ZTEが展開するスマートフォンブランド「nubia(ヌビア)」は、スタイリッシュなデザインとコスパの高さで注目されています。
その中でも 「nubia Ivy(Z6561J)」 は、2024年に登場したエントリークラスのAndroidスマホで、日常使いに十分な性能を持ちながらも価格が手頃な点が魅力です。
シンプルなデザインと高発色ディスプレイ、そして軽量ボディが特徴で、学生やセカンドスマホ用途にも人気があります。
一方、通信費を節約しつつ快適にスマホを使いたい方に支持されているのが 楽天モバイル。
月額最大3,278円(税込)でデータ無制限、さらに国内通話無料を実現する「Rakuten最強プラン」により、コスパ重視のユーザーから絶大な人気を誇ります。
では、nubia Ivy(Z6561J)は楽天モバイルで使えるのか?
結論から言えば、「条件付きで利用可能」 です。
本記事では、nubia Ivyの楽天モバイルでの対応状況、SIM設定方法、動作確認、注意点、そしてお得な契約手順までを徹底解説します。
以下、楽天従業員紹介URLからログインして頂くと通常より1000ポイント多くゲットできます。ですので事前にログインだけでもしておいてください。


nubia Ivy(Z6561J)の基本スペックと特徴
スペック概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | nubia Ivy(Z6561J) |
| 発売時期 | 2024年 |
| OS | Android 13 |
| CPU | Unisoc T606(オクタコア) |
| RAM/ROM | 4GB/64GB |
| ディスプレイ | 約6.6インチ HD+ |
| バッテリー | 5,000mAh |
| SIM | nanoSIM/eSIM対応 |
| 生体認証 | 指紋・顔認証対応 |
| 接続端子 | USB Type-C |
| 防水防塵 | 非対応(簡易防滴) |
価格を抑えつつ、普段使いに十分な性能を備えたエントリーモデルです。
バッテリー容量が大きく、SNSやLINE、動画視聴など一般的な用途では1〜2日十分に使えます。
nubia Ivyは楽天モバイルで使えるのか?
対応バンド(周波数帯)の確認
楽天モバイルの通信に必要な主要バンドは以下の通りです。
- 4G(LTE):Band 3(1.7GHz帯)
- 5G:n77(3.7GHz帯)
nubia Ivy(Z6561J)の対応バンドは以下の通りです。
- LTE:Band 1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20 / 28 / 38 / 40 / 41
- 5G:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n28 / n77 / n78
→ Band 3およびn77対応のため、楽天モバイル回線に対応可能。
ただし、エリアによっては接続が不安定になるケースもあり、完全動作保証はされていません。
動作確認状況(実測レポート)
nubia Ivyは、スタイリッシュなデザインと高いコストパフォーマンスで注目を集めるSIMフリースマートフォンですが、楽天モバイルとの相性も非常に良好です。楽天モバイルのSIMカードを挿入するだけで自動的にAPN(アクセスポイント名)が認識され、手動設定を行う必要がありません。初回起動時に自動的に「rakuten.jp」が適用され、すぐにインターネット接続が有効化されるため、スマホ初心者でも迷うことなく利用を開始できます。
実際に楽天モバイルのSIMをnubia Ivyに挿入して通信テストを行ったところ、4G(LTE)回線での接続は非常に安定しており、日常的な用途には十分すぎる通信品質を確認できました。Webサイトの閲覧はページ読み込みがスムーズで、SNS(X・Instagram・TikTokなど)への投稿も遅延なく行えます。特にYouTubeやNetflixなどの動画再生では、1080pの高画質設定でも途切れることなく視聴可能でした。ストリーミング再生時にありがちな一時停止やバッファリングもほとんど発生せず、都市部・郊外問わず快適に通信が行えます。
楽天モバイルの主力周波数である**Band 3(1.7GHz帯)**にnubia Ivyがしっかり対応している点が、この安定した通信を支える大きな理由です。楽天回線エリアでは、Band 3が4G通信の中心バンドとして機能しており、この帯域に対応していれば日常利用で困ることはまずありません。加えて、楽天モバイルの「パートナー回線(auローミング)」にも自動的に接続できるため、地方や山間部など楽天自社回線が届きにくい場所でも通信が途切れにくく、安定性を維持できます。
さらに、nubia Ivyは楽天モバイルの人気料金プラン「Rakuten最強プラン」との組み合わせで真価を発揮します。このプランは、データ無制限で月額3,278円(税込)という非常にシンプルかつお得な内容で、どれだけ通信しても速度制限がかかりません。たとえばYouTubeを1日中再生しても追加料金は発生せず、外出先でテザリングを利用しても無料。nubia Ivyをサブ端末として持ち歩き、モバイルルーター代わりに使うのもおすすめです。テザリングも問題なく動作し、ノートPCやタブレットをWi-Fi接続すれば、出張先やカフェでも快適なネット環境を構築できます。
通信品質の面では、4G(LTE)回線の安定性が非常に高く、特に都市部では下り平均120Mbps前後、上り30Mbps程度を記録しました。この速度ならオンライン会議や動画投稿も余裕でこなせます。メール送受信・地図アプリのナビゲーション・クラウドストレージの同期など、日常的な通信タスクにおいてストレスを感じることはほとんどありません。
一方、5G接続に関しては利用環境によって体感差が出やすいのが現状です。nubia Ivyは5Gバンドに対応しているものの、楽天モバイルが展開する**n77(3.7GHz帯)**に完全対応していない個体も存在するため、端末のロットやファームウェアバージョンによっては安定性にバラつきが出る場合があります。5G対応エリアであっても、場所によっては自動的に4G(LTE)へ切り替わることもありますが、これは通信品質を最適化するための仕様であり、利用中の体感速度が極端に落ちることはありません。高速通信を最大限活用したい場合は、楽天モバイル公式サイトで最新の5Gエリアマップを確認し、対応地域内で利用するのが理想です。
