楽天モバイルがあれば光回線は解約できる?テザリング代用の条件は?

楽天モバイル 光回線解約できる? メリット

「楽天モバイルを契約していれば、毎月料金がかかる光回線は解約できるのでは?」と考えている人は多いのではないでしょうか。楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、20GBを超えると月額料金の上限が税込3,278円となり、スマートフォンのテザリングも追加料金なしで利用できます。そのため、スマホを自宅のWi-Fiルーター代わりに使えば、光回線の月額料金を節約できる可能性があります。

結論からいうと、楽天モバイルがあれば光回線を解約できる人はいます。ただし、すべての人におすすめできる方法ではありません。一人暮らしでインターネットの用途がWeb閲覧や動画視聴中心なら、楽天モバイルのテザリングだけでも十分に生活できることがあります。一方、家族で複数の端末を同時接続する家庭、オンライン会議が多い人、対戦ゲームをする人、大容量ファイルを頻繁に送受信する人は、光回線を残したほうが安心です。

特に注意したいのは、「楽天モバイルのデータ通信が無制限であること」と「光回線と同じ品質で利用できること」は別だという点です。楽天モバイルの通信速度は利用場所、建物の構造、時間帯、基地局の混雑状況などに左右されます。自宅で十分な速度が出ていても、夜間や休日に速度が低下する可能性があります。また、テザリングを行うスマホを持って外出すると、当然ながら自宅のパソコン、テレビ、ゲーム機、見守りカメラなどはインターネットに接続できなくなります。

そのため、いきなり光回線を解約するのはおすすめできません。まずは光回線を契約したまま、2週間から1カ月程度、楽天モバイルのテザリングだけで普段の生活を再現してみましょう。朝、昼、夜、休日の通信速度だけでなく、動画の画質、オンライン会議の安定性、端末の同時接続台数、スマホの発熱やバッテリー消費まで確認することが大切です。

この記事では、「楽天モバイルがあれば光回線を解約できる?」という疑問に対して、代用できる人・できない人の違い、必要な通信速度、料金の節約効果、解約前のテスト方法、テザリングの注意点まで詳しく解説します。楽天ひかりを含め、現在利用している光回線を解約するか迷っている人は、判断材料として参考にしてください。

楽天モバイルがあれば光回線は解約できる?

結論:条件が合えば解約できるが、すべての家庭に向いているわけではない

楽天モバイルが自宅で安定してつながり、インターネットの用途がそれほど重くなければ、光回線を解約して楽天モバイルだけで生活することは可能です。

楽天モバイルのスマホでテザリングを有効にすると、スマホが簡易的なWi-Fiルーターになります。パソコン、タブレット、テレビ、ゲーム機などをスマホのWi-Fiへ接続すれば、光回線がなくてもインターネットを利用できます。

特に光回線を解約しやすいのは、次のような人です。

  • 一人暮らしで接続する端末が少ない
  • 自宅で楽天モバイルの電波が安定している
  • Web閲覧、SNS、音楽、動画視聴が中心
  • 在宅勤務やオンライン会議の頻度が低い
  • 対戦型オンラインゲームをほとんどしない
  • スマホを持って外出している間、自宅で通信する端末がない
  • 通信速度が多少変動しても困らない
  • 光回線の月額料金をできるだけ節約したい

反対に、家族4人など複数人で暮らしている場合は注意が必要です。楽天モバイルのデータ容量に上限がないとしても、1台のスマホに多数の端末を接続すると通信が混雑しやすくなります。

例えば、家族が同じ時間帯に次のような使い方をすると、快適さが落ちる可能性があります。

  • リビングのテレビで4K動画を再生する
  • 子どもがタブレットで動画を見る
  • パソコンでオンライン会議をする
  • ゲーム機でオンライン対戦をする
  • 別の端末がクラウドへ写真をバックアップする

