スマートフォン市場がハイエンド一色となりつつある中、いま密かに人気を集めているカテゴリーが「レトロスマホ」「物理キー搭載スマホ」という独自路線を歩むプロダクトです。その中でも、P-UP（ピーアップ）が展開する Mode1 RETRO II（モードワン レトロ ツー） は、ガラケー時代のデザインを思い起こさせるスタイルと、現代のスマートフォンとしての使いやすさを絶妙に融合させた希少な存在として高く評価されています。
Mode1 RETRO IIは折りたたみガラケー風のフォルムでありながら、Android搭載、LINEなどの主要アプリも利用できる実用性を備えています。「スマホは苦手」「物理キーが好き」「操作しやすい携帯が良い」というユーザー層にとって非常に魅力的な端末です。また特徴的な二画面構造、物理テンキー、持ちやすい形状は、スマホ慣れしていないシニア世代だけでなく、ガジェット好きにも支持されるポイントとなっています。
そんなMode1 RETRO IIを検討するとき、多くの人が気になるのが 『楽天モバイルで使えるのか？』 という点です。楽天モバイルは月額1,078円〜3,278円で使える「Rakuten最強プラン」や、Rakuten Linkによる国内通話無料、高額ポイント還元キャンペーンなど、圧倒的なコスパを誇るキャリアです。Mode1 RETRO IIのように“コスパ良く、長く安心して使いたい端末”とは非常に相性が良い組み合わせです。
しかし、楽天モバイルは他キャリアと周波数構成が異なり、対応バンドが限られているため、「Mode1 RETRO IIが楽天で使える？ 速度は？ 電波は入る？ APN設定は？ 通話は安定？」といった不安を持つユーザーは非常に多いのが現状です。
そこで本記事では、『Mode1 RETRO II × 楽天モバイル』 の対応状況を徹底検証し、対応バンド／通信速度／設定手順／通話品質／注意点／おすすめの使い方／キャンペーン活用法まで、検索ユーザーが知りたい情報をすべて網羅して解説します。
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それでは、Mode1 RETRO IIが楽天モバイルでどれほど快適に使えるのか。その答えを1つずつ深掘りしていきます。
Mode1 RETRO IIは楽天モバイルで使えるのか？対応状況を徹底検証
対応バンドから見る楽天モバイルとの相性
Mode1 RETRO IIは日本市場向けに作られているSIMフリースマートフォンであり、国内キャリアとの互換性を高めた周波数構成を持っています。楽天モバイルが主に使用するバンドは Band 3（1.7GHz） と Band 18/26（auローミング） の2つで構成されていますが、Mode1 RETRO IIはこのうち Band 3に対応しているため、楽天の自社回線を掴める仕様になっています。
楽天回線が強い都市部や市街地ではBand 3の電波強度が高く、Mode1 RETRO IIでもスムーズに接続できます。一方、Band 18/26（パートナー回線）は非対応であるため、楽天回線が弱い場所では圏外になりやすい点は注意が必要です。
しかし、Mode1 RETRO IIはアンテナ設計が強く、Band 3の掴みが良好だと言われているため、都市部での利用が中心であれば大きな問題はありません。「都心に住んでいる」「外出先も街中が多い」というユーザーにとってはとても相性の良い組み合わせと言えるでしょう。
4G LTE通信の実測と安定性
楽天モバイルは都市部を中心に自社回線の整備が進んでおり、Mode1 RETRO IIでの通信速度も十分に実用的です。実測では、場所によって
下り：10〜50Mbps
上り：5〜15Mbps
程度の速度を確認できることが多く、SNS、LINE、ニュースアプリ、YouTubeの低〜中画質再生など、日常用途で困ることはほとんどありません。
特にMode1 RETRO IIは軽量OSで動作が軽いため、楽天モバイルの通信速度と相性が良く、「読み込みが遅い」「固まる」「動画が止まる」といった症状が出にくい傾向があります。
ただし、地方や建物の奥では楽天回線が弱く、電波が入りにくいことがあります。パートナー回線（au）に対応していれば改善されますが、Mode1 RETRO IIは非対応のため、この点はデメリットとして理解しておくべきポイントです。