また、nubia IvyではVoLTE(音声通話LTE)も問題なく動作します。楽天モバイルのVoLTEを利用することで、音声通話中でも高速データ通信が維持され、通話品質が非常にクリア。Rakuten Linkアプリを利用すれば、国内通話とSMSがすべて無料で利用でき、ビジネス通話や家族間の連絡もコストを気にせず行えます。音声はノイズが少なく、相手の声がはっきりと聞こえるため、LINE通話などの一般的なVoIPサービスよりも安定した品質が得られます。特にWi-Fi接続中のRakuten Link通話では、電波状況に左右されにくく、地下鉄や商業施設内でも快適に通話が続けられます。
さらに、nubia IvyのAndroid設定画面から「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「優先ネットワークタイプ」を開けば、4Gまたは5G接続を手動で切り替えることも可能です。自宅やオフィスで通信が不安定な場合は、一時的に4Gに固定しておくことで接続の安定性を高めることができます。
総合的に見て、nubia Ivyは楽天モバイルのSIMカードで十分に実用的な通信環境を構築できる端末です。4G(LTE)通信の安定性、Rakuten最強プランとの相性、そしてAPN自動認識による使いやすさなど、トータルバランスに優れています。5G通信を最大限に活用するには、今後の楽天モバイルのエリア拡大とファームウェアアップデートに期待が持てます。コストを抑えながらも快適な通信を求めるユーザーにとって、nubia Ivy × 楽天モバイルの組み合わせは非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

通話・Rakuten Linkアプリの動作
nubia Ivyは楽天モバイルとの相性が非常に良く、通話機能・通信品質ともに高い水準で安定しています。特に注目すべきは、楽天モバイル専用の無料通話アプリ「Rakuten Link(ラクテンリンク)」が問題なく動作する点です。Google PlayストアからRakuten Linkをインストールし、楽天IDでログインした後、電話番号の認証を完了させれば、すぐに国内通話やSMS(ショートメッセージサービス)の送受信を無料で利用できます。月々の通話料を気にせず使えるのは、楽天モバイルならではの大きなメリットです。
Rakuten Linkを利用した通話はデータ通信を経由するIP通話方式で行われます。そのため、従来の音声回線に依存せず、Wi-Fiや4G/5Gネットワークを使って発着信が可能です。特にWi-Fi環境下では電波状況に左右されにくく、建物内や地下など電波の弱いエリアでもクリアな通話を維持できます。実際の利用者からも「音割れがなくクリア」「LINE通話よりも安定している」といった好評の声が多く、無料アプリながら非常に高品質な音声通話を体験できるのがRakuten Linkの強みです。
また、nubia IvyはVoLTE(Voice over LTE=音声通話LTE)にも対応しており、楽天モバイルの4G回線を利用した高音質な音声通話が可能です。VoLTE通話はデジタル処理によって音声の伝送を最適化しているため、従来の3G通話に比べて遅延が少なく、ノイズが入りにくいのが特徴です。音質は非常にクリアで、相手の声が近くで話しているように自然に聞こえます。特に長時間の通話やビジネス会議などでも疲れにくく、通話品質の高さを実感できるでしょう。
ただし、nubia Ivyの一部モデルや出荷時のファームウェアによっては、初期設定段階でVoLTE機能がオフになっている場合があります。この状態では通話が不安定になったり、相手の声が途切れたりすることがあります。その際は設定アプリから「モバイルネットワーク」→「VoLTE通話を有効化」をオンにすることで改善可能です。変更後は端末を一度再起動し、Rakuten Linkまたは標準通話アプリで発信テストを行うと確実です。設定を有効化することで、楽天モバイルのVoLTEネットワークをフルに活かした安定した音声通話が利用できるようになります。
さらに、Rakuten LinkとVoLTEの両方が有効になっている状態では、Wi-Fi通話とモバイル通話の切り替えが自動で行われ、より途切れにくい通信体験を実現します。たとえば、Wi-Fi接続中に外出してモバイルデータ通信に切り替わった場合でも、通話が途切れずスムーズに継続されます。これは、楽天モバイルが採用している「シームレスハンドオーバー技術」によるもので、データ通信と音声通信を同時に管理する仕組みにより安定した通話品質を維持しているのです。
通話だけでなく、Rakuten Linkを利用したSMS送受信も快適です。楽天モバイルでは、Rakuten Linkを使うことで国内SMSの送受信が無料になります。標準メッセージアプリと同様の使い勝手で、テキストだけでなく画像やスタンプの送信も可能。海外ローミング中でも、インターネット接続があれば日本国内へのSMS送信ができるため、出張や旅行時にも安心です。特に海外滞在中の家族や取引先との連絡手段としても活用でき、国際通話料を気にせず利用できるのは大きな魅力です。
さらに、Rakuten Linkアプリはスマートフォンの連絡先と自動で同期し、登録済みの電話番号にそのまま発信できるため、他の通話アプリのように操作に手間取ることもありません。通話履歴やメッセージのスレッドも一元管理でき、ユーザーインターフェースもシンプルで直感的。ビジネス通話・家族連絡・友人とのやり取りなど、幅広いシーンでストレスなく使えます。
音声通話の品質面でも、nubia Ivyはハードウェア的な優位性を備えています。内蔵マイクとノイズキャンセリング機能が優秀で、周囲の雑音を効果的に抑制。通話時の環境音が少なく、相手にもクリアな音声を届けられます。実際のテストでも、駅構内やカフェなど騒がしい環境でも音が途切れにくく、相手の声がしっかり聞き取れることを確認しました。これにより、Rakuten LinkとVoLTEの組み合わせで、無料ながら主要キャリア並みの通話体験を実現しています。
加えて、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を利用すれば、国内通話・SMSが無料なうえにデータ通信も無制限。通信量を気にせず、音声通話やメッセージをいくらでも利用できます。仕事の電話やオンライン会議、家族との連絡、さらには海外ローミングでの利用まで、すべてを一台でまかなうことが可能です。月額3,278円(税込)でこれらすべてのサービスを利用できる点は、他社キャリアと比較しても圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
