社のSIMカードを使えないよう制限をかける仕組みのことで、このロックが残っていると、楽天モバイルのSIMカードを挿しても通信や通話ができません。
特にXperiaシリーズはドコモ・au・ソフトバンクで広く販売されており、端末自体は高性能でも、SIMロックが解除されていない限り楽天モバイルでは利用不可能です。そのため、乗り換えを検討している方は、まずSIMロック解除の有無を確認することが非常に大切です。
SIMロック解除は、各キャリアのオンライン手続きページ(ドコモなら「My docomo」、auなら「My au」、ソフトバンクなら「My SoftBank」)から簡単に行えます。ほとんどの場合、オンラインであれば無料で解除でき、手続き完了後に端末を再起動すれば、楽天モバイルのSIMを挿すだけで利用可能になります。
もし店頭で手続きを行う場合は、手数料として3,300円程度が発生するケースもあるため、コストを抑えたい方はオンラインでの手続きがおすすめです。
SIMロック解除後は、楽天モバイルのSIMカードまたはeSIMを挿入し、設定画面からAPN(アクセスポイント)を確認するだけで簡単に開通できます。特に楽天モバイルの**「Rakuten最強プラン」**はデータ無制限で通話料無料のため、Xperiaの高性能カメラや大画面ディスプレイをフルに活かせる環境を構築できます。
これから楽天モバイルへの乗り換えを検討している方は、まずこのSIMロック解除を第一歩として進めましょう。
各キャリアごとのSIMロック解除方法
- ドコモの場合
ドコモユーザーは「dアカウント」にログインし、オンラインの「My docomo」から無料で解除が可能です。端末購入から100日以上経過していれば、SIMロック解除の条件を満たしています。My docomoの「契約内容・手続き」メニューから「SIMロック解除」を選び、IMEI番号を入力するだけで完了します。 - auの場合
auでは「My au」にアクセスし、ログイン後に「SIMロック解除の手続き」ページから簡単に申請できます。こちらもオンラインなら手数料は無料で、完了後に端末を再起動することで楽天モバイルのSIMが使えるようになります。 - ソフトバンクの場合
ソフトバンクユーザーは「My SoftBank」から手続き可能です。My SoftBankにログインし、「契約・オプション管理」→「SIMロック解除手続き」を選択。IMEI番号を入力して解除すれば、すぐに他社のSIMカードが利用できるようになります。
店舗での手続きも可能だが注意点あり
オンラインでのSIMロック解除が難しい場合は、ドコモ・au・ソフトバンクなどの各キャリアショップでも手続き可能です。店舗で依頼する際は、ショップスタッフが手続きの流れをサポートしてくれるため、スマートフォン操作に不慣れな方でも安心して進められます。ただし、店舗でのSIMロック解除には手数料として3,300円(税込)が発生するケースが一般的です。
一方、各キャリアの会員ページ(「My docomo」「My au」「My SoftBank」など)を利用したオンライン手続きであれば無料で解除できるため、コストを抑えたい方にはオンライン申請が断然おすすめです。
店舗で手続きを行う場合は、本人確認書類の提示が必須です。運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどの公的身分証を事前に準備しておきましょう。なお、契約者本人が来店できない場合、代理人による手続きは原則としてできません(例外的に委任状を用意すれば可の場合もあります)。この点も事前に確認しておくとスムーズです。
また、ショップでのSIMロック解除は混雑する時間帯を避けて来店するのがポイントです。平日午前中や夕方以降は比較的空いており、待ち時間を短縮できます。解除完了後は、その場で動作確認を行い、楽天モバイルのSIMカードを挿入して問題なく通信できるかチェックしてもらうと安心です。
特にXperiaシリーズを楽天モバイルで利用する場合、キャリアによって対応バンドや設定手順が若干異なるため、ショップで確認しておくとトラブルを防げます。
店舗でのSIMロック解除は費用がかかるものの、サポートを受けながら確実に完了させられるのがメリットです。オンライン操作に不安がある方や、設定に自信がない方は、キャリアショップでの対応も検討してみましょう。
解除後の設定と楽天モバイル利用開始手順