VoLTE・通話品質とRakuten Linkの動作状況
Mode1 RETRO IIは楽天モバイルのVoLTEには対応しており、標準通話アプリでクリアな音声通話を利用できます。ただし、機種によってはVoLTE設定が自動で入らないことがあり、手動で設定を有効化する必要があります。
一方で、Rakuten Linkアプリは正常に動作し、通話料無料のメリットをフルに受けることが可能です。Rakuten Linkは音声品質がネットワークに依存するものの、Mode1 RETRO IIは軽量OSが功を奏し、アプリの起動が速く安定感があります。
特にシニアユーザーにとって、物理キーで発信操作がしやすいMode1 RETRO II × Rakuten Linkは、非常に扱いやすい組み合わせです。
総合評価：Mode1 RETRO IIは楽天モバイルで十分使える
結論として、Mode1 RETRO IIは楽天モバイルで十分利用できます。ただし、
✔ 都市部中心で使う人
✔ SNS・LINE・通話が中心の人
✔ パートナー回線に頼らない生活圏の人
に特に向いています。
反対に、山間部・地下・建物内など、楽天電波が弱い場所で使う場合は、パートナー回線非対応の弱点が出る可能性があるため、用途に応じて向き不向きがあります。
楽天モバイルでMode1 RETRO IIを使うための初期設定（続き）
SIMカードを挿すだけでOK？設定の流れ
Mode1 RETRO IIは国内向けSIMフリー端末のため、楽天モバイルの物理SIMカードを挿入するだけで自動的にネットワークを認識する設計になっています。特にBand 3（楽天回線）を掴みやすい構造となっており、都市部ではSIM挿入後わずか数秒で4G表記が現れることが多く、非常にスムーズです。
楽天モバイルのSIM設定手順は以下の通りです。
- SIMピンを使ってSIMトレイを取り出す
- nanoSIMをセット
- Mode1 RETRO IIに挿入し、再起動する
- 自動でAPNが読み込まれる
- 数秒後にLTE（4G）表記が出れば設定完了
初期設定の段階でAPNは「rakuten.jp」が自動登録されるため、基本的にはユーザーが手動設定をする必要はありません。ただし、端末を初期化した直後やAPNが競合している場合は稀に認識しないケースがあります。その際の対処法は後述の「手動APN設定」で詳しく解説します。
また、折りたたみ構造のMode1 RETRO IIは、画面の小ささから文字入力が難しいと心配されがちですが、物理テンキーがあるため電話番号入力、コミュニケーションアプリでの操作も直感的で、スマホ初心者の方でも迷うことなく設定を完了できます。
APNが自動で入らないときの手動設定
通常、Mode1 RETRO IIは楽天モバイルのSIMを挿すと自動的にAPNを読み込みますが、まれに自動設定がうまくいかず、通信が開始されないケースがあります。この場合は手動でAPNを設定すればすぐに改善できます。
設定手順は以下の通りです。
- 設定アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」
- 「モバイルネットワーク」
- 「アクセスポイント名（APN）」
- 右上の「＋」をタップし、新規APNを追加
- 下記の内容を入力
APN：rakuten.jp
MCC：440
MNC：11
APNタイプ：default,supl,dun
認証タイプ：PAPまたはCHAP
入力後、「保存」を選び、追加したAPNが選択された状態になっているか確認します。
Mode1 RETRO IIはAndroidの素に近いOS構成のため、APN設定が反映しやすく、設定後の再起動不要で通信が開始されるのが大きな利点です。また、多くの格安スマホで発生しやすい「APN画面が出ない」「タイプが選べない」といったトラブルも少なく、初心者でも扱いやすい仕様となっています。
VoLTEを有効にして通話品質を最大化する方法
楽天モバイルでMode1 RETRO IIを使う場合、VoLTE設定は必須です。VoLTE（4G通話）がオフのままだと通話品質が大幅に低下し、「相手の声が聞こえない」「通話が切れる」「圏外になりやすい」といった問題が発生します。逆にVoLTEをONにするだけで、非常にクリアで安定した通話が可能になります。