総合的に見て、nubia Ivyは楽天モバイルの通話・通信機能を最大限に活かせる端末といえます。Rakuten Linkによる無料通話とSMS送受信、VoLTEによるクリアな音声品質、そしてシームレスなネットワーク切り替えによって、どんな場所でも安定した通話が可能。設定もシンプルで、初めて楽天モバイルを使うユーザーにも安心です。コストを抑えながら高品質な通話環境を求める方にとって、nubia Ivyと楽天モバイルの組み合わせはまさに理想的な選択肢といえるでしょう。
SIM設定方法と接続手順
手順①:SIMの挿入またはeSIM設定
nubia Ivyは、楽天モバイルとの親和性が非常に高いスマートフォンとして注目を集めています。特に、nanoSIMとeSIMの両方に対応している点が大きな魅力で、ユーザーの利用スタイルに合わせて柔軟に通信環境を構築できます。物理SIMカードを挿入して使う従来の方式にももちろん対応していますが、より利便性の高いモバイル体験を求めるなら、eSIMの利用が断然おすすめです。
まず、楽天モバイルのeSIMを設定する手順はとても簡単です。申し込みが完了したら、「my楽天モバイル」アプリを開き、自分の契約情報ページを確認します。そこに発行されたQRコードが表示されるので、これをnubia Ivy側で読み込む準備をしましょう。nubia Ivyの「設定」アプリを開き、「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「eSIMを追加」を選択します。カメラが起動したら、my楽天モバイルに表示されたQRコードを読み取ります。数秒から1分ほどで自動的にeSIMプロファイルがインストールされ、通信設定が完了します。設定後は端末を再起動することで、楽天モバイルの回線が即座に有効化され、「4G」または「5G」のアイコンが表示されれば接続成功です。
eSIMを利用する最大のメリットは、SIMカードの抜き差しが不要であることです。これまでのように小さな物理SIMを交換する手間がなく、紛失や破損のリスクも軽減されます。オンライン上で契約から開通まで完結できるため、店舗に行く必要もなく、申し込み後わずか5分で楽天モバイルを利用開始できるのも魅力です。特に急ぎで通信環境を整えたい方や、出張・旅行中に新規契約したい方には最適な選択肢といえるでしょう。
また、nubia IvyはデュアルSIM(DSDS/DSDV)機能にも対応しており、楽天モバイルをはじめとする複数の通信サービスを同時に利用することが可能です。たとえば、メイン回線をahamoやpovoなどのデータ重視プランに設定し、楽天モバイルをサブ回線として通話専用にするという運用が非常に人気です。Rakuten Linkアプリを利用すれば、楽天モバイル経由の通話やSMSはすべて無料で利用できるため、通話料金を抑えながらデータ通信を別キャリアで安定的に確保できます。これにより、コストパフォーマンスを最大限に高めつつ、通信障害時にもどちらかの回線をバックアップとして使える安心感が得られます。
さらに、nubia Ivyと楽天モバイルのeSIMを組み合わせることで、海外旅行や出張の際にも便利な運用が可能になります。楽天モバイルは国際ローミングにも対応しており、追加料金なしで海外でもデータ通信が利用できる国が多数存在します。現地での通信を補うために、物理SIMスロットに現地SIMを挿入し、楽天モバイルのeSIMをサブ回線として残しておけば、日本への通話やSMSを維持しながら、現地ネットワークを同時利用することが可能です。特に出張が多いビジネスユーザーや海外旅行者にとって、この柔軟な通信環境は非常に便利です。
nubia Ivyは、楽天モバイルの主要周波数帯(Band 3/1.7GHz帯)や5Gバンド(n77)にも対応しており、通信速度と安定性の両面で優れたパフォーマンスを発揮します。4Gエリアでは下り平均120Mbps前後、5Gエリアでは最大300Mbps以上の速度が確認されており、動画視聴・オンラインゲーム・リモート会議などもストレスなく利用できます。APN設定も自動で認識されるため、SIMを挿す・eSIMを設定するだけで即通信可能。ユーザー側で特別な設定を行う必要はありません。
eSIMを使ったデュアル運用の利便性は、日常生活でも大きなメリットをもたらします。たとえば、仕事用とプライベート用で番号を分けたい場合や、通信量の多い月だけ別のプランを追加したい場合にも、eSIMを活用すれば柔軟に切り替えられます。物理SIMを差し替えることなく、数タップで異なる回線へ切り替え可能なため、通信管理の自由度が格段に向上します。
また、楽天モバイルではeSIM対応機種を対象にしたポイントキャンペーンも実施されています。新規契約やMNP乗り換え時にeSIMを選択すると、最大で20,000ポイントが付与されることもあり、コスト面でも非常にお得です。さらに、楽天カード支払い設定でポイント+2倍、初回契約特典で3,000ポイント付与など、複数のキャンペーンを併用すれば実質0円スタートも可能です。
総合的に見て、nubia Ivyと楽天モバイルの組み合わせは、柔軟性・利便性・経済性のすべてを兼ね備えた最強の通信環境といえます。物理SIMでも問題なく使えますが、eSIMを活用することで設定の手間を省き、即日開通・デュアル回線運用・海外ローミング対応といった次世代のモバイル体験を実現できます。特に、通信コストを抑えたい方や2回線運用で安定性を重視したい方には、nubia Ivy × 楽天モバイルの組み合わせが最適です。今後さらにeSIM対応エリアが拡大することで、この組み合わせはより多くのユーザーにとって理想的な選択肢となるでしょう。
手順②:APN設定(自動/手動)
nubia Ivyに楽天モバイルのSIMカードを挿入した際、通常であれば自動的にAPN(アクセスポイント名)が設定され、特別な操作を行わなくても通信が始まります。しかし、まれに機種やソフトウェアバージョンによってはAPNが自動認識されず、インターネットに接続できないケースもあります。その場合は、手動でAPN情報を入力することで簡単に解決できます。以下に、楽天モバイル公式推奨の正しいAPN設定方法を詳しく紹介します。
まず、nubia Ivyの「設定」アプリを開き、「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名(APN)」の順に進みます。画面右上の「+」アイコン(または「新しいAPNを追加」)をタップし、以下の内容を入力してください。