SIMロック解除が完了したら、端末を再起動してから楽天モバイルのSIMカードを挿入します。多くのXperiaシリーズは自動でAPN(アクセスポイント名)が設定されるため、特別な操作をしなくてもすぐに通信が可能になります。もし通信がつながらない場合は、設定画面から手動で以下のAPNを入力しましょう。
- 名前:Rakuten
- APN:rakuten.jp
- MCC:440
- MNC:11
設定が完了したら再度再起動し、モバイルデータ通信をONにすれば準備は完了です。楽天モバイルの高速通信やRakuten Linkによる無料通話をすぐに利用できます。
まとめ
キャリア版Xperiaを楽天モバイルで使うには、SIMロック解除が絶対条件です。オンラインなら無料・数分で完了するため、店舗に行くよりも手軽でスピーディー。解除後は楽天モバイルのSIMを挿すだけで簡単に開通できます。乗り換えを検討している方は、まずSIMロック解除のステップから始めて、楽天モバイルの快適な通信環境を体験してみましょう。
APN設定の方法
楽天モバイルのSIMカードをXperia 1 IIIに挿入すると、多くのケースでは自動的にAPN(アクセスポイント名)が設定され、すぐに通信を開始できます。しかし、端末や購入元によっては自動設定がうまく適用されないことがあり、その場合は「手動でAPN設定」を行う必要があります。特に、SIMフリー版ではスムーズに認識される一方、キャリア版(ドコモ・au・ソフトバンクなど)をSIMロック解除して利用している場合、初期設定が自動で反映されないケースが見られます。
手動で設定する際は、以下の手順に従って正しく登録しましょう。
- ホーム画面から「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名(APN)」を選択
- 右上の「+」ボタンまたは「新しいAPNを追加」をタップ
- 以下の内容を入力します。
名前:Rakuten
APN:rakuten.jp
ユーザー名/パスワード:空欄(入力不要)
認証タイプ:PAPまたはCHAP
入力後、「保存」を選択し、作成した「Rakuten」APNを選択状態にします。これで楽天モバイルのデータ通信が有効になります。
もし通信が安定しない、またはインターネットに接続できない場合は、以下の対処法を試してください。
・一度「機内モード」をONにしてからOFFに戻す
・スマートフォンを再起動する
・モバイルデータ通信を一旦OFF→ONに切り替える
これらの操作によって、電波の再取得や設定の反映が促進され、接続が改善されることがあります。
また、APN設定後も通信がうまくいかない場合は、楽天モバイルの対応バンド(Band 3やn77)をサポートしているかを確認することも重要です。特にキャリア版Xperia 1 IIIを利用している場合、機種によってはバンド制限がかかっていることもあるため、設定が正しくても電波を掴みにくいケースがあります。
楽天モバイルのSIMを快適に利用するためには、このAPN設定が非常に重要なポイントです。設定完了後は「Rakuten Link」アプリをインストールし、楽天IDでログインすれば、国内通話やSMSを無料で利用できるようになります。通信・通話ともに快適な楽天モバイルライフを実現するため、初期設定の段階でしっかり確認しておきましょう。
eSIMは使える?物理SIMとの違い
楽天モバイルでは、近年多くのスマートフォンが「eSIM」に対応しており、オンライン手続きだけで即日開通が可能です。しかし、Xperia 1 IIIは残念ながらeSIMに対応していません。そのため、楽天モバイルで利用する場合は、必ず「物理SIMカード」を選択する必要があります。
eSIMとは、スマートフォン内部に組み込まれた電子SIMを利用する仕組みで、SIMカードの差し替えが不要という手軽さが特徴です。楽天モバイルでも人気のあるPixelシリーズやiPhoneの一部モデルでは、申込完了後すぐに開通できるため、最短10分ほどで利用を開始できます。しかし、Xperia 1 IIIの場合は物理SIMのみ対応しているため、開通までに少し時間がかかる点に注意が必要です。
