楽天モバイルのau回線とは?パートナー回線の仕組み・速度・制限を徹底解説

楽天モバイル au回線 繋がる

楽天モバイルの「au回線」とは何か。結論から言うと、これは楽天モバイルが自社回線だけではカバーしきれないエリアを補完するために利用している、au(正確にはKDDI)のパートナー回線のことを指します。楽天モバイルを調べていると「au回線につながる」「パートナー回線エリア」といった言葉が出てきますが、これはまさにこの仕組みを意味しています。

楽天モバイルは、他の大手キャリアと比べると少し特殊なネットワーク構造を採用しています。ドコモ・au・ソフトバンクは、長年かけて全国を自社基地局でほぼ完全に覆ってきました。一方で楽天モバイルは後発キャリアとしてスタートしたため、サービス開始当初から全国すべてを自社基地局だけでカバーするのは現実的ではありませんでした。そこで採用されたのが、「自社回線+パートナー回線」という2本立ての構成です。

具体的には、
・楽天が自前で整備している楽天自社回線
・自社回線が届かないエリアを補うau回線(パートナー回線)
この2つを組み合わせることで、全国規模の通信エリアを実現しています。ユーザー側から見ると、場所によって自動的に接続先が切り替わる仕組みになっており、基本的には意識せずに利用できます。

この構造の大きなメリットは、楽天モバイルが比較的短期間で「全国で使えるキャリア」になれた点です。もし自社回線だけにこだわっていた場合、地方や山間部、人口の少ないエリアでは長期間サービス提供が難しかったでしょう。au回線をパートナーとして利用することで、都市部以外でも最低限の通信環境を確保できるようになりました。

一方で、この2本立て構成は、楽天モバイルの口コミや評価に影響を与えている要素でもあります。楽天自社回線エリアでは高速で安定しやすい反面、au回線に切り替わるエリアでは速度や仕様が異なる場合があり、「場所によって体感が違う」と感じる人が出やすくなります。この差が、「楽天モバイルは場所によって当たり外れがある」と言われる理由の一つです。

ただし重要なのは、この構造が「未完成」だからではなく、「成長途中の設計」であるという点です。楽天モバイルは年々自社基地局を増やしており、以前はau回線に頼っていたエリアが、徐々に楽天自社回線へ切り替わっています。つまり、パートナー回線は恒久的な依存先というよりも、自社回線が全国に広がるまでの“補助輪”的な役割に近い存在です。

楽天モバイルを理解するうえでは、「au回線=弱点」と単純に捉えるのではなく、全国展開を支える現実的な仕組みとして認識することが重要です。この2本立て構成を知っておくことで、エリア評価や端末選び、実際の使い勝手についても、より納得感のある判断ができるようになります。


楽天モバイルのau回線とは?

楽天モバイルのau回線は、正式には「パートナー回線(auローミング)」と呼ばれています。これは、楽天モバイルが自社回線だけではカバーしきれないエリアを補うために、auの通信網を借りて提供している仕組みです。格安SIMや新興キャリアという文脈で語られることが多い楽天モバイルですが、このパートナー回線の存在によって、実際の利用エリアは想像以上に広くなっています。

パートナー回線が主に使われるのは、地方や郊外、山間部、基地局が少ないエリアなどです。都市部では楽天の自社回線が安定して掴めるケースが増えていますが、少し郊外に出たり、山やトンネルが多い地域を移動したりすると、自社回線だけでは電波が不安定になる場面があります。そうしたときに、自動的にau回線へ切り替わることで、通信が途切れにくくなるよう設計されています。

また、一部の建物内や移動中の利用でも、パートナー回線が活躍する場面があります。鉄筋コンクリートの建物、地下、壁の厚い施設、さらには電車や車での移動中など、電波状況が刻々と変わる環境では、自社回線とパートナー回線を行き来しながら通信を維持します。この切り替えはユーザー側で操作する必要はなく、スマートフォン側が電波状況を判断して自動的に行う仕組みです。

楽天回線とau回線の切り替えは、利用者が意識することはほとんどありません。画面上に一瞬表示が変わることはあっても、実際の通信体験としては「そのまま使えている」と感じるケースが大半です。この自動切り替えがあることで、楽天モバイルは都市部だけの回線ではなく、日常生活から旅行、出張、帰省といった幅広いシーンで利用できる通信サービスとして成り立っています。

一方で、パートナー回線には特徴や注意点もあります。楽天回線と比べると、通信速度や容量の扱いが異なる場合があり、使い方によっては体感に差が出ることもあります。そのため、「常にどこでも同じ品質」を期待するよりも、「圏外になりにくく、最低限の通信を確保するための保険」として理解しておくと、実際の使用感とのズレが少なくなります。

このように、楽天モバイルのパートナー回線は、地方や郊外、山間部、移動中といった電波が不安定になりやすい環境を支える重要な存在です。ユーザーが意識せずとも自動で切り替わり、通信をつなぎ続ける仕組みがあるからこそ、楽天モバイルはメイン回線としても検討できる選択肢になっています。回線の仕組みを理解した上で使えば、不安よりも安心感のほうが大きくなるはずです。


au回線を使うと何が変わる?