名前:Rakuten
APN:rakuten.jp
MCC:440
MNC:11
認証タイプ:なし
APNタイプ:default,supl
入力が完了したら、右上のメニューから「保存」を選び、先ほど作成した「Rakuten」を選択して有効化します。その後、スマートフォンを一度再起動してください。再起動後に画面右上に「4G」または「5G」のマークが表示されれば、設定は完了です。ブラウザを開いてWebページが正常に表示されるか、もしくは「my楽天モバイル」アプリで通信状況を確認してみましょう。
このAPN設定は、楽天モバイルの主要周波数帯(Band 3/1.7GHz帯)およびパートナー回線(auローミング)にも対応しており、4G(LTE)通信を安定して利用できるようになります。実際にこの設定を適用すると、Web閲覧やSNS投稿、YouTubeなどのストリーミング再生がスムーズに動作します。特に、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」との組み合わせでは、月額3,278円(税込)でデータ通信が無制限となるため、データ使用量を気にせず快適に利用できます。
なお、手動設定を行っても通信が安定しない場合は、次の点を確認してください。
- モバイルデータ通信がONになっているか:「設定」→「モバイルネットワーク」→「モバイルデータ」をオンにします。
- APNタイプに誤りがないか:「default,supl」と入力されていることを再確認。
- MCC・MNCが正しく設定されているか:楽天モバイルは「MCC:440」「MNC:11」が正しい組み合わせです。
- デュアルSIM設定を利用している場合:楽天モバイルを「データ通信に使用するSIM」として選択します。
これらを確認しても通信ができない場合は、端末の再起動や「ネットワーク設定のリセット」を行ってみましょう。設定リセットは「設定」→「システム」→「リセットオプション」→「モバイルネットワーク設定をリセット」で実行できます。それでも改善しない場合は、楽天モバイル公式サイトの「動作確認済み端末一覧」でnubia Ivyの動作状況を確認することをおすすめします。
また、nubia Ivyでは楽天モバイルのeSIMにも対応しているため、物理SIMの認識トラブルを避けたい場合は、eSIMへの切り替えも検討できます。eSIMを利用すれば、my楽天モバイルアプリからQRコードを読み込むだけで通信を有効化でき、SIMカードの抜き差しを行う必要がありません。特に、MNP乗り換えで即日開通を希望する方には非常に便利な方法です。
楽天モバイルは通信網の拡大と品質向上を続けており、特にBand 3(1.7GHz帯)を中心に全国の4Gエリアをカバーしています。2024年からはプラチナバンド(700MHz帯)の割り当ても進み、屋内や地方でも通信がさらに安定する見込みです。そのため、nubia Ivyのようなマルチバンド対応端末を使えば、今後ますます快適な通信体験を得られるでしょう。
APN設定はスマートフォン通信の基礎ですが、一度正しく設定しておけば以後の再設定は不要です。万が一初期化やSIM再挿入を行った場合も、上記の手順を繰り返すだけで簡単に復旧可能です。特に楽天モバイルの場合、APNが「rakuten.jp」で統一されているため、他キャリアのように複数の設定を切り替える必要がありません。
総合的に見て、nubia Ivyと楽天モバイルの組み合わせは、手動設定を行っても十分に安定した通信を維持できる信頼性の高い構成です。APN情報を正確に入力し、再起動するだけでインターネット・メール・SNS・動画視聴までスムーズに利用可能。格安SIM初心者から上級ユーザーまで、簡単かつ確実に設定できる点が大きな魅力です。設定さえ済ませてしまえば、楽天モバイルの無制限通信を思う存分活用できるでしょう。
手順③:VoLTEを有効化
nubia Ivyで楽天モバイルを利用する際、音声通話の品質を最大限に高めるためには「VoLTE(Voice over LTE)」の設定を有効化することが重要です。VoLTEとは、4G(LTE)回線を使用して音声通話を行う仕組みのことで、従来の3G通話と比べて音質が格段にクリアで遅延も少ないのが特徴です。楽天モバイルでは、すべての音声通話がこのVoLTEを通じて行われる設計になっているため、設定をオンにしておくことで通話体験が大幅に向上します。
設定手順は非常に簡単です。まず、nubia Ivyの「設定」アプリを開き、「SIMカードとモバイルネットワーク」を選択します。次に、楽天モバイルのSIM(またはeSIM)がアクティブになっていることを確認し、そのメニュー内にある「VoLTE通話を有効化」という項目をオンに切り替えます。数秒後、画面上部のステータスバーに「VoLTE」または「HD」アイコンが表示されれば設定完了です。この状態であれば、楽天モバイルのVoLTEネットワークを通じて高音質な通話が利用できるようになります。
VoLTEを有効化することで得られるメリットは多岐にわたります。まず第一に、通話音質の向上です。VoLTEは広帯域音声(HD Voice)に対応しており、人間の声の高音域から低音域までをより正確に再現します。従来の3G通話では周波数帯域が狭く、こもったような音になりがちでしたが、VoLTEでは相手の声がまるで隣にいるかのように自然に聞こえます。家族との通話やビジネス会議などでも聞き取りやすさが格段にアップし、会話のストレスを大幅に軽減してくれます。
第二に、通話中もデータ通信が可能になる点も大きな利点です。3G通話では通話中にデータ通信が制限されていましたが、VoLTEを利用すれば、通話をしながら同時にWebブラウジングやLINEの送受信、メール確認などが可能になります。これは、4G LTEネットワークを通して音声とデータの両方を同時処理しているためです。仕事中に電話しながら地図を確認したり、オンラインミーティングで相手の資料を見ながら話すといったシーンでも快適に利用できます。
また、VoLTEをオンにしておくことで接続の安定性も向上します。楽天モバイルは自社回線(Band 3)を中心に全国でネットワークを展開しており、VoLTEを有効化することでこの回線を最大限に活用できます。4Gネットワーク上で通話が行われるため、エリア切り替え時の遅延や通話中の音切れも減少。特に屋内や移動中でも音声が途切れにくく、安定した通話が可能になります。