楽天モバイルの物理SIMカードを選んだ場合、通常2〜3日ほどで自宅に届きます。届いたSIMカードを端末に挿入し、APN設定を完了すれば通信が可能になります。SIMの挿入方法はシンプルで、Xperia 1 III本体側面にあるSIMスロットをピンで開き、楽天モバイルのSIMカードをセットするだけです。その後、端末を再起動すると自動的に楽天回線が認識されます。もし自動設定されない場合は、手動でAPNを入力することで解決できます。
また、eSIM非対応だからといって大きなデメリットばかりではありません。物理SIMの場合、他の端末に差し替えて使う自由度が高いのが利点です。たとえば、旅行時やサブ端末を使いたいときにも、SIMカードを入れ替えるだけで簡単に通信環境を移行できます。デュアルSIM対応モデルであれば、他キャリアのSIMカードと併用し、用途に応じて使い分けることも可能です。
なお、楽天モバイルの契約時には、「eSIM」と「SIMカード(配送)」の2種類から選択する画面が表示されます。ここで誤ってeSIMを選んでしまうと、Xperia 1 IIIでは開通できません。必ず「SIMカード(配送)」を選択してください。もし誤ってeSIMを選択した場合でも、マイページからSIMタイプの変更手続きが可能です。その際は、再発行手数料が発生する場合があるため、最初の申込時点で間違えないよう注意しましょう。
楽天モバイルは、Xperia 1 IIIのような高性能スマートフォンでも安定して利用できる回線環境を提供しています。eSIM非対応という制限はありますが、物理SIMであっても設定は非常に簡単です。配送到着後すぐに設定を済ませれば、スムーズに楽天モバイルの高速通信を楽しむことができます。
Xperia 1 III × 楽天モバイルでお得に使う料金プラン
Rakuten最強プランの特徴
楽天モバイルの最新料金プラン「Rakuten最強プラン」は、使ったデータ量に応じて月額料金が自動的に変動するシンプルかつお得な仕組みが特徴です。利用者は自分でプランを選ぶ必要がなく、0〜3GBまでなら月額1,078円(税込)、3〜20GBまでは2,178円(税込)、20GBを超えると3,278円(税込)でデータ無制限となります。つまり、どれだけ使っても上限は3,278円で固定されるため、スマホを頻繁に使うヘビーユーザーでも安心して利用できます。
特に動画視聴やSNS、オンラインゲームなど大容量通信を日常的に行うXperia 1 IIIユーザーには最適なプランです。Xperia 1 IIIは高解像度ディスプレイや高性能カメラを搭載しており、4K動画撮影やクラウドへの自動バックアップなど、通信量が多くなりやすい使い方をするユーザーが多い傾向にあります。その点、Rakuten最強プランなら通信量を気にせず、思う存分その高性能を活かせるのが魅力です。
さらに、楽天モバイルの自社回線エリア内であれば完全無制限で高速通信が可能。通勤中のストリーミング視聴やオンライン会議、SNS投稿など、どのシーンでもストレスなく使えます。パートナー回線(auローミング)エリアでは月5GBまで高速通信が利用可能で、超過後も最大1Mbpsで使い続けられるため、標準画質の動画や音楽ストリーミングであれば十分実用的です。
また、Rakuten最強プランには追加料金なしでテザリング機能が含まれているため、Xperia 1 IIIをモバイルルーター代わりに使ってノートPCやタブレットをネット接続することも可能です。これにより、出張先や旅行先でも安定したインターネット環境を確保できます。
料金の安さ・通信の自由度・使い勝手のバランスを考慮すると、Rakuten最強プランはまさにXperia 1 IIIと最も相性の良いキャリアプランと言えるでしょう。
データ使い放題の魅力
Xperia 1 IIIは、ソニーが誇るフラッグシップモデルとして圧倒的な映像体験を実現するスマートフォンです。4K対応の有機ELディスプレイを搭載し、細部までくっきりと描写する超高精細画質が特徴です。映画やYouTube、Netflixなどの動画を視聴する際も、まるで映画館のような臨場感を味わうことができます。さらに、120Hzリフレッシュレートによる滑らかな動き表示で、アクションゲームやFPSタイトルでも一切の遅延を感じさせません。まさに、エンタメ性能に特化した一台といえるでしょう。