電波の安定性が上がる

au回線は、楽天モバイルにおいて「パートナー回線(auローミング)」として利用されており、主に Band18 / Band26 という周波数帯が使われています。これらのバンドは、いわゆるプラチナバンドに近い特性を持ち、電波が遠くまで届きやすく、障害物を回り込みやすいという特徴があります。都市部のビル街だけでなく、地方や郊外、山間部などでも比較的安定した通信が期待できるのが大きな強みです。

Band18 / Band26 が特に効果を発揮するのは、屋内や地方都市、車での移動中といったシーンです。鉄筋コンクリートの建物内や壁の多い施設では、高周波数帯の電波は減衰しやすくなりますが、低めの周波数帯であるBand18 / Band26は、壁や床を通り抜けやすく、アンテナが立ちやすい傾向があります。そのため、ショッピングモール、病院、オフィスビル、住宅街など、日常生活で利用する場面でも通信が安定しやすくなります。

地方都市や郊外では、基地局の数が都市部ほど多くありません。そのような環境では、電波の届く距離が長い周波数帯が重要になります。au回線のBand18 / Band26は、1つの基地局でカバーできる範囲が広いため、エリアの隙間を埋める役割を果たします。これにより、楽天回線がまだ十分に整備されていない地域でも、最低限の通信環境が確保されやすくなっています。

また、車移動中の安定性も大きなポイントです。高速道路や郊外道路では、基地局の切り替えが頻繁に発生しますが、低周波数帯は移動中でも接続が切れにくい特性があります。ナビアプリの使用や音楽ストリーミング、ハンズフリー通話といった用途でも、通信が途切れにくく、実用面での安心感につながります。

このような背景から、「楽天モバイル=圏外になりやすい」というイメージは、現在ではかなり実態とズレが出てきています。確かに、楽天モバイルは自社回線中心のキャリアであり、エリアによって差が出ることは事実です。しかし、au回線によるパートナー回線が組み合わさることで、圏外になるリスクは大きく低減されています。特に、屋内や地方、移動中といった弱点になりやすいシーンを補完できている点は見逃せません。

楽天モバイルの通信品質は、「常にどこでも最速」を目指すものではなく、「圏外をできるだけ減らし、日常利用を成立させる」設計に近いと言えます。Band18 / Band26を使ったau回線の存在は、その考え方を支える重要な要素です。仕組みを理解したうえで利用すれば、過去のイメージだけで判断するのはもったいないと感じる人も多いはずです。

結果として、楽天モバイルは「都市部専用」「電波が弱い」という単純な評価では語れない段階に入っています。au回線が組み合わさることで、実際の利用シーンは大きく広がっており、日常使い・移動・地方利用まで含めたバランスの取れた回線へと進化していると言えるでしょう。


速度はどう?

au回線を利用しているときの楽天モバイルの実測値は、おおよそ下り5〜40Mbps、上り3〜15Mbps程度になるケースが多く見られます。数字だけを見ると「速い」「遅い」という評価が分かれそうですが、実際の使い勝手としては、日常利用で困る場面はほとんどありません。楽天モバイルのパートナー回線として使われるau回線は、安定性を重視した設計になっており、派手な速度よりも「つながり続けること」に価値があります。

この速度帯があれば、SNSの閲覧や投稿、YouTubeなどのHD画質動画、Googleマップやナビアプリ、LINEでの通話やメッセージ送信といった日常的な使い方では、体感的なストレスはほぼありません。ページの読み込みが極端に遅くなることもなく、動画が頻繁に止まることも少ないため、「普通に使える回線」として十分な水準です。テザリングについても、簡単なWeb閲覧やメールチェック、軽めのクラウド作業であれば問題なくこなせます。

特に評価できるのは、通信の安定性です。au回線はBand18やBand26といった障害物に強い周波数帯を使っているため、屋内や地方都市、車での移動中など、電波環境が不安定になりやすい場面でも通信が途切れにくい傾向があります。速度が多少抑えめでも、「圏外にならない」「急に通信が切れない」という安心感は、日常利用では大きなメリットになります。

一方で、注意しておきたいのは「爆速」ではないという点です。楽天モバイルの自社回線エリアや5Gエリアでは、下り100Mbpsを超えるような速度が出ることもありますが、au回線利用時はそこまでの速度は期待できません。大容量ファイルのダウンロードや、高画質なライブ配信、オンラインゲームでの低Pingを重視する用途では、自社回線や5Gと比べて物足りなさを感じる可能性があります。