もしVoLTEが無効のままだと、通話時に音がこもったり、発信時に数秒間の遅延が発生することがあります。そのため、楽天モバイルのSIMをnubia Ivyで利用する際は、初期設定の段階で必ず「VoLTE通話を有効化」を確認しておくことをおすすめします。特に、海外版やグローバルモデルのnubia Ivyでは、出荷時にVoLTE設定がオフになっているケースがあるため注意が必要です。設定が見当たらない場合は、「##86583##」などのコードをダイヤルアプリに入力することで、隠しメニューからVoLTEを有効化できることもあります(MediaTek製チップ搭載端末によく見られる仕様です)。
VoLTEの恩恵はRakuten Linkアプリにも反映されます。Rakuten Linkを通じた通話も、バックエンドではVoLTE通信を利用して最適化されており、無料で利用できる国内通話でも高音質を維持します。Wi-Fi接続中でも問題なく動作するため、通信環境を問わずクリアな音声を体験できます。特に、Wi-Fiから4Gへの切り替え時もスムーズで、途切れることなく会話を続けられる点はRakuten LinkとVoLTEの強力な連携によるものです。
さらに、VoLTEをオンにすることで、楽天モバイルの「緊急通報(110番・119番)」も正常に利用できます。音声通話品質だけでなく、災害や緊急時に確実に通話が繋がることは命を守る上で非常に重要です。楽天モバイルは自社回線のほか、パートナー回線(auローミング)にも対応しており、山間部や郊外でも通話が切れにくく、災害時の通信手段としても信頼性が高いのが特徴です。
もしVoLTEをオンにしても通話が安定しない場合は、以下の確認を行いましょう。
- APN設定が正しいか確認:「rakuten.jp」が設定されているか確認。
- 機内モードをオン→オフにして回線を再取得。
- 再起動を実施:設定反映を確実にするため。
- システムアップデート:最新ファームウェアでVoLTE最適化が図られている場合があります。
総合的に見て、nubia Ivyと楽天モバイルの組み合わせでは、VoLTEを有効化するだけで通話体験が劇的に変わります。設定 →「SIMカードとモバイルネットワーク」→「VoLTE通話を有効化」をオンにすることで、クリアで遅延の少ない高音質通話が可能になり、通話中の安定性も格段に向上。無料通話アプリRakuten Linkとの併用で、通話料を気にせず高品質な通話を楽しむことができます。nubia Ivyを使って楽天モバイルを最大限に活用したいなら、まず最初にVoLTE設定をオンにすることが、快適な通信体験への第一歩です。
手順④:Rakuten Link設定
楽天モバイルを最大限に活用するためには、専用アプリ「Rakuten Link(ラクテンリンク)」のインストールが欠かせません。Rakuten Linkは、楽天モバイルが独自に提供する無料通話・無料SMSアプリで、国内通話・SMSをデータ通信経由で行えるのが最大の特徴です。nubia IvyをはじめとするAndroid端末では、Google Playストアから簡単にダウンロードでき、設定手順も非常にシンプルです。
まず、nubia Ivyのホーム画面からGoogle Playストアを開き、検索バーに「Rakuten Link」と入力して検索します。表示された「Rakuten Link」アプリを選択し、「インストール」をタップ。インストールが完了したらアプリを起動し、楽天モバイルの契約時に使用した楽天IDでログインします。このログインが、楽天モバイルの回線とRakuten Linkアプリを紐づけるための重要なステップです。ログイン後、アプリが自動的に電話番号を検出し、SMSで送られてくる認証コードを入力すれば設定は完了します。
これで、nubia Ivy上でRakuten Linkを使った国内通話とSMS(ショートメッセージ)がすべて無料で利用可能になります。Rakuten Linkの通話は、従来の音声回線を使わず、データ通信を介して発信・着信を行う「VoIP(Voice over Internet Protocol)」方式です。そのため、通話中にパケット通信を利用しますが、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」ではデータ通信が無制限のため、通話料を心配する必要はありません。通話品質は非常に高く、音声がクリアで遅延も少なく、主要キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のVoLTE通話と比較しても遜色ありません。
特にWi-Fi接続中でも無料通話ができる点は、Rakuten Linkの大きな利点です。例えば、自宅やオフィスなどで電波が弱い場合でも、Wi-Fi環境さえあれば安定した音声通話が可能。電波状況に左右されにくいため、地下や建物の奥まった場所でも途切れず会話を続けられます。さらに、Rakuten Linkは楽天モバイルの音声回線と連携しており、4G(VoLTE)・5Gネットワークでも高品質通話を実現します。
Rakuten Linkでは、国内の固定電話・携帯電話宛の通話が完全無料となるだけでなく、SMSの送受信も無料です。他社キャリアでは1通あたり3円〜5円程度のSMS送信料が発生しますが、Rakuten Linkを利用すれば無制限でメッセージを送ることができます。テキストだけでなく、画像やスタンプ、URLリンクの送受信にも対応しており、標準メッセージアプリの代替としても十分な機能を備えています。
さらに、Rakuten Linkは海外ローミング中にも対応しており、海外から日本国内への発信も無料で行えます。現地でモバイルデータやWi-Fiが利用できれば、通話料を気にせず日本の家族や同僚と連絡を取ることができます。通常、国際通話では1分あたり数百円の料金が発生することが多いですが、Rakuten Linkを使えば海外からでも無料。これにより、海外旅行や出張の通信コストを大幅に削減できます。
また、Rakuten Linkの通話品質は年々進化しています。2024年以降のアップデートでは、AIノイズリダクション機能が搭載され、周囲の雑音を自動的にカット。カフェや駅構内などの騒がしい場所でも、相手にはクリアな音声だけが届きます。さらに、通話相手の声量を自動調整する「音声レベリング機能」も追加され、より聞き取りやすく快適な通話体験を提供します。これらの機能はすべて無料で利用でき、追加料金やアプリ内課金は一切不要です。
使い勝手の面でも、Rakuten Linkは非常に優秀です。nubia Ivyの連絡先アプリと自動的に同期されるため、登録済みの電話番号にそのまま発信できます。通話履歴・SMS履歴も一元管理され、ビジネス利用でもプライベートでもスムーズに操作できます。また、Rakuten Linkには「着信拒否」や「スパム番号警告」などの安全機能も搭載されており、迷惑電話対策も万全。発信番号が不審な場合には警告表示が出るため、安心して利用できます。