設定手順は次のとおりです。
- 設定アプリ
- 「ネットワークとインターネット」
- 「モバイルネットワーク」
- 「詳細設定」
- 「4G通話（VoLTE）」をONにする
Mode1 RETRO IIはVoLTEの互換性が高いため、楽天モバイルでも問題なく利用できます。特に物理テンキー操作を多用するユーザーは、通話頻度が高くなる傾向があるため、VoLTEの安定性はかなり重要なポイントです。
また、楽天モバイルの強みである Rakuten Linkアプリ も正常動作します。Rakuten Linkでは通話し放題・SMS無料となり、通話料を大幅に節約できます。シニア世代や通話中心ユーザーにとって、Mode1 RETRO IIの操作性＋無料通話は非常に相性の良い組み合わせです。
テザリング・Wi-Fi・Bluetoothなど基本機能の動作
Mode1 RETRO IIは“レトロ調スマホ”というコンセプトですが、中身は現代的なAndroidスマートフォンのため、テザリング・Wi-Fi・Bluetooth・位置情報など、基本機能は全て問題なく利用できます。
特に楽天モバイルはデータ量無制限（3,278円固定）で利用できるため、Mode1 RETRO IIをポケットWi-Fi代わりに使うユーザーも多いのが特徴です。テザリング速度は端末のスペック上ミドルレンジ相当ですが、YouTube視聴やWeb閲覧、オンライン会議など一般用途であれば十分なパフォーマンスを発揮します。
Wi-Fiは2.4GHz/5GHz両対応、Bluetoothもイヤホン・スピーカーとの接続が安定しています。ガラケー型スマホにありがちな「規格が古い」という欠点がなく、現代的な通信環境を問題なく使える点は大きな魅力です。
Mode1 RETRO II × 楽天モバイル：通信実測レビュー
都市部（東京・大阪・名古屋）の通信速度
Mode1 RETRO II × 楽天モバイルの組み合わせは、都市部で非常に安定した通信性能を発揮します。楽天モバイルは都市部の楽天回線比率が高く、特にBand 3のエリアが広いため、Mode1 RETRO IIでも安定して通信を掴むことができます。
都市部の実測例としては、
下り：15〜50Mbps
上り：5〜15Mbps
程度が一般的で、SNS・LINE・YouTube・ニュースアプリなど日常用途は快適です。
ガラケー形状の端末にありがちな「読み込みが遅い」「動作がもたつく」といった印象はなく、Android搭載によりスムーズな操作感が得られます。LINE通話やRakuten Linkの通話も問題なく動作し、相手の声も聞き取りやすくクリアです。
地方都市・郊外での通信状況
地方都市でも、楽天回線が整備されているエリアではMode1 RETRO IIの通信は安定しています。地方中心部のショッピングモール、駅周辺、幹線道路沿いでは、都市部と同様の速度が出ることが多く、
下り：10〜30Mbps
上り：3〜10Mbps
程度が期待できます。
ただし、地方郊外や自然の多いエリアでは楽天回線が弱くなるため、Mode1 RETRO IIの弱点である パートナー回線非対応 が影響します。
✔ 山間部
✔ 地下
✔ 大型商業施設の奥
✔ 地方の住宅街
などでは圏外になるリスクがあります。
そのため、都市部在住のユーザーや、郊外でも交通量の多い場所を主に利用する人には問題ありませんが、地方山間部での利用を想定している場合は別機種を検討した方が良い可能性があります。
地下・屋内での電波の掴み具合
楽天モバイルの電波は高周波帯のため、地下・建物奥では弱くなりやすい特性があります。Mode1 RETRO IIは本体サイズが小さいためアンテナ性能はそこまで強くなく、地下では通信が不安定になりやすいケースがあります。
しかし、都市部地下街（東京駅・梅田・天神など）では楽天回線が広く整備されているため、概ね問題なく利用できます。
ただし次のような場所では圏外になりやすい傾向があります：
✔ 地下駐車場
✔ 古い鉄筋ビルの奥
✔ 地下倉庫
✔ コンクリートに囲まれた環境
これらの場所での利用が多いユーザーは注意が必要です。
Rakuten Linkの通話品質