必要な通信量と通信速度は、家族全体の利用によって積み上がります。楽天モバイルの回線が自宅で高速でも、1台のスマホですべてを処理するのは負担が大きくなります。

また、テザリング中のスマホは発熱しやすく、バッテリーの消耗も早くなります。長時間にわたって充電しながら通信を続けると、バッテリーの劣化を早める可能性があります。光回線を解約できるかは、料金やデータ容量だけでなく、接続の安定性や端末の運用方法まで含めて考えなければなりません。

「技術的に解約できるか」と「解約後も不満なく暮らせるか」は別問題です。楽天モバイルの通信が生活上のすべての用途を満たせると確認できてから、光回線を解約しましょう。

楽天モバイルの料金とテザリングの仕組み

楽天モバイルのRakuten最強プランは、その月に利用したデータ量によって料金が変わります。

月間データ利用量通常料金
3GBまで税込1,078円
3GB超~20GBまで税込2,178円
20GB超税込3,278円

20GBを超えた場合、月額料金は税込3,278円が上限です。そのため、自宅の固定回線代わりに使ってデータ消費量が増えても、通常料金が段階的に上がり続けるわけではありません。

さらに、楽天モバイルのテザリングは無料です。別途テザリングオプションへ申し込む必要もなく、対応スマホの設定画面から有効にできます。公式FAQでも、テザリングには独自の容量制限を設けていないと案内されています。ただし、ネットワークの公平な利用などを目的として、混雑時などに通信速度が制御される場合があります。

Rakuten最強プランの料金や提供条件は、楽天モバイル公式の料金ページで確認できます。テザリングの最新条件については、楽天モバイル公式FAQも確認しておきましょう。

楽天モバイルのテザリングには、主に次の3種類があります。

接続方法特徴向いている用途
Wi-Fiテザリング複数端末を無線接続できるテレビ、タブレット、複数のパソコン
USBテザリングケーブル接続で比較的安定しやすい1台のパソコン、オンライン会議
Bluetoothテザリング消費電力を抑えやすいが速度は遅めメール、軽いWeb閲覧

最も簡単なのはWi-Fiテザリングです。スマホの設定でアクセスポイントを有効にし、表示されたネットワーク名とパスワードを接続したい端末へ入力します。

一方、パソコン1台で安定性を優先するなら、USBテザリングが候補になります。電波状態が同じでも、スマホとパソコンの間を無線ではなくケーブルで接続するため、宅内Wi-Fiの干渉を受けにくくなります。

ただし、USBテザリングでも、スマホから楽天モバイルの基地局までの通信品質は変わりません。自宅で楽天モバイルの電波が弱ければ、接続方法を変えても大幅な改善は期待できないことがあります。

Rakuten最強プランの「データ無制限」は、固定された高速通信が常に保証されるという意味ではありません。通信サービスはベストエフォート型であり、実際の速度は次のような条件に左右されます。

  • 自宅と基地局の距離
  • 建物の壁や断熱材の構造
  • 部屋の位置や階数
  • 窓の向き
  • 周辺利用者の数
  • 朝夕や休日などの混雑
  • スマホが対応する周波数帯
  • スマホ本体の通信性能
  • テザリングで接続する端末数
  • 端末とスマホの距離
  • 周辺のWi-Fi電波との干渉

自宅が楽天モバイルのサービスエリア内でも、室内の奥では電波が弱くなることがあります。エリアマップだけで判断せず、実際に生活する部屋で試すことが重要です。

なお、家族割引の「最強家族プログラム」が適用される場合は、1回線あたり月額110円が割り引かれます。20GB超の料金は税込3,168円です。ただし、家族4人で光回線を解約し、それぞれが個別に大容量通信を行う場合、全員が無制限段階まで利用するとスマホ料金全体が増える点にも注意してください。

光回線を解約したことで、家族全員のデータ使用量が増えるケースもあります。光回線代だけを見るのではなく、解約前後の通信費総額を比較しましょう。

楽天モバイルと光回線は何が違う?