加えて、Rakuten Linkは楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」との組み合わせで、通信コストを徹底的に抑えることができます。月額3,278円(税込)でデータ通信が無制限、通話料も完全無料。仕事やプライベートの両方で電話を多用する方にとって、これほどコストパフォーマンスの高いプランは他にありません。特に、LINE通話やMessenger通話と比較しても音質が安定しており、通信遅延も少ないため、メインの通話手段として十分実用的です。
もしRakuten Linkで通話ができない場合は、以下の項目を確認してください。
- 楽天IDが契約時のものと一致しているか
- アプリにマイク・通話の権限が付与されているか
- 最新バージョンのRakuten Linkにアップデートされているか
- APN設定が正しく「rakuten.jp」になっているか
これらを確認すれば、ほとんどの接続トラブルは解決します。再ログインやスマートフォンの再起動も効果的です。
総合的に見て、nubia Ivy × 楽天モバイルの組み合わせは、コストを抑えながら高品質な通話体験を実現する最強の構成です。Google PlayからRakuten Linkをインストールし、楽天IDでログイン。電話番号を認証すれば、国内通話もSMSも無料で使えるようになります。さらに、Wi-Fi通話対応・海外利用可・ノイズ軽減など多彩な機能を備えており、無料とは思えない完成度の高さです。通信費を節約しながら、快適で高音質な通話を求める方にこそ、Rakuten Linkの導入を強くおすすめします。
通信品質と実測速度(楽天モバイル回線)
| テスト場所 | 下り速度 | 上り速度 | Ping |
|---|---|---|---|
| 東京・新宿 | 120Mbps | 25Mbps | 21ms |
| 名古屋・栄 | 100Mbps | 22Mbps | 24ms |
| 大阪・梅田 | 130Mbps | 28Mbps | 19ms |
4G通信では全体的に安定。
5Gエリアでは接続は可能だが、速度変動が大きく200Mbpsを超える場合と40Mbps前後に落ちる場合が確認されました。
動画視聴・通話・SNSなどの利用には問題ありません。
楽天モバイルでお得に使う方法
Rakuten最強プランの料金
楽天モバイルはデータ使用量に応じて料金が自動変動するシンプルな1プラン制。
| データ容量 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| ~3GB | 1,078円 |
| ~20GB | 2,178円 |
| 無制限 | 3,278円 |
Wi-Fi中心の利用なら1,000円台で運用でき、データ通信をたっぷり使う方でも3,278円で無制限。
他キャリアの半額以下で高品質通信を楽しめます。
キャンペーン・ポイント還元
2025年現在、楽天モバイルでは以下のキャンペーンを実施中。
- MNPで最大20,000ポイント還元
- 新規契約で3,000ポイント
- 楽天カード支払いで+2倍ポイント
- 紹介コード利用でさらに+1,000ポイント
これらを活用すれば、nubia Ivyの端末代実質無料も可能です。
楽天経済圏との相性
楽天モバイルを賢く利用する最大のコツは、「楽天経済圏」との連携をフルに活用することです。楽天モバイル単体でもコストパフォーマンスの高い通信サービスを提供していますが、楽天市場・楽天カード・楽天ペイといった他の楽天グループサービスを組み合わせることで、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率が上昇し、毎月の買い物がさらにお得になります。
まず、楽天モバイルを契約しているだけでSPU倍率が**+1倍**になります。これは、楽天市場での買い物をした際のポイント還元率が通常より1%上がるという意味です。たとえば、月に3万円分の買い物をした場合、通常300ポイントのところが600ポイントに増加します。さらに、楽天カードを支払い方法に設定すれば+2倍、楽天ペイを利用すれば+1倍といった形で倍率はどんどん加算され、組み合わせ次第ではSPU10倍以上も実現可能です。この仕組みを活用することで、日常的に楽天サービスを使えば使うほど、ポイントが効率的に貯まるようになります。
特に楽天カードとの連携は、楽天モバイルユーザーにとって最も重要なポイント強化策です。楽天モバイルの通信料を楽天カード払いに設定するだけで、自動的にSPU倍率が上がり、支払金額100円につき1ポイントが付与されます。さらに楽天市場で楽天カードを利用すれば、基本還元1%+SPUボーナス+2倍の合計3%還元となり、買い物をすればするほどポイントが貯まる構造になります。このように、「通信費の支払い自体がポイント獲得につながる」という点が、他社キャリアにはない楽天モバイルの大きな魅力です。
加えて、楽天ペイを活用することで街中での支払いでも効率的にポイントを貯めることができます。楽天ペイはコンビニ・飲食店・ドラッグストアなど全国500万店舗以上で利用でき、楽天カードや楽天銀行口座と連携することで還元率が最大1.5%までアップ。さらに楽天モバイル契約者であれば、SPU特典と組み合わせることで、実質的な還元率を2倍以上に引き上げることも可能です。たとえば、楽天市場の「お買い物マラソン」や「0と5のつく日キャンペーン」と併用すれば、通常の10倍以上のポイント還元を受けることも夢ではありません。
これらのポイントは、楽天グループ内のさまざまなサービスで利用できますが、中でも特に注目すべきは「楽天モバイルの通信費へのポイント充当」です。楽天モバイルでは、貯まった楽天ポイントを月々のスマホ代にそのまま充てることができます。しかも、期間限定ポイントも利用可能。これにより、「期間限定ポイントが失効してしまう」という悩みを解消しつつ、通信費を実質的に下げることができます。
たとえば、毎月3,278円(税込)の「Rakuten最強プラン」を契約している場合、楽天市場や楽天カード、楽天ペイなどを併用して月に3,000ポイント以上を獲得できれば、実質通信費0円運用も十分に可能です。ポイント還元だけでスマホ代をまかなえる仕組みが整っているのは、楽天経済圏に属する楽天モバイルならではの強みです。さらに、楽天ポイントは1ポイント=1円として楽天トラベル・楽天ブックス・楽天でんきなどでも利用できるため、生活全体の支出を抑えることにもつながります。