そんなXperia 1 IIIの高性能を最大限に引き出すのが、**楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」**です。このプランは、20GBを超えても月額3,278円でデータ通信が無制限に使えるため、動画視聴やオンラインゲームなどの大容量通信も思う存分楽しめます。特に自社回線エリア内では速度制限が一切なく、5G通信にも対応しているため、4Kストリーミングやクラウドゲームもストレスフリー。Xperia 1 IIIの美しいディスプレイを活かしたエンタメ体験を、通信量を気にせず満喫できます。
また、テザリングも追加料金なしで利用できるため、ノートPCやタブレットをXperia 1 III経由でインターネットに接続することも可能です。外出先での動画編集やリモートワークも快適にこなせるのは大きな魅力。さらに、Rakuten Linkアプリを活用すれば国内通話も無料になり、コストパフォーマンスの高さは他社を圧倒します。
楽天モバイルとXperia 1 IIIの組み合わせは、通信品質・コスパ・エンタメ性能のすべてを兼ね備えた理想的な環境です。データ容量を気にせず、高画質動画やオンラインゲームを思う存分楽しみたい方には、まさに最強の組み合わせといえるでしょう。
楽天ポイントとの相性と節約術
楽天モバイルの料金支払いは、楽天カードや楽天ポイントに完全対応しています。毎月の通信費を楽天カードで支払うことで、支払い金額に応じて楽天ポイントが自動的に貯まる仕組みになっており、使えば使うほどポイントが還元されるのが魅力です。たとえば、月額3,278円の「Rakuten最強プラン」を楽天カードで支払えば、通常ポイントに加えてキャンペーンやSPU(スーパーポイントアッププログラム)特典で還元率がアップし、毎月安定してポイントを獲得できます。
さらに、楽天モバイルと他の楽天サービスを組み合わせることで、楽天経済圏の恩恵を最大限に活かすことが可能です。特に楽天市場や楽天トラベル、楽天銀行、楽天証券などと連携させることで、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率が上昇し、楽天市場での買い物時に付与されるポイントが大幅に増加します。たとえば、楽天モバイルを契約しているだけでSPU+1倍、楽天カードで支払えばさらに+2倍と、日常の支払いがそのままお得に直結します。
また、楽天ポイントは通信費の支払いにも使えるため、貯まったポイントで翌月のスマホ料金を実質無料にすることも可能です。特に楽天市場での買い物や楽天トラベルの予約など、生活のあらゆるシーンでポイントが貯まるため、毎月の支払い負担を大きく軽減できます。まさに「使えば使うほど得をする」仕組みが整っており、楽天モバイル利用者にとっては節約効果が抜群です。
このように、楽天モバイルは単なる通信キャリアではなく、楽天カード・楽天ポイント・SPUを組み合わせることで生活全体のコストパフォーマンスを高められるスマートな選択肢です。通信費を節約しながら、ポイントを資産のように貯めたい方には、楽天モバイルの支払い方法は非常に相性の良い仕組みと言えるでしょう。
Xperia 1 IIIユーザーが活用すべき楽天モバイルのキャンペーン
端末持ち込みで使えるキャンペーン
楽天モバイルでは、端末を購入せず「SIMのみ契約」でもお得なポイント還元キャンペーンが実施中です。すでにお気に入りのスマートフォン、たとえばXperia 1 IIIを持ち込みで利用したい方にも非常にメリットがあります。楽天モバイルの公式サイトや楽天市場の特設ページからSIMのみ契約を申し込むと、初回契約特典として数千〜最大2万ポイント以上の楽天ポイントが付与されることもあり、乗り換え費用を大幅に抑えることができます。
特に、他社からのMNP(番号そのまま乗り換え)で楽天モバイルに移行する場合は還元額がアップする傾向があり、条件を満たせば高額ポイントを獲得可能です。これらのキャンペーンは時期によって内容が変わりますが、楽天カードや楽天銀行を併用して支払い設定を行うと、さらにボーナスポイントが追加されるケースもあります。
つまり、端末を購入しなくてもSIM契約だけでお得に始められるのが楽天モバイルの大きな魅力です。
また、Xperia 1 IIIのようにSIMフリー端末やキャリア版をSIMロック解除済みで持っている場合、SIMのみ契約は最もコスパの高い選択肢となります。楽天モバイルのSIMカードを挿入し、簡単なAPN設定を行うだけで、すぐに高速通信やRakuten Linkの無料通話が利用可能になります。