楽天モバイルのテザリングと光回線は、どちらもインターネットへ接続する方法ですが、通信の仕組みが異なります。

楽天モバイルは、基地局からスマホまでを電波で接続します。利用場所や周辺の混雑によって通信状態が変動しやすいのが特徴です。

光回線は、自宅まで光ファイバーを引き込みます。宅内はWi-Fiを使う場合でも、自宅から通信事業者の設備までは有線で接続されるため、一般的にはモバイル回線より安定しやすくなります。

比較項目楽天モバイルのテザリング光回線
月額料金最大税込3,278円おおむね4,000~6,000円前後
データ容量料金上限は20GB超で一定基本的に定額
工事不要必要な場合がある
持ち運び可能自宅のみ
通信速度場所や時間帯で変動しやすい比較的安定しやすい
通信遅延変動しやすい比較的小さい
アップロード環境によって差が大きい比較的安定しやすい
同時接続多いほど負担が増えやすい多数の端末に対応しやすい
常時接続スマホの在宅が必要ルーターが動作すれば利用可能
停電時スマホと基地局の状態によるONUやルーターへの電源が必要
発熱・電池スマホへの負担があるスマホの電池に影響しない
外部からの接続難しい場合がある契約や設定によって対応可能

光回線と比較するときは、下り速度だけを見るのでは不十分です。快適さを左右する指標には、次のものがあります。

下り速度

動画やWebサイトなど、インターネット上のデータを端末へ受信する速度です。動画視聴やアプリのダウンロードでは、下り速度が重要になります。

上り速度

写真、動画、ファイルなどをインターネットへ送信する速度です。オンライン会議で自分の映像を送るときや、クラウドストレージへバックアップするときに影響します。

Ping値

端末からサーバーまでデータを送り、応答が返ってくるまでの遅延時間です。数値が小さいほど反応が速く、オンラインゲーム、リモートデスクトップ、ビデオ通話などが快適になりやすい傾向があります。

ジッター

通信遅延のばらつきです。平均速度が速くてもジッターが大きいと、通話音声が途切れたり、ゲームの動きが不安定になったりすることがあります。

パケットロス

送受信するデータの一部が途中で失われる状態です。パケットロスが発生すると、映像の乱れ、音声の途切れ、ゲームの瞬間移動、VPNの切断などが起こりやすくなります。

楽天モバイルで下り100Mbps近い速度が出る場所もありますが、それだけで光回線と同等とは限りません。速度が30Mbpsでも一定している光回線のほうが、100Mbpsから数Mbpsまで頻繁に変動するモバイル回線より快適な場合があります。

特に仕事で使う場合は、最高速度よりも最低速度や安定性が重要です。オンライン会議中に通信が途切れると、業務に直接影響します。光回線を解約する前に、速度だけでなく、普段使うサービスが問題なく動くかを確認しましょう。

光回線を解約しても困りにくい人・困りやすい人

楽天モバイルだけでも生活しやすい人

楽天モバイルで光回線を代用しやすいのは、通信環境と利用スタイルがシンプルな人です。

最も相性がよいのは、一人暮らしで接続端末が少ないケースです。スマホ、ノートパソコン、タブレットなどを必要なときだけ接続する使い方なら、テザリングでも大きな不便を感じない可能性があります。

例えば、次のような利用が中心なら、楽天モバイルだけでも対応しやすいでしょう。

  • ニュースやWebサイトを見る
  • SNSを利用する
  • メールやメッセージを送受信する
  • 音楽をストリーミング再生する
  • YouTubeなどの動画を見る
  • ネットショッピングをする
  • 月に数回オンライン会議をする
  • 書類や写真を少量アップロードする
  • 家庭用ゲーム機でソロゲームをする
  • アプリやOSをときどき更新する

動画視聴が多くても、自宅で十分な速度が出ていて、視聴する端末が1台程度なら問題なく使えることがあります。フルHD動画は、安定して10Mbps程度確保できれば視聴しやすいでしょう。