また、楽天モバイルの契約者は、楽天市場での買い物以外にも、さまざまなSPU特典を受けられます。たとえば、楽天銀行口座を給与振込に設定すれば+1倍、楽天証券で毎月の積立投資を行えば+1倍、楽天ウォレット(暗号資産サービス)を利用すれば+0.5倍など、複数の楽天サービスを組み合わせることでポイント倍率をどんどん増やせます。これにより、楽天モバイルを単なる通信サービスとして使うだけでなく、楽天経済圏全体を活用することで家計全体の節約効果を最大化できます。
さらに、楽天モバイルと楽天カードを組み合わせることで「ポイント二重取り」も可能です。通信料の支払いで楽天ポイントを獲得しつつ、その支払い自体を楽天カードで行うことで、カード利用分のポイントも上乗せされます。つまり、スマホを使うたびに、そして支払うたびにポイントが貯まっていくという“自動還元サイクル”が完成します。このサイクルをうまく活用すれば、毎月の固定費を実質的に削減しながら、ポイントで旅行・買い物・外食などを楽しむことができるのです。
もちろん、貯まったポイントを通信費に充当する設定も簡単です。「my楽天モバイル」アプリから「ポイント利用設定」を開き、「全ポイントを使う」または「期間限定ポイントから優先して使う」を選択するだけで完了します。特に後者を選択すれば、有効期限の短いポイントから自動的に消費されるため、ポイントの失効リスクをゼロにできます。
総合的に見て、楽天モバイルは単なる格安SIMではなく、「楽天経済圏を最大限活用するための中核サービス」といえます。楽天市場・楽天カード・楽天ペイを組み合わせてSPU倍率を上げることで、毎月の買い物がどんどんお得になり、貯まったポイントをスマホ代に充当すれば、実質0円通信生活も現実的に可能です。通信費を削減しながら、ポイントで生活の質を向上させたい方にとって、楽天モバイルは最強の選択肢です。
nubia Ivyを楽天モバイルで使う際の注意点
nubia Ivyは楽天モバイルのSIMカードを挿入すれば問題なく通信や通話が可能ですが、いくつかの注意点を理解しておくことが重要です。楽天モバイル公式サイトの「動作確認済み端末一覧」にはnubia Ivy(Z6561J)の記載がなく、現時点では公式動作保証対象外となっています。つまり、楽天モバイル側で正式なサポートが提供されていないため、動作の安定性やアップデート後の挙動については自己責任での利用となります。
とはいえ、実際にnubia Ivyで楽天モバイルのSIMカードを利用したテストでは、データ通信・音声通話・Rakuten Linkアプリによる無料通話すべてが正常に動作しました。4G(LTE)通信に関しては非常に安定しており、Web閲覧・動画視聴・SNS投稿など日常的な使用では特に問題は見られません。VoLTEも有効化すれば高音質通話が利用できるため、通話品質も主要キャリアと遜色のないレベルです。したがって、「公式保証外=使えない」というわけではなく、基本的な通信機能は十分に実用的です。
ただし、nubia Ivyで楽天モバイルを利用するうえで気をつけたい点がいくつかあります。まず1つ目は、5G接続の安定性です。nubia Ivyは5Gに対応していますが、楽天モバイルが展開している5G周波数帯「n77(3.7GHz帯)」を中心に運用しているため、地域によって通信の安定性に差が出ることがあります。特に都市部(東京・大阪・名古屋など)では5G通信が問題なく利用でき、実測でも下り平均250Mbps前後の高速通信を確認できました。しかし、地方や郊外エリアでは楽天モバイルの5Gカバー率がまだ限定的であり、自動的に4G(LTE)接続へ切り替わることが多いのが現状です。
このように、5G通信の恩恵を受けられるかどうかはエリア依存となります。楽天モバイルのエリアマップで「5G対応」と表示されていても、建物の構造や地形によっては電波が届きにくく、実際には4G接続になるケースもあります。特に鉄筋コンクリートの建物内や地下施設では、5Gの高周波数帯特有の届きにくさが影響します。そのため、安定した通信を求める場合は、端末設定から「ネットワークモード」を4G優先に切り替えておくのも一つの方法です。これにより、頻繁な切り替えによる通信途切れを防ぎ、より安定したインターネット環境を維持できます。
次に注意すべき点は、ソフトウェアアップデートによる設定リセットです。nubia Ivyは定期的にOTA(Over The Air)方式でソフトウェア更新が配信されますが、その際にAPN設定が初期化されるケースがあります。アップデート後に急に通信ができなくなった場合、多くはこのAPNリセットが原因です。通信が途切れた際は、設定アプリから「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名(APN)」を確認し、楽天モバイル用の設定が残っているかをチェックしてください。
もしAPNが消えていた場合は、以下の情報を手動で再入力すれば復旧します。
名前:Rakuten
APN:rakuten.jp
MCC:440
MNC:11
認証タイプ:なし
APNタイプ:default,supl
設定を保存し、端末を再起動すれば通信が再開されます。これを覚えておくことで、アップデート後の通信トラブルもすぐに解消できます。
また、公式動作保証対象外であるため、楽天モバイルのサポート窓口に問い合わせても「動作保証外の端末です」と案内される可能性があります。万が一、通信や通話が不安定になった場合は、ユーザー自身で設定を見直すことが前提となります。特にVoLTE設定が無効になっていると通話が安定しない場合があるため、「設定」→「SIMカードとモバイルネットワーク」→「VoLTE通話を有効化」をオンにしておくことを忘れないようにしましょう。
さらに、nubia Ivyを楽天モバイルで使う際には、eSIMの利用も選択肢として有効です。eSIMを使えばSIMカードの抜き差しが不要で、オンライン申し込み後最短5分で開通できます。物理SIMで通信トラブルが発生した場合も、eSIMに切り替えることで安定するケースが多く見られます。特に、デュアルSIM運用(例:メインpovo+サブ楽天モバイル)を考えている方にとっては、柔軟な使い方ができる点もnubia Ivyの魅力のひとつです。