ただし、この点を理解した上で使えば、au回線は非常にバランスの取れた存在です。「常に最速である必要はないが、圏外にはなりたくない」という人にとっては、むしろ理想的な回線とも言えます。楽天モバイルが「圏外になりやすい」と言われていた背景には、自社回線整備初期の印象が大きく影響していますが、実際にはこのau回線が入ることで、通信の弱点はかなり補われています。

つまり、au回線利用時の速度は、派手さはないものの実用性重視です。SNS、動画、地図、連絡手段といった生活インフラとしての通信を安定して支える役割を担っています。楽天モバイルを評価するときは、「自社回線=速さ」「au回線=安定」という役割分担を理解することが重要です。その視点で見ると、日常利用においては十分すぎる性能を持っていると感じる人も多いはずです。


au回線の注意点(重要)

データ容量制限がある

楽天モバイルで使われるau回線、いわゆる「パートナー回線」には、あらかじめ理解しておきたい制限があります。この点は、口コミや評判でも頻繁に話題に出るポイントで、知らずに契約すると「思っていたのと違う」と感じやすい部分でもあります。

まず、au回線利用時の高速通信は月5GBまでという上限があります。この5GBを超えると、通信速度は最大1Mbps程度に制限されます。これは楽天モバイル独自の仕様であり、「データ無制限」というイメージだけで契約していると、ギャップを感じやすい部分です。特に、地方や郊外、屋内などで長時間パートナー回線を掴み続ける環境では、この5GBを消費しやすくなります。

一方で、1Mbpsという速度に対して、過度な不安を感じる必要はありません。数字だけを見ると遅く感じますが、実際の体感としては「最低限だが実用レベル」という位置づけです。SNSのタイムライン閲覧や投稿、音楽ストリーミング、ニュースサイトやブログの閲覧といった用途であれば、ほぼ問題なく使えます。画像の表示に少し待ち時間が出ることはありますが、操作不能になるようなストレスは少ないのが実情です。

音楽ストリーミングも同様で、SpotifyやApple Music、楽天ミュージックなどの標準音質であれば、1Mbpsでも安定して再生できます。バックグラウンド再生が中心の人にとっては、速度制限中かどうかを意識しないまま使い続けているケースも珍しくありません。Web閲覧についても、テキスト中心のページであれば問題なく、地図アプリのルート確認やLINEでのメッセージ送受信もスムーズです。

ただし、動画視聴に関しては注意が必要です。1Mbpsでも標準画質やや低めの画質であれば再生は可能ですが、HD画質以上では読み込みが追いつかず、止まりやすくなります。また、アプリのアップデートや大容量ファイルのダウンロード、オンラインゲームなどには明らかに向きません。この点は、「何でも無制限で快適」という期待を持っていると、不満につながりやすい部分です。

ここで重要なのは、楽天モバイルの設計思想です。楽天モバイルは、自社回線エリアでは高速かつ無制限、電波が弱いエリアではau回線で通信を確保する、という役割分担をしています。au回線はあくまで“圏外を防ぐための保険”的な存在であり、常に大量通信を行う前提ではありません。この考え方を理解していれば、5GB制限や1Mbps制限も、致命的な欠点には感じにくくなります。

結果として、楽天モバイルのau回線制限は、「日常利用を止めないための最低限の仕組み」と捉えるのが現実的です。SNSや音楽、Web閲覧といった生活インフラは問題なく維持でき、速度よりも安定性を重視したい場面では十分に役立ちます。派手さはないものの、使い方を理解した人ほど「意外と困らない」と感じやすいのが、パートナー回線の実際の立ち位置と言えるでしょう。


5Gは使えない

楽天モバイルでau回線を利用している場合、通信方式は 基本的に4G(LTE) になります。ここは誤解されやすいポイントですが、パートナー回線として接続されるauローミングでは、5G通信は行われません。つまり、表示上は「楽天モバイル」を使っていても、回線の中身としては4G LTEでの通信が前提になります。

一方で、楽天モバイルの5Gは n77 という周波数帯を使用しており、これは楽天の自社回線エリア限定で提供されています。都市部の一部エリアや主要駅周辺などでは5G表示になることがありますが、これは楽天回線をしっかり掴めている状態です。au回線に切り替わった瞬間、通信は自動的に4Gへ戻ります。この切り替えもユーザー操作は不要で、電波状況に応じて端末側が判断しています。

ここで重要なのは、「4Gだから遅い」「5Gじゃないと使えない」という話ではない点です。au回線の4G(LTE)はBand18やBand26といった障害物に強い周波数帯を使っており、屋内や地方、移動中でも通信が安定しやすい設計です。速度面では楽天自社回線の5Gや4Gに劣る場面はありますが、SNSやWeb、地図、音楽ストリーミングといった日常用途では、4G LTEで十分に成立します。