ただし、動画を見られるかどうかは、速度測定アプリの数値だけでは判断できません。夜間の混雑時に画質が落ちないか、動画の途中で読み込みが止まらないかを実際に確認してください。

光回線を解約しやすい人の目安をまとめると、次のようになります。

確認項目解約を検討しやすい状態
居住人数一人暮らし
同時接続数1~3台程度
室内の電波アンテナ表示が安定している
主な用途Web、SNS、動画、音楽
在宅勤務なし、または頻度が低い
オンラインゲームほとんどしない
4K動画見ない、または1台のみ
スマート家電少ない
固定電話利用していない
自宅サーバー利用していない
通信障害への許容度一時的に使えなくても対応できる
節約効果解約費用を考えても十分大きい

外出中に自宅でインターネットを必要としないことも重要です。スマホを持ち出すと、自宅のテザリング接続はすべて停止します。

自宅に家族が残る場合、テレビやパソコンを使えなくなるため、スマホ1台を固定回線代わりにする方法は現実的ではありません。この場合は、楽天モバイル対応のモバイルルーターに別回線を入れる方法もあります。

ただし、別回線を契約すると月額料金が増えます。光回線との料金差が小さくなるため、安定性を犠牲にしてまで乗り換える価値があるかを再計算しましょう。

引っ越しが多い人にも楽天モバイルは向いています。光回線は引っ越しのたびに移転手続きや工事が必要になる場合がありますが、楽天モバイルなら対応エリア内で端末を持ち運ぶだけです。

短期間だけ住む部屋、単身赴任先、学生の一人暮らしなど、光回線工事の負担を避けたい場面では、有力な選択肢になります。

光回線を残したほうがよい人

次に該当する人は、楽天モバイルが自宅でつながっていても、光回線を残すことをおすすめします。

家族で同時にインターネットを使う人

家族4人がスマホ、テレビ、パソコン、ゲーム機を同時に使うと、接続台数は簡単に10台を超えます。

1人につきスマホ1台だけではありません。次のような端末が常時接続される家庭もあります。

  • スマートフォン
  • タブレット
  • ノートパソコン
  • デスクトップパソコン
  • スマートテレビ
  • ストリーミング端末
  • 家庭用ゲーム機
  • スマートスピーカー
  • ロボット掃除機
  • 見守りカメラ
  • プリンター
  • エアコンなどのスマート家電

通信していないように見える端末でも、アプリ更新、クラウド同期、システム更新などを自動的に行います。家族の動画視聴と更新処理が重なると、オンライン会議やゲームに影響する可能性があります。

在宅勤務やオンライン授業が多い人

オンライン会議では、下り速度だけでなく上り速度と通信の安定性が重要です。映像が少し止まるだけなら我慢できても、顧客との商談、面接、授業、試験などで接続が切れると大きな問題になります。

会社のVPNへ接続する人も注意が必要です。モバイル回線でVPNを利用できる場合が多いものの、通信状態が変動すると再接続が必要になることがあります。

勤務先が固定回線を推奨または必須としているケースもあります。光回線を解約する前に、勤務先のセキュリティルールや在宅勤務規程を確認してください。

オンラインゲームをする人

オンラインゲームでは、データ容量より遅延と安定性が重要です。ゲーム自体の通信量は動画より少なくても、Ping値の急上昇やパケットロスが発生すると操作に影響します。