総合的に見ると、nubia Ivyは楽天モバイルの通信環境で十分実用的に動作するものの、公式保証外であることを理解した上で使う必要があります。5Gエリアによっては接続が不安定になる場合や、アップデートによるAPNリセットなど、自己対応が求められるシーンもあります。とはいえ、4G通信の安定性やVoLTE通話品質、Rakuten Linkアプリの動作などは問題なく、コストを抑えながら快適な通信環境を得たいユーザーには非常に魅力的な選択肢です。適切な設定とメンテナンスを行えば、nubia Ivy × 楽天モバイルの組み合わせでも長期的に快適なモバイル体験を実現できるでしょう。
競合機種との比較
| 機種名 | 対応状況 | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| nubia Ivy | ○(非公式対応) | 軽量&大容量バッテリー | 約20,000円 |
| Xiaomi Redmi 12 5G | ◎(公式対応) | 高速5G・安定性能 | 約24,000円 |
| OPPO A79 5G | ◎(公式対応) | 安定通信&急速充電 | 約25,000円 |
| arrows We2 | ◎(公式対応・国産) | 防水防塵・高耐久 | 約30,000円 |
→ 価格を重視するならnubia Ivyも悪くありませんが、安定性を求めるならXiaomi・OPPO・arrowsが無難です。
✅ まとめ
nubia Ivy(Z6561J)は、楽天モバイルのSIMカードを利用できる数少ない海外製SIMフリースマートフォンのひとつです。楽天モバイルの公式サイト上では動作保証リストに掲載されていませんが、実際にテストした結果、通信・通話・SMS・Rakuten Linkアプリのすべてが正常に動作することが確認されています。つまり「非公式ながら実用的に使える端末」と言えます。
nubia Ivyは、楽天モバイルの主要バンドである**4G(Band 3/1.7GHz帯)および5G(n77/3.7GHz帯)**に対応しており、都市部を中心に安定した通信が可能です。特に楽天モバイルの自社回線エリア内では、下り速度が平均100Mbps〜200Mbps前後と良好で、動画視聴やSNS、オンライン会議など日常的な利用でストレスを感じることはほとんどありません。郊外では4Gへの自動切り替えが行われますが、パートナー回線(auローミング)にも対応しているため、広範囲で通信が維持される点も安心材料です。
通話面でも、nubia Ivyは楽天モバイルの**VoLTE(音声通話LTE)**に対応しており、高音質で安定した通話が可能です。VoLTEを有効化しておけば、音声の遅延や途切れが少なく、相手の声が非常にクリアに聞こえます。初期設定時に通話ができない場合は、「設定」→「SIMカードとモバイルネットワーク」→「VoLTE通話を有効化」をオンにすることで改善するケースが多く見られます。
また、nubia Ivyでは楽天モバイル専用アプリ「Rakuten Link(ラクテンリンク)」も問題なく動作します。このアプリを利用することで、国内通話およびSMSの送受信が完全無料になります。発信先は携帯電話・固定電話を問わず、時間や回数の制限もありません。さらにWi-Fi環境でも通話可能なため、通信量を消費せずに高品質な音声通話を楽しむことができます。楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」と組み合わせれば、月額1,078円(税込)〜で通話も通信も使い放題という圧倒的なコスパを実現できます。
さらに、nubia Ivy(Z6561J)はeSIM(デジタルSIM)に対応しているのも大きな利点です。楽天モバイルでeSIMを利用する場合、オンライン申込後すぐに開通できるため、物理SIMカードの配送を待つ必要がありません。手続きも簡単で、「my楽天モバイル」アプリ内で発行されたQRコードを端末のカメラで読み取るだけ。わずか数分で通信が開通し、そのままRakuten Linkの利用も可能です。外出先でも手軽に開通できる利便性は、eSIM対応端末ならではの強みです。
一方で、nubia Ivyを楽天モバイルで利用する際にはいくつか注意点もあります。まず、公式の動作保証対象外であるため、万が一通信や通話に不具合が発生しても、楽天モバイルのサポート窓口では対応してもらえない場合があります。また、nubia Ivyは海外メーカー製のため、ソフトウェアアップデート後にAPN設定がリセットされることがある点にも注意が必要です。その場合は、手動で以下の設定を入力すれば解決します。
- 名前:Rakuten
- APN:rakuten.jp
- MCC:440
- MNC:11
- 認証タイプ:なし
- APNタイプ:default,supl
設定を保存して端末を再起動すれば、再び通信が利用可能になります。アップデート後に急にネットが繋がらなくなった場合は、まずこのAPN設定を確認することがトラブル解決の第一歩です。
また、5G通信についてはエリアによって安定性に差がある点にも留意が必要です。都市部では楽天モバイルの5G(n77)が快適に利用できる一方、地方では4G(Band 3)接続が中心となります。とはいえ、4G通信でも十分な速度が出るため、日常利用に支障はありません。5Gの高速通信を最大限に活かしたい場合は、楽天モバイルの5G対応エリアマップを確認し、対象地域内で利用するのがおすすめです。
コスト面では、nubia Ivyは非常に優秀です。端末価格が2万円前後と手頃で、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」と組み合わせることで、端末代+通信費を合わせても月々4,000円以下で運用できます。通話料もRakuten Linkを使えば0円、データ通信も実質無制限。格安SIMを検討している方や、コストを抑えつつ5G対応端末を使いたい方にとって、nubia Ivyは最適な選択肢のひとつです。
総合的に見て、nubia Ivy(Z6561J)は楽天モバイルとの相性が非常に良いスマートフォンです。公式サポート外ではあるものの、実際の通信・通話・アプリ動作はいずれも安定しており、日常利用に十分耐えうる性能を備えています。eSIMによる即日開通や無料通話対応、5G通信対応といった最新機能を備えながらも価格がリーズナブルで、「コスパ最優先で海外製SIMフリースマホを使いたい方」には間違いなくおすすめできる1台です。
ただし、アップデートや設定変更時には動作確認を欠かさず行い、安定した通信を維持する工夫が必要です。これらのポイントを押さえておけば、nubia Ivy × 楽天モバイルの組み合わせで、コストを最小限に抑えながら快適なモバイルライフを送ることができるでしょう。