逆に言えば、「楽天モバイルで常に5Gを使いたい」と考えている人は、利用エリアがかなり限定される点を理解しておく必要があります。5G表示が出るのは楽天自社回線エリアのみで、屋内や郊外、地方では4G、さらに条件によってはau回線の4Gになる、というのが現実的な挙動です。この構造を知らないと、「5G対応スマホなのに5Gにならない」という不満につながりやすくなります。

楽天モバイルの回線設計は、5Gで常に最速を狙うというよりも、「楽天回線では速度を、au回線では安定を確保する」という役割分担に近い考え方です。5Gは自社回線エリアでの付加価値であり、au回線は圏外を防ぐための土台として機能しています。

そのため、au回線利用中が4G LTEであることはデメリットというより、安定性を優先した結果と捉える方が実態に近いです。楽天モバイルを評価するときは、「5Gが使えるか」だけを見るのではなく、「4Gでも日常利用が成立するか」「圏外になりにくいか」という視点を持つことで、実際の満足度とのズレが少なくなります。


au回線が使えるかは端末次第

ここは楽天モバイルを使う上で、かなり重要なポイントです。
正直に言うと、ここを理解していないまま端末を選ぶと「楽天モバイルは繋がらない」という評価になりやすいです。

楽天モバイルでau回線、つまりパートナー回線を掴むためには、Band18 / Band26対応端末が必須になります。これは設定や契約の問題ではなく、端末側のハードウェア仕様の話です。対応していないスマホでは、そもそもau回線の電波を受信できません。

Band18 / Band26は、au回線が使っている周波数帯で、屋内・郊外・地方・移動中に強いのが特徴です。逆に言えば、これに対応していない端末を使っていると、楽天自社回線のBand3が届かない場所では逃げ場がなくなります。その結果、
・郊外に出た瞬間に圏外
・建物に入ったらアンテナが消える
・移動中に通信が不安定になる
といった現象が起こりやすくなります。

この状態になると、「楽天モバイル=圏外が多い」「使い物にならない」という印象を持ってしまいがちですが、原因は回線そのものではなく、端末選びのミスであるケースが非常に多いです。特に海外モデルや一部の格安SIM向け端末は、Band3には対応していても、Band18 / 26が省かれていることがあります。

楽天モバイル用のスマホを選ぶ際の最低条件は、はっきりしています。
Band3+Band18 / Band26対応
これが揃って、初めて「楽天回線が強い場所では楽天回線、弱い場所ではau回線」という切り替えが正常に機能します。この両方があってこそ、屋外・屋内・都市部・郊外をまたいだ“普通に使える通信環境”が成立します。

楽天モバイルは、自社回線とパートナー回線を自動で切り替える設計ですが、その前提条件として「対応端末を使っていること」があります。どれだけ回線の仕組みが良くても、端末が対応していなければ意味がありません。これは楽天モバイル特有というより、マルチ回線構成のキャリアでは共通の考え方です。

楽天モバイルを快適に使っている人と、不満を感じている人の差は、料金でもエリアでもなく、最初の端末選びで分かれていることが多いです。
これから申し込む人、端末を買い替える人は、「安いから」「性能が高いから」だけで選ぶのではなく、Band3+Band18 / Band26対応かどうかを必ず確認してください。
ここを押さえるだけで、楽天モバイルの評価は大きく変わります。


楽天モバイルのau回線は必要?

結論、ここまで理解できていれば 楽天モバイルの評価は一段階上がります

・楽天モバイルの弱点を補う生命線
・地方、屋内、移動中では特に重要
・対応端末なら安心感が大きく上がる

この3点が揃って初めて、楽天モバイルは「使えるかどうか」ではなく「どう使うか」を考える回線になります。

「楽天モバイルは電波が弱い」と言われがちですが、それは楽天自社回線だけを見た評価であることがほとんどです。実際の利用環境では、au回線を含めたハイブリッド構成で評価するのが正解です。
楽天モバイルは、
・楽天回線で速度と無制限
・au回線で圏外回避と安定性
この役割分担が成立してこそ、本領を発揮します。

そして重要なのが端末選び。
Band3 + Band18 / Band26 対応端末を選び、回線の仕組みを理解したうえで使えば、
「電波が弱いキャリア」ではなく
「コスパ最強クラスで自由度が高いキャリア」
という評価に変わります。通信費を抑えつつ、日常利用で困らない。このバランス感覚は、他社と比べてもかなり優秀です。

次に進むなら、流れとしてはかなり良いです。

・au回線をしっかり掴めるおすすめ端末
・今どの回線を掴んでいるか確認する方法

この2つを押さえると、楽天モバイルは「なんとなく使う回線」から「理解して得する回線」に変わります。
このまま一気にいきましょうか?