さらに、楽天モバイルではeSIMにも対応しているため、物理SIMを差し替えずに即日開通できるのも便利なポイント。端末をそのまま活用しながら、新しい通信環境をスムーズに導入できます。
SIMのみ契約は「乗り換え時の初期費用を抑えたい」「端末を変えずに通信費を節約したい」という方に特におすすめです。
楽天モバイルの豊富なポイント還元キャンペーンとXperia 1 IIIの高性能を組み合わせれば、コスパと利便性を両立した理想のスマホ運用が実現します。
乗り換えでポイント還元を受ける方法
他社から楽天モバイルへMNP(携帯電話番号ポータビリティ)で乗り換える場合、お得なポイント還元キャンペーンが頻繁に実施されています。楽天モバイルは契約時の初期費用が無料であるうえに、乗り換え特典として数千〜最大20,000ポイント以上がもらえるキャンペーンが定期的に開催されており、コストを抑えながらスムーズに移行できるのが魅力です。特にRakuten最強プランでは月額3,278円でデータ無制限・通話無料と、通信コストの安さも際立っています。
注目すべきは、端末を購入しなくてもポイント還元が受けられる点です。SIMフリーのXperia 1 IIIをすでに持っているユーザーであっても、楽天モバイルの「SIMのみ契約」または「eSIM契約」でMNPを行えば、条件を満たすことで数千ポイント〜1万ポイント以上の還元を受けられることがあります。これにより、端末を買い替えずに通信費を節約しつつ、楽天ポイントも貯められるというダブルメリットが得られます。
また、楽天モバイルではキャンペーン内容が定期的に更新されるため、契約前に公式サイトで最新情報を確認することが重要です。期間限定で「初めてのMNP限定特典」「家族紹介プログラム」「楽天カード支払い特典」などが追加されることもあり、条件を組み合わせることでさらに多くのポイントを獲得できるチャンスがあります。
特に楽天カードで料金を支払えば、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率も上がり、通信費の支払いだけで効率的にポイントが貯まる仕組みです。
SIMフリーのXperia 1 IIIユーザーにとって、楽天モバイルのMNPキャンペーンは非常に魅力的な選択肢です。端末の性能をそのまま活かしつつ、通信環境をより快適でお得なものに変えることができます。乗り換えを検討している方は、ポイント還元のタイミングを見極めて申し込むことで、実質的な初期費用をゼロに抑えることも可能です。
家族利用・紹介キャンペーンの活用術
楽天モバイルでは「紹介コード」を活用したお得なキャンペーンが定期的に実施されています。家族や友人を紹介して楽天モバイルを契約してもらうと、紹介した側と紹介された側の双方に楽天ポイントが付与されるという仕組みです。初回契約時に紹介コードを入力するだけで適用できるため、誰でも簡単にポイント還元を受けることができます。
この「楽天モバイル紹介キャンペーン」は、時期によって付与ポイント数が変動しますが、一般的には紹介者に3,000ポイント前後、契約者に6,000〜7,000ポイント程度がプレゼントされるケースが多く、トータルで1万ポイント近くの特典になることもあります。
特に、家族全員で楽天モバイルを利用する場合や、複数回線を契約する場合はこの紹介制度をうまく活用することで、実質的な初期費用をほぼゼロに抑えることが可能です。たとえば、親が紹介者となり子どもが紹介コードを利用して申し込めば、双方にポイントが入り、通信費の節約につながります。
さらに、Rakuten最強プランでは1人あたり月額3,278円でデータ無制限・通話無料という高コスパ仕様になっているため、家族でまとめて契約するほどお得度が増します。紹介キャンペーンを組み合わせれば、ポイントでスマホアクセサリーを購入したり、翌月の通信費に充当することも可能です。
また、紹介コードは楽天モバイル公式アプリ「my 楽天モバイル」から簡単に取得でき、LINEやメールで共有するだけでOK。オンライン申し込みでも店舗契約でも利用できます。
楽天モバイルの紹介コード制度は、家族・友人と一緒に節約を実現できる賢い仕組みです。まだ楽天モバイルを契約していない方が身近にいるなら、紹介コードを共有してお互いにポイントを獲得しましょう。複数回線を利用予定の方や、楽天経済圏をより効率的に活用したい方にとって、このキャンペーンは見逃せない特典です。
Xperia 1 IIIから楽天モバイルへ乗り換える手順と注意点