特に、次のジャンルは光回線を残したほうが安心です。

  • FPS
  • TPS
  • 格闘ゲーム
  • レースゲーム
  • リズムゲーム
  • 対戦型スポーツゲーム
  • リアルタイム性の高い協力ゲーム

楽天モバイルのテザリングでも遊べることはありますが、ランキング戦や競技性の高いプレイには向かない可能性があります。

また、ゲームソフトは数十GBから100GBを超えることがあります。ダウンロード中は他の端末の通信にも影響しやすく、スマホの発熱も大きくなります。

4K動画を複数台で見る人

4K動画は、1台あたり安定して25Mbps以上を必要とする場合があります。2台なら50Mbps、3台なら75Mbpsが単純な目安になります。

実際には通信の変動を考え、さらに余裕が必要です。速度測定で一時的に100Mbps出ていても、複数台で安定して4K動画を再生できるとは限りません。

写真や動画を頻繁にバックアップする人

クラウドストレージへのバックアップは上り通信を大量に使います。スマホで撮影した4K動画、仕事の映像素材、パソコン全体のバックアップなどをアップロードすると、長時間にわたって回線を占有することがあります。

その間、動画やWeb閲覧の速度が落ちたり、オンライン会議が不安定になったりする可能性があります。

見守りカメラやスマートホームを使う人

見守りカメラ、防犯カメラ、スマートロック、スマートインターホンなどは、外出中も自宅のネット接続が必要です。

スマホのテザリングを固定回線代わりにすると、スマホを持って外出した時点でこれらの機器がオフラインになります。自宅に専用ルーターを置く方法はありますが、停電後や端末再起動後に自動復旧できるかも確認が必要です。

自宅サーバーやNASを外出先から利用する人

モバイル回線では、ネットワークの仕組み上、外部から自宅内の機器へ接続する設定が難しい場合があります。

次のような使い方をしている人は、安易に光回線を解約しないほうがよいでしょう。

  • 自宅サーバーの公開
  • ポート開放
  • NASへの外部アクセス
  • リモートデスクトップ
  • 固定IPアドレス
  • 一部のVPNサーバー
  • 外部からの監視カメラ接続
  • 特定のNATタイプを要求するゲーム

クラウド経由で利用できる製品もありますが、現在の環境をそのまま移行できるとは限りません。

光電話や光テレビを利用している人

光回線を解約すると、光電話や光テレビも利用できなくなる場合があります。特に固定電話番号を長年使っている場合は、解約前の手続きが重要です。

番号によっては、先に光回線を解約すると他社サービスへ移行できなくなる可能性があります。必ず利用中の事業者へ確認し、番号移行を完了してから光回線を解約してください。

用途別に必要な通信環境を比較

インターネットの快適さは、「動画を見る」「仕事をする」などの用途によって異なります。以下は一般的な目安であり、各サービスが公式に保証する数値ではありません。

用途下り速度の目安上り速度の目安安定性の重要度楽天モバイル代用
Web・SNS5Mbps程度1Mbps程度低~中比較的しやすい
音楽再生1~3Mbps程度ほぼ不要しやすい
HD動画5~10Mbps程度ほぼ不要比較的しやすい
フルHD動画10Mbps程度ほぼ不要環境次第
4K動画25Mbps以上ほぼ不要1台なら環境次第
ビデオ会議5~10Mbps程度5~10Mbps程度非常に高い十分なテストが必要
大容量ダウンロード高いほど快適ほぼ不要時間がかかる場合あり
クラウドバックアップ影響は小さい10Mbps以上が望ましい環境次第
オンラインゲーム速度より遅延が重要速度より遅延が重要非常に高い慎重な判断が必要
防犯カメラ数Mbps程度数Mbps程度非常に高いスマホ運用では不向き
自宅サーバー用途による用途による非常に高い不向きな場合が多い

オンライン会議やゲームでは、通信速度が十分でも、Ping値やパケットロスに問題があれば快適に利用できません。

目安として、対戦ゲームではPing値が50ms以下で安定していると比較的プレイしやすくなります。ただし、重要なのは一度だけ測定した最低値ではなく、プレイ中に値が急上昇しないことです。

オンライン会議では、速度が50Mbpsあっても数秒ごとに通信が途切れる環境より、10Mbps前後で安定している環境のほうが快適です。必ず実際の会議アプリを使って試してください。