なぜ楽天モバイルはau回線を使うのか

楽天モバイルは後発キャリアである以上、全国すべてを自社基地局だけで完全にカバーするのは、コスト面・時間面のどちらを見ても現実的ではありません。そこで導入されているのが auローミング(パートナー回線) という仕組みです。これは、自社回線が弱い、もしくは未整備なエリアをau回線で補完することで、「圏外そのものを減らす」ための設計思想と言えます。

このauローミングによって通信が可能になるのは、まさに楽天回線が苦手としやすい環境です。地方や郊外、山間部のように基地局の密度が低いエリア、高速道路を走行中のように電波の切り替えが頻繁に起こる状況、さらには鉄筋コンクリートの建物内や地下など、電波が減衰しやすい場所でも通信が成立しやすくなっています。これらは日常生活や移動の中で避けられないシーンであり、ここをカバーできるかどうかが「使える回線かどうか」の分かれ目になります。

重要なのは、この切り替えがユーザー操作不要で自動的に行われる点です。楽天回線が掴める場所では楽天回線を優先し、弱くなった瞬間にau回線へ切り替わる。この裏側の動きによって、利用者は「今どの回線か」を強く意識せず、通信を継続できます。体感としては、「圏外になりにくくなった」「以前より繋がる場面が増えた」と感じる人が多い理由がここにあります。

そのため、「楽天モバイル=圏外が多い」という評価は、サービス初期の印象や、自社回線だけを基準にした古いイメージが残っているケースがほとんどです。実際には、au回線込みで設計された現在の楽天モバイルは、エリア面での弱点がかなり緩和されています。楽天モバイルは、速度重視の楽天回線と、安定性を担うau回線を組み合わせることで、日常利用を成立させる現実的な構成を取っているキャリアです。

もちろん、万能ではありませんが、「圏外が当たり前」という段階はすでに過去の話です。対応端末を選び、この仕組みを理解したうえで使えば、地方・屋内・移動中を含めた幅広いシーンで通信が成立し、結果としてコストパフォーマンスの高さが際立ちます。楽天モバイルは、単体で評価するのではなく、au回線込みで見ることで本当の実力が見えてくるキャリアと言えるでしょう。


au回線を使うと何が変わる?

電波が強くなる

au回線は Band18 / Band26 という周波数帯を使用しています。これらは周波数が低めで、電波が遠くまで届きやすく、壁や地形といった障害物の影響を受けにくい特性を持っています。いわゆる「つながりやすさ」を重視した帯域で、エリアを広くカバーする目的に非常に向いています。

この特性が特に活きるのが、屋内や地下、地方都市、そして車での移動中といったシーンです。鉄筋コンクリートの建物内や地下空間では、高い周波数帯の電波は減衰しやすくなりますが、Band18 / Band26は壁や床を回り込むように届きやすく、アンテナが立ちやすい傾向があります。そのため、建物に入った瞬間に通信が不安定になるリスクを抑えやすくなります。

地方都市や郊外では、基地局の数自体が都市部ほど多くありません。このような環境では、1つの基地局でどれだけ広い範囲をカバーできるかが重要になります。Band18 / Band26はカバー範囲が広いため、楽天回線が届きにくいエリアでも通信を維持しやすく、実用上の安心感につながります。

また、車移動中の安定性も大きなポイントです。走行中は基地局の切り替えが頻繁に発生しますが、低周波数帯は接続が途切れにくく、ナビアプリや音楽ストリーミング、ハンズフリー通話などを継続しやすい特徴があります。速度は控えめでも、「切れない」「急に圏外にならない」という体験は、移動中のストレスを大きく減らします。

このような理由から、屋内・地下・地方都市・車移動中といった条件では、楽天自社回線よりもau回線のほうが安定するケースが多いのが実情です。楽天モバイルは、自社回線の速度とau回線の安定性を組み合わせることで、日常利用を成立させる現実的な構成を取っています。

つまり、楽天モバイルを評価するときは、「どちらの回線が常に速いか」ではなく、「どちらの回線が場面ごとに活きるか」を見ることが重要です。Band18 / Band26を使うau回線は、まさに“つながりにくい瞬間を支える土台”として機能しており、この存在があることで、楽天モバイル全体の使い勝手は大きく底上げされています。


通信速度はどれくらい?

au回線接続時の楽天モバイルの実測速度は、目安として 下り5〜40Mbps、上り3〜15Mbps 程度になるケースが多く見られます。数字だけを見ると控えめに感じるかもしれませんが、実際の使用感としては「日常用途ならまったく問題ない」という評価に落ち着きます。楽天モバイルにおけるau回線は、速度を競うための回線ではなく、安定性と圏外回避を重視した役割を担っています。