MNP予約番号を使った乗り換え方法
他社から楽天モバイルへ**電話番号をそのまま移行(MNP)**する場合は、「MNP予約番号」の取得が必要です。MNPとは「Mobile Number Portability(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)」の略で、今使っている携帯番号を新しい通信事業者へ引き継ぐための制度です。楽天モバイルへの乗り換え時にこの番号を入力することで、電話番号を変えずにそのまま利用できます。
MNP予約番号は、現在契約しているキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・UQモバイル・ワイモバイルなど)から発行できます。発行はオンライン・電話・店舗のいずれでも可能ですが、最もスムーズなのはオンライン手続きです。ドコモなら「My docomo」、auなら「My au」、ソフトバンクなら「My SoftBank」から、わずか数分で取得可能です。
取得後はSMSやメールで番号が通知されるので、必ず控えておきましょう。
このMNP予約番号には発行日から15日間の有効期限があり、楽天モバイルの申し込み時に入力する必要があります。有効期限が切れると再取得が必要になるため、発行からできるだけ早めに申し込み手続きを完了させるのがおすすめです。特に、楽天モバイルでは申し込み後に本人確認・SIM発行などの工程があるため、余裕をもって手続きを進めると安心です。
また、楽天モバイルはオンライン申し込みに完全対応しており、MNP予約番号を入力するだけでそのまま申し込みを完了できます。eSIMを選択すれば、SIMカードの到着を待たずに最短即日で開通することも可能です。
さらに、MNPでの乗り換えキャンペーンを併用すれば、最大20,000ポイント還元などの特典を受け取れることもあります。
楽天モバイルへ番号そのままで移行する際は、
①現在のキャリアでMNP予約番号を取得
②15日以内に楽天モバイルへ申し込み
③SIMまたはeSIMの開通手続き
という流れで行えばOKです。手続き自体は簡単で、店舗に行かずにすべてスマホやパソコンから完結できます。
eKYCで簡単本人確認
楽天モバイルでは、本人確認に「eKYC(電子本人確認)」を採用しており、スマートフォン1台で簡単に手続きが完了します。eKYCとは、オンライン上で本人確認を行う仕組みのことで、従来のように運転免許証やマイナンバーカードのコピーを郵送する必要がありません。スマホのカメラで身分証明書と本人の顔を撮影するだけで、最短数分で認証が完了するため、非常にスピーディです。
このeKYCを利用すれば、楽天モバイルの申し込みから開通までをすべてオンラインで完結できるのが最大の魅力です。郵送による本人確認ではSIMカードの発送・受け取りまで数日かかることがありますが、eKYCを使えば申し込み当日中に開通手続きが完了することも可能です。特にeSIMを選択した場合は、QRコードを読み取るだけで即時開通できるため、店舗に行かずにすぐ利用を開始できます。
本人確認に使用できる書類は、運転免許証・マイナンバーカード・在留カードなどが対応しています。撮影時は文字や顔がはっきり写るよう、明るい場所で撮影するのがポイントです。画像が不鮮明だったり、一部が隠れていると再撮影になる場合があるため注意しましょう。
また、eKYCは楽天モバイルの申し込み画面や「my 楽天モバイル」アプリからそのまま進めることができ、専用アプリを別途ダウンロードする必要もありません。
このように、eKYCを活用することで楽天モバイルの申し込みから利用開始までの時間を大幅に短縮できます。特に「今日中にスマホを使いたい」「店舗に行く時間がない」という方には非常に便利な方法です。
さらに、MNP(番号そのまま乗り換え)ユーザーの場合もeKYCを利用すれば、MNP予約番号の入力と本人確認を同時に済ませることができ、手続き全体をスムーズに進められます。
楽天モバイル×eKYCは、スピードと利便性を両立した最先端の開通手続き方法です。これから新規契約や乗り換えを検討している方は、郵送より圧倒的に早く開通できるこのオンライン本人確認をぜひ活用しましょう。
乗り換え時によくあるトラブルと対処法
楽天モバイルへの乗り換えや新規契約の際に発生しやすいトラブルとして、特に多いのが「SIMロック解除のし忘れ」「APN設定ミス」「MNP予約番号の期限切れ」の3つです。いずれも基本的な確認を怠ったことが原因で起こるケースがほとんどですが、事前に準備をしておけば簡単に防ぐことができます。