家族利用では、1人分の必要速度ではなく、同時利用分を合計して考えます。

例えば、家族4人が次の用途で同時接続する場合を考えてみます。

利用者用途必要速度のイメージ
1人目オンライン会議上下5~10Mbps程度
2人目4K動画下り25Mbps以上
3人目フルHD動画下り10Mbps程度
4人目オンラインゲーム速度より遅延と安定性
自動通信写真バックアップ上り回線を使用

このような家庭では、単純な合計速度だけでなく、上り通信と下り通信が同時に発生します。楽天モバイルのテザリング1回線で処理できる可能性はあるものの、時間帯による変動を考えると光回線のほうが安心です。

一方、一人暮らしで「テレビで動画を見る間はパソコンを使わない」というように用途が重ならなければ、必要な速度は大幅に下がります。

つまり、光回線を解約できるかは、月間データ量より「同時に何をするか」で考えることが大切です。

光回線を解約する前に確認したいテスト方法と節約額

2週間から1カ月、楽天モバイルだけで生活してみる

楽天モバイルがあれば光回線を解約できるかを判断する最も確実な方法は、実際にテザリングだけで生活することです。

光回線をすぐに解約せず、ONUやWi-Fiルーターの電源を切り、楽天モバイルだけで普段の通信を行います。問題が起きた場合は光回線へ戻せるため、解約後に後悔するリスクを減らせます。

テスト期間は、最低でも2週間、できれば1カ月程度がおすすめです。数時間だけ問題なく使えたとしても、平日の朝夕、週末、雨の日、混雑する夜間などで通信状態が変わることがあります。

テスト中は、次の時間帯で速度を確認しましょう。

  • 平日の朝7~9時
  • 平日の昼12~13時
  • 平日の夕方17~19時
  • 平日の夜20~23時
  • 土曜日の昼と夜
  • 日曜日の昼と夜
  • オンライン会議を行う時間
  • 家族が同時にインターネットを使う時間

速度測定は、同じ部屋、同じスマホ、同じ端末で行います。条件がばらばらだと比較しにくいためです。

記録する項目は次のとおりです。

記録項目確認する内容
下り速度動画やダウンロードに十分か
上り速度会議やアップロードに十分か
Ping値ゲームや通話の反応が遅くないか
ジッター遅延のばらつきが大きくないか
パケットロス音切れや映像停止がないか
動画再生途中で止まらないか
会議品質音声や映像が途切れないか
接続台数必要な端末をすべて接続できるか
スマホ温度異常に熱くならないか
電池消費実用的な範囲か
自動切断スリープ中に接続が切れないか
再接続切断後に簡単に復旧できるか

速度測定だけでなく、普段利用しているサービスをすべて試してください。

動画サービス

普段選択している画質で、1~2時間程度再生します。自動畫質では回線速度に合わせて画質が下がることがあるため、フルHDや4Kへ固定した状態も確認しましょう。

オンライン会議

テスト通話だけでなく、実際の会議と同程度の時間、カメラをオンにして利用します。画面共有、ファイル送信、VPN接続なども同時に試します。

ゲーム

普段遊ぶゲームを、混雑しやすい夜間にプレイします。Ping値、切断回数、操作遅延、ボイスチャットの状態を確認してください。

大容量ダウンロード

ゲーム、OS、アプリの更新などを試します。ダウンロードにかかる時間だけでなく、その間に別端末で動画やWeb閲覧ができるかも重要です。

クラウドバックアップ

写真や動画を実際にアップロードします。上り通信中にオンライン会議や動画再生が不安定にならないか確認しましょう。

複数端末の同時接続

スマホ、テレビ、パソコン、ゲーム機など、実際に使う可能性がある端末をすべて接続します。個別には問題がなくても、同時利用で速度が低下することがあります。

外出時の状態

テザリング用のスマホを持って外出し、自宅の端末が使えなくなっても困らないか確認します。見守りカメラやスマート家電を使っている場合は特に重要です。

テスト中に一度でも問題が起きたからといって、直ちに光回線が必要とは限りません。ただし、仕事、試験、防犯など失敗が許されない用途で問題が発生した場合は、光回線を残すほうが安全です。

光回線を解約すると年間いくら節約できる?