この速度帯があれば、LINEでのメッセージ送受信や通話、XやInstagramなどのSNS閲覧・投稿、YouTubeのHD画質再生、Googleマップやナビアプリの利用といった行動は、体感的にほぼストレスなく行えます。ページ表示が極端に遅れたり、操作が止まったりすることは少なく、「普通に使えている」という感覚を持つ人が大半です。テザリングについても、簡単なWeb閲覧や資料確認、メール対応などであれば問題なく対応できます。

特に評価できるのは、通信の安定性です。au回線はBand18やBand26といった電波が遠くまで届き、障害物に強い周波数帯を使っているため、屋内・地下・地方都市・車移動中といった環境でも速度が大きく乱れにくい傾向があります。数値上の最高速度よりも、「急に遅くならない」「切れにくい」という安心感が、日常利用では大きな価値になります。

もちろん、爆速というわけではありません。楽天自社回線エリアや5Gエリアでは、下り100Mbpsを超えるような速度が出ることもありますが、au回線接続時はそこまでの速度は期待できません。大容量ファイルのダウンロードや高画質ライブ配信、低Pingを求めるオンラインゲームなどでは、物足りなさを感じる可能性はあります。

ただし重要なのは、「遅くて使えないレベルではない」という点です。au回線の速度は、生活インフラとしての通信を支えるには十分な水準であり、楽天回線が弱くなりやすい場所でも通信を成立させるための現実的な落としどころと言えます。速度だけで評価すると地味に見えますが、圏外を防ぎ、日常利用を止めないという役割を果たしている点で、楽天モバイル全体の使い勝手を大きく底上げしています。

結果として、au回線接続時の速度は「派手さはないが実用的」。この特性を理解したうえで使えば、「楽天モバイルは遅い」という印象よりも、「必要な場面でちゃんと使える回線」という評価に変わるはずです。


au回線の注意点【ここ重要】

データ容量は月5GBまで

楽天モバイルのau回線、いわゆるパートナー回線には、あらかじめ理解しておくべき制限があります。この点は口コミや評判でも賛否が分かれやすく、満足度を左右しやすいポイントです。仕組みを知らずに使うと不満につながりやすい一方、理解した上で使えば「思ったより困らない」と感じる人も多くなります。

まず、au回線で高速通信ができるのは 月5GBまで という上限があります。この5GBを超えると、通信速度は 最大1Mbps程度 に制限されます。「楽天モバイル=データ無制限」というイメージだけで契約していると、この仕様に戸惑う人が出やすいのは事実です。特に、地方や郊外、屋内などで長時間au回線を掴み続ける環境では、意識しないうちに5GBに達してしまうこともあります。

一方で、1Mbpsという速度を必要以上に悲観する必要はありません。数値だけを見ると遅く感じますが、実際の体感としては「最低限だが実用レベル」です。Webサイトの閲覧、ニュースチェック、ブログ閲覧といったテキスト中心の使い方であれば大きなストレスはなく、SNSのタイムライン閲覧や投稿、メッセージの送受信も問題なく行えます。音楽再生についても、SpotifyやApple Music、楽天ミュージックなどの標準音質であれば、途切れずに再生可能です。

逆に注意したいのは、動画視聴や大容量通信です。1Mbpsでも低画質なら動画再生はできますが、HD画質以上では読み込みが追いつかず止まりやすくなります。また、アプリのアップデートや大容量ファイルのダウンロード、オンラインゲームといった用途には向きません。このあたりを理解せずに使うと、「制限が厳しい」という評価になりやすい部分です。

重要なのは、au回線の立ち位置です。楽天モバイルにおけるau回線は、あくまで「楽天回線が弱い場所でも圏外を避けるための補完役」です。自社回線エリアでは高速・無制限を提供し、電波が不安定な場所ではau回線で通信を維持する。この役割分担を前提にすると、月5GB制限や1Mbps制限は“非常用の現実的な落としどころ”と捉えやすくなります。

つまり、au回線の制限は欠点であると同時に、使い方次第で問題になりにくい仕様です。Web閲覧、SNS、音楽再生といった日常インフラは維持でき、最低限の通信は止まりません。爆速を求める用途には向きませんが、「圏外にならず普通に使える」ことを重視する人にとっては、十分に役割を果たしていると言えるでしょう。


5Gは使えない

この点は、楽天モバイルを正しく評価するうえで非常に重要です。
au回線利用中は4G(LTE)のみであり、5G通信は行われません。

楽天モバイルの5Gは n77 という周波数帯を使用しており、これは 楽天自社回線エリア限定 で提供されています。つまり、画面に「5G」と表示されるのは、楽天の基地局をしっかり掴んでいる状態のときだけです。電波状況によってau回線へ切り替わった瞬間、通信方式は自動的に4G(LTE)になります。この切り替えはユーザー操作不要で、端末が状況に応じて判断しています。