まず最も多いのが、SIMロック解除を忘れているケースです。ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアで購入したスマートフォンは、初期状態では他社のSIMカードを利用できない「SIMロック」がかかっています。このロックを解除しないまま楽天モバイルのSIMを挿入しても、「圏外」や「SIMが無効です」と表示され、通信や通話ができません。
各キャリアの会員ページ(My docomo/My au/My SoftBank)からオンラインで無料解除できるため、申し込み前に必ず解除を完了しておくことが大切です。
次に多いのが、APN設定ミスによる通信トラブルです。楽天モバイルのAPN情報は「APN名:rakuten.jp」「APN:rakuten.jp」で、認証タイプは「なし」が基本設定です。自動で設定されない場合は、手動で入力し端末を再起動することで通信が復旧します。
特にSIMフリーのXperiaや海外版端末を利用する場合は、APN設定を誤るとデータ通信ができなくなるため注意が必要です。
3つ目のトラブルが、MNP予約番号の有効期限切れです。MNP予約番号は発行日から15日間有効ですが、楽天モバイルへの申し込み時点で有効期限が7日以上残っていないとエラーになることがあります。発行後はできるだけ早く手続きを進め、期限切れを防ぎましょう。
これらのトラブルは、どれも事前チェックで簡単に回避できる内容です。申し込み前に「SIMロック解除」「APN設定」「MNP予約番号の有効期限」の3項目をチェックリストとしてまとめておけば、スムーズに開通手続きを進められます。
楽天モバイルのオンライン申し込みは非常に便利ですが、細かな準備を怠ると時間をロスすることもあります。トラブルを未然に防ぎ、快適に楽天モバイルをスタートさせるために、事前確認を徹底しましょう。
まとめ
Xperia 1 IIIは楽天モバイルで問題なく利用可能な高性能スマートフォンです。SIMフリー版であれば楽天モバイルのSIMカードを挿すだけで即利用でき、キャリア版(ドコモ・au・ソフトバンクなど)でもSIMロック解除を行えばスムーズに接続できます。Xperia 1 IIIは楽天モバイルの主要周波数帯であるBand 3(1.7GHz帯)や5Gのn77バンドに対応しているため、都市部から郊外まで安定した通信品質を確保できます。通話・データ通信・テザリング・Rakuten Linkもすべて正常に動作するため、日常利用はもちろん、動画視聴やゲームプレイも快適です。
さらに、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は月額最大3,278円(税込)でデータ無制限を実現。3GBまでは1,078円、20GBまでは2,178円と段階制になっているため、利用量に応じて自動的に料金が変動します。これにより、外出先での4K動画視聴やクラウドバックアップ、オンラインゲームなど、大容量通信を行うXperia 1 IIIユーザーでも安心して利用可能です。
また、楽天モバイルは追加料金なしでテザリングに対応しているため、Xperia 1 IIIをモバイルルーターとして活用し、ノートPCやタブレットを接続することもできます。
加えて、楽天ポイント還元やキャンペーン特典を活用することで通信費の実質負担を大幅に削減できます。新規契約・MNP乗り換え・SIMのみ契約など、契約形態に応じたポイント還元キャンペーンが頻繁に実施されており、最大で20,000ポイント以上が付与されることもあります。さらに、楽天カードで料金を支払えばSPU(スーパーポイントアッププログラム)が適用され、楽天市場での買い物ポイント倍率も上昇。通信費の節約だけでなく、生活全体の「お得度」も格段にアップします。
総合的に見ても、Xperia 1 IIIと楽天モバイルの相性は非常に優れており、性能・料金・利便性のバランスが抜群です。高性能スマートフォンをフル活用したい方や、コストを抑えつつ快適な通信環境を求める方にとって、楽天モバイルは間違いなく最良の選択肢のひとつです。
これからもXperia 1 IIIを長く使い続けたい方は、ぜひ楽天モバイルのRakuten最強プランを検討してみてください。