光回線を解約した場合の節約額は、光回線の月額料金をそのまま年間換算すればよいわけではありません。

自宅のWi-Fiを楽天モバイルへ移行すると、スマホのデータ使用量が増えます。これまで3GB以下だった人が20GB超まで使うようになれば、楽天モバイルの料金も上がります。

通常料金で比較すると、次のようになります。

  • 3GBまで:税込1,078円
  • 20GB超:税込3,278円
  • 増加額:税込2,200円

光回線の月額料金が税込5,000円の場合、実質的な節約額は次の計算です。

5,000円-2,200円=月額2,800円

年間では、次の金額になります。

2,800円×12カ月=年間33,600円

家族割引が適用される場合も、3GBまでの税込968円から20GB超の税込3,168円へ上がるため、差額は同じ2,200円です。

光回線の料金別に、年間の節約額を試算すると次のようになります。

光回線の月額料金楽天モバイル料金の増加毎月の実質節約額年間節約額
4,400円2,200円2,200円26,400円
5,000円2,200円2,800円33,600円
5,500円2,200円3,300円39,600円
6,000円2,200円3,800円45,600円

すでに楽天モバイルで20GBを超えている人は、光回線を解約してもスマホの料金が変わらない可能性があります。その場合は、光回線の月額料金の大部分がそのまま節約額になります。

ただし、テザリングによる利用で家族の別回線もデータ使用量が増えるなら、その増加分を差し引かなければなりません。

専用のモバイルルーターを利用するため、楽天モバイルをもう1回線契約する方法もあります。仮に追加回線が毎月20GBを超え、税込3,278円になる場合、光回線が月額5,000円なら差額は次のとおりです。

5,000円-3,278円=月額1,722円

年間の節約額は、次のようになります。

1,722円×12カ月=年間20,664円

ただし、ルーター本体の購入費用、充電に使う電気代、故障時の交換費用などが別途かかります。

節約額を計算するときは、次の費用も確認してください。

  • 光回線の契約解除料
  • 工事費の残債
  • 撤去工事費
  • レンタル機器の返送料
  • モバイルルーター購入費
  • スマホの買い替え費用
  • 光電話から別サービスへの移行費
  • 光テレビの代替費用
  • セット割引がなくなることによるスマホ料金の増加
  • 再び光回線を契約するときの工事費

例えば、光回線を解約して年間33,600円節約できても、工事費残債や契約解除料などで20,000円かかれば、初年度の実質節約額は13,600円です。

さらに、数カ月後に楽天モバイルだけでは不便だと分かり、再び光回線を申し込むと、工事費や事務手数料がかかる可能性があります。工事日まで数週間待つことも考えられます。