ここで勘違いされやすいのが、「4G=遅い」「5Gじゃないと使えない」というイメージです。実際には、au回線の4G(LTE)はBand18 / Band26といった障害物に強い周波数帯を使っており、屋内・地下・地方都市・車移動中では、むしろ安定性の面でメリットが大きいケースも多くあります。速度面では5Gほどの派手さはありませんが、日常利用を支えるには十分な性能です。

一方で、「常に5Gで爆速通信をしたい」「5G表示に強くこだわりたい」という人の場合、前提条件はかなり明確になります。楽天回線エリア中心で使うことが必須です。都市部の一部、主要駅周辺、自宅や職場が楽天5Gエリアに入っているかどうかで、満足度は大きく変わります。この条件を満たさない環境では、5G目当てで契約すると期待外れになりやすいのが正直なところです。

楽天モバイルの回線設計は、「常に5Gで最速」を狙うものではありません。
・楽天回線では速度と無制限
・au回線では安定性と圏外回避
この役割分担が前提にあります。5Gはあくまで楽天自社回線エリアでの付加価値であり、au回線は通信を止めないための土台です。

そのため、楽天モバイルを選ぶ際は
「5Gが使えるかどうか」だけを見るのではなく、
「4Gでも日常利用が成立するか」「圏外になりにくいか」
という視点を持つことが大切です。5Gに強くこだわる人は楽天回線エリア前提、そうでなければ4G中心でも快適に使える。この割り切りができるかどうかで、楽天モバイルの評価は大きく変わります。


au回線を掴めるかは端末次第

この点は、楽天モバイルを正しく評価するうえで非常に重要です。
au回線利用中は4G(LTE)のみであり、5G通信は行われません。

楽天モバイルの5Gは n77 という周波数帯を使用しており、これは 楽天自社回線エリア限定 で提供されています。つまり、画面に「5G」と表示されるのは、楽天の基地局をしっかり掴んでいる状態のときだけです。電波状況によってau回線へ切り替わった瞬間、通信方式は自動的に4G(LTE)になります。この切り替えはユーザー操作不要で、端末が状況に応じて判断しています。

ここで勘違いされやすいのが、「4G=遅い」「5Gじゃないと使えない」というイメージです。実際には、au回線の4G(LTE)はBand18 / Band26といった障害物に強い周波数帯を使っており、屋内・地下・地方都市・車移動中では、むしろ安定性の面でメリットが大きいケースも多くあります。速度面では5Gほどの派手さはありませんが、日常利用を支えるには十分な性能です。

一方で、「常に5Gで爆速通信をしたい」「5G表示に強くこだわりたい」という人の場合、前提条件はかなり明確になります。楽天回線エリア中心で使うことが必須です。都市部の一部、主要駅周辺、自宅や職場が楽天5Gエリアに入っているかどうかで、満足度は大きく変わります。この条件を満たさない環境では、5G目当てで契約すると期待外れになりやすいのが正直なところです。

楽天モバイルの回線設計は、「常に5Gで最速」を狙うものではありません。
・楽天回線では速度と無制限
・au回線では安定性と圏外回避
この役割分担が前提にあります。5Gはあくまで楽天自社回線エリアでの付加価値であり、au回線は通信を止めないための土台です。

そのため、楽天モバイルを選ぶ際は
「5Gが使えるかどうか」だけを見るのではなく、
「4Gでも日常利用が成立するか」「圏外になりにくいか」
という視点を持つことが大切です。5Gに強くこだわる人は楽天回線エリア前提、そうでなければ4G中心でも快適に使える。この割り切りができるかどうかで、楽天モバイルの評価は大きく変わります。

最低条件

これは楽天モバイルを使ううえで、端末選びの結論と言っていいポイントです。

楽天モバイル用端末は、

Band3(楽天回線)
Band18 / Band26(au回線)

この 両対応が必須 になります。どちらか一方でも欠けると、楽天モバイル本来の設計を活かしきれません。

まず、Band3は楽天モバイルの自社回線そのものです。都市部や楽天回線エリアでは、このBand3を掴むことで、高速通信やデータ無制限といった楽天モバイル最大のメリットを享受できます。ここに対応していない端末は、そもそも楽天モバイルでは実用になりません。

一方で、Band18 / Band26はauローミング、つまりパートナー回線を使うために不可欠な周波数帯です。これらは電波が遠くまで届き、障害物にも強いため、屋内・地下・地方都市・山間部・車移動中など、楽天回線が弱くなりやすい場面で通信を支える役割を担います。このBand18 / 26に非対応の端末では、楽天回線が掴めない場所で逃げ場がなくなり、圏外や不安定な通信に直結します。