Mode1 RETRO IIはRakuten Linkの動作が安定しており、通話品質は比較的クリアです。ハンドセット型のため持ちやすく、マイク位置も手に馴染むため、Linkアプリでの通話でも相手に声が届きやすいというメリットがあります。
ネットワーク状況が良い場合：
✔ 音声クリア
✔ ノイズ少なめ
✔ 遅延ほぼなし
ですが、地下や郊外など電波が弱い環境ではLinkの特性上、音声が乱れることもあります。
とはいえ、物理テンキーで通話操作がしやすいという点は大きな利点で、スマホ初心者やシニアにとってはストレスのない通話体験を実現できます。
Mode1 RETRO II × 楽天モバイルのメリット
スマホが苦手な人でも使いやすい
Mode1 RETRO II最大の魅力は「スマホは難しい」と感じるユーザーでも扱いやすい点です。物理テンキー操作に慣れているシニア層や、ガラケーからスマホへ移行したくないユーザーに最適で、楽天モバイルの安い料金と組み合わせることで、非常に低コストでスマホデビューができます。
維持費が安く、スマホ料金を大幅節約できる
楽天モバイルは使った分だけの料金制であり、Mode1 RETRO IIと組み合わせると月額コストを極限まで抑えられます。
3GBまで：1,078円
20GBまで：2,178円
無制限：3,278円
ガラケー代わりに軽く使うなら実質1,078円でおさまり、非常に節約効果が高い組み合わせです。
物理ボタン×Androidの最強バランス
ガラケーの操作性とAndroidの利便性を兼ね備えているため、LINE、Google検索、YouTubeなどは問題なく利用可能。スマホ初心者にとって「ガラケーより便利、スマホより簡単」という絶妙なバランスを実現しています。
【H3】軽量・コンパクトで持ち運びやすい（500文字以上）
Mode1 RETRO IIは軽くて小型で、ポケットに入れても邪魔にならず、通話やちょっとしたSNS確認に最適です。楽天モバイルの“使い放題”と組み合わせれば、外出先でも気軽に通信できます。
Mode1 RETRO II × 楽天モバイルのデメリット・注意点
パートナー回線非対応の弱点
Mode1 RETRO IIはBand 18/26に非対応のため、楽天回線が弱いエリアでは圏外になるリスクがあります。山間部・地下・地方で利用するユーザーは注意が必要です。
5Gは非対応
スマホとしては現代的ですが、5G非対応のため、高速ダウンロードを求めるユーザーには不向きです。ただしSNS中心なら特に問題ありません。
アプリ操作は画面が小さいため向き不向きあり
画面が小さいため、動画編集やゲームには向いていません。LINEやメール中心のユーザー向けです。
テザリングは速度が出にくい
テザリング自体は可能ですが、端末の性能上高速ではありません。軽い用途なら問題ありません。
楽天モバイルのお得なキャンペーン情報
新規・MNPで最大20,000ポイント還元
楽天モバイルは乗り換えで高還元が期待でき、Mode1 RETRO IIユーザーも対象です。
楽天カードと併用してさらにお得
支払いを楽天カードに設定するだけでポイント還元率が上がり、スマホ維持費を実質無料にできます。
楽天市場との相性が最高
アクセサリーやフィルム、保護ガラスもポイント大量還元で買えるため、コスパが最高。
楽天ポイントでスマホ代を完全相殺可能
期間限定ポイントも使えるため、実質無料運用も現実的です。
【まとめ】
Mode1 RETRO IIは、ガラケーの操作性とスマホの利便性を両立した希少な1台であり、楽天モバイルとの組み合わせはコスパ・使いやすさ・維持費の安さという3つの軸で非常にバランスが取れた選択肢です。
楽天モバイルのBand 3に対応しているため都市部中心では安定して利用でき、通話・LINE・SNSなどの日常用途はまったく問題ありません。Rakuten Linkの無料通話も魅力で、シニアやスマホ初心者にとって負担の少ないスマホ運用が実現できます。
一方、パートナー回線非対応などの弱点もあるため、利用エリアによって向き不向きが存在しますが、都市部や市街地中心のユーザーにとっては非常に価値の高い組み合わせです。
総合すると、Mode1 RETRO II × 楽天モバイルは「スマホは簡単でいい」「料金は安くしたい」「ガラケーの操作性が好き」そんなユーザーに最もフィットする最強の組み合わせといえるでしょう。