ここを理解していないと、
「郊外で圏外になる」
「建物に入った瞬間に繋がらない」
「移動中に通信が切れる」
といった現象が起こりやすくなります。そしてその原因が回線ではなく、端末仕様にあることに気づかないまま、「楽天モバイルは電波が弱い」という評価につながりがちです。

楽天モバイルは、
・楽天回線で速度と無制限
・au回線で安定性と圏外回避

という役割分担を前提に設計されています。この仕組みを成立させる最低条件が、Band3+Band18 / 26対応端末です。価格やスペック、5G対応だけで端末を選んでしまうと、ここが抜け落ちやすくなります。

特に注意したいのは、海外モデルや一部の格安SIM向け端末です。Band3には対応していても、Band18 / 26が省かれているケースは少なくありません。楽天モバイルで「ちゃんと使えるかどうか」は、CPU性能やカメラ性能よりも、まず対応バンドで決まります。

結論として、楽天モバイル用端末選びで迷ったら、
Band3+Band18 / Band26対応かどうか
これを最優先で確認してください。ここを押さえた端末であれば、都市部から地方、屋内から移動中まで、楽天モバイルの評価は一気に安定します。仕組みを理解し、正しい端末を選んだ人ほど、「楽天モバイルはコスパが高い」と感じやすくなるのは、この条件が満たされているからです。


au回線に切り替わっているか確認する方法

スマホ側で「今どっちの回線っぽいか」を見分ける方法として、あなたの文章はかなり実用的です。ここをSEO的にもう少し強くすると、読者の「じゃあ自分のスマホでどう確認するの?」に一直線で刺さります。

まず、ざっくり判断は画面表示と体感でOKです。スマホ画面で「4G」「LTE」の表示が多くなる、そして体感速度が急に落ち着く(爆速感が消えて安定寄りになる)ときは、au回線に切り替わっている可能性が高いです。特に屋内・地下・郊外・移動中は回線が切り替わりやすいので、この現象が起きやすくなります。逆に、楽天回線のエリアで5G表示が出ていたのに、場所を移動した途端に4G/LTEになった場合は「楽天回線が弱くなり、au回線に逃げた」と考えると理解しやすいです。

ただし、この方法はあくまで“可能性判定”です。「4G/LTEだから必ずau回線」とは限りません。楽天回線そのものが4Gでつながっている場合もありますし、時間帯や混雑の影響で速度が落ちることもあります。ここで読者が混乱しやすいので、文章では「確実に判定したいなら次の方法」と一段深い解決策を提示しておくのが強いです。

より正確に確認したい場合は、ネットワーク情報表示アプリで「どの周波数帯(バンド)を掴んでいるか」を見るのが確実です。具体的には、表示されているバンドがBand18またはBand26なら、au回線を掴んでいる状態と判断できます。反対に、Band3が表示されていれば楽天回線側に乗っている可能性が高くなります。つまり、画面の「4G/LTE」は“ヒント”、バンド確認は“確定診断”という位置づけです。

この確認手順をもう少し読み手向けにすると、こういう流れが分かりやすいです。まず外出先でスマホの表示が4G/LTEになったタイミングを狙い、ネットワーク情報アプリを開きます。そこで「LTE band」や「Serving cell band」などの項目を見て、Band18/26が出ていればau回線、Band3なら楽天回線、という整理です。ここまで書くと、初心者でも迷わず追体験できます。

そして、最後に一文だけ添えておくとSEOと納得感が上がります。つまり「楽天モバイルは回線が弱いのではなく、場所によって楽天回線とau回線が切り替わる設計だから、確認方法を知っているだけで不安が消える」という締め方です。読者は“電波の不安”を抱えて検索しているので、仕組みの説明と確認方法がセットになっているだけで、記事としての価値が一気に上がります。


楽天モバイルのau回線は必要?

楽天モバイルにおいて au回線(パートナー回線)は弱点を補う重要な存在 です。
特に、地方・屋内・移動中といった楽天回線が不安定になりやすい場面では、このau回線が通信を成立させる“生命線”になります。

そして、この恩恵をきちんと受けられるかどうかは 対応端末を選んでいるか で決まります。
Band3(楽天回線)と Band18 / Band26(au回線)の両方に対応した端末を使っていれば、圏外リスクは大きく下がり、体感の安心感は別物になります。

つまり、楽天モバイルは
「au回線込みで評価して、初めて正しく見えるキャリア」 です。
自社回線だけを切り取って「電波が弱い」と判断するのは、実態とはズレています。

端末選びを間違えず、回線の仕組みを理解して使えば、楽天モバイルは
料金・データ量・実用性のバランスが非常に高い、コスパ最強クラスの回線 になります。

「なんとなく不安」で避けるのは、正直かなりもったいない。
理解して使う人ほど評価が上がるのが、今の楽天モバイルの立ち位置です。

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