目先の月額料金だけでなく、最低でも1年間の総費用で比較しましょう。

テザリングを快適にする方法と代替サービス

楽天モバイルのテザリングが少し不安定でも、設置場所や接続方法を変えると改善することがあります。光回線を解約する前に、次の方法を試してみましょう。

スマホを窓の近くに置く

モバイル回線の電波は、壁、金属、断熱材、家具などの影響を受けます。部屋の中央より窓際のほうが電波を受信しやすい場合があります。

同じ窓際でも、方角によって速度が変わることがあります。室内の複数の場所で測定し、最も安定する位置を探してください。

ただし、直射日光が当たる場所はスマホが高温になるため避けましょう。

高い位置へ設置する

床の上や家具の奥ではなく、棚の上など周囲に障害物が少ない場所へ置くと、通信状態が改善することがあります。

電子レンジ、コードレス電話、テレビなどの近くは、Wi-Fi電波と干渉する可能性があるため、少し離してください。

5GHzと2.4GHzを使い分ける

Wi-Fiテザリングで周波数帯を選択できる端末があります。

周波数帯メリットデメリット
5GHz速度が出やすく、干渉が少ない壁や距離に弱い
2.4GHz遠くまで届きやすい混雑や干渉が起きやすい

スマホと接続端末が同じ部屋にあるなら、5GHzが適しています。別の部屋まで電波を届けたい場合は、2.4GHzのほうが安定することがあります。

ただし、スマホの機種や接続機器によって対応状況が異なります。

パソコンはUSBテザリングを試す

オンライン会議を行うパソコン1台だけはUSB接続にすると、スマホとパソコン間のWi-Fi干渉を避けられます。

ただし、充電しながら大容量通信を続けると発熱しやすいため、スマホケースを外す、風通しのよい場所へ置くなどの対策が必要です。

スマホの発熱を抑える

高温になると、端末保護のため処理性能や充電速度が制限される場合があります。通信速度にも影響する可能性があります。

次のような使い方は避けましょう。

  • 布団やクッションの上へ置く
  • 直射日光が当たる場所で使う
  • 厚いケースを付けたまま長時間通信する
  • 高温の部屋で急速充電しながら使う
  • テザリングと高負荷ゲームを同じスマホで行う

冷蔵庫や保冷剤で急激に冷やすと、端末内部に結露が発生する恐れがあります。風通しをよくする程度にしてください。

テザリングの自動オフ設定を確認する

スマホによっては、一定時間データ通信がないとテザリングが自動的にオフになります。また、省電力モードによってバックグラウンド通信が制限されることもあります。

テレビやスマート家電が突然オフラインになる場合は、次の設定を確認してください。

  • テザリングの自動終了
  • 省電力モード
  • スリープ時の通信制限
  • 接続可能台数
  • データ使用量の警告
  • OS更新後の設定変更
  • Wi-Fi周波数帯
  • セキュリティ方式

専用のモバイルルーターを使う

テザリング用スマホを持ち歩くと自宅の通信が切れる場合は、専用のモバイルルーターを設置する方法があります。

スマホとは別に楽天モバイル回線を契約し、SIMを対応ルーターへ入れて使用します。自宅へ置いたままにできるため、家族やスマート家電も継続して接続できます。

ただし、次の点に注意が必要です。

  • 追加回線の月額料金がかかる
  • ルーター本体代がかかる
  • 対応バンドを確認する必要がある
  • 長時間充電によるバッテリー劣化がある
  • スマホのテザリングより必ず速くなるとは限らない
  • 光回線より安定するとは限らない

バッテリーを外して給電だけで動作する機種や、充電上限を設定できる機種は、据え置き運用に向いています。

ホームルーターを検討する

工事は避けたいものの、スマホのテザリングでは不便という場合は、ホームルーターも候補です。

楽天モバイルでは、コンセントへ接続して利用する「Rakuten Turbo」が提供されています。スマホを持ち出しても自宅の通信を維持でき、一般的なスマホテザリングより宅内の端末を管理しやすくなります。

ただし、ホームルーターもモバイル通信を利用するため、光回線と同じ安定性が保証されるわけではありません。また、プラン料金と端末代を合わせると、安い光回線との差が小さくなる場合があります。

光回線の料金プランを見直す

光回線を完全に解約するのではなく、料金の安い事業者へ乗り換える方法もあります。

現在の月額料金が高い場合は、次の項目を確認しましょう。

  • 不要な有料オプション
  • 使っていない光電話
  • レンタルルーター料金
  • セキュリティサービス
  • サポートオプション
  • テレビサービス
  • IPv6オプションの重複
  • プロバイダー料金

月額500~1,500円程度の不要なオプションが付いているケースもあります。これらを解約すれば、光回線の安定性を維持しながら通信費を節約できます。

マンションでは、戸建てプランより安い料金で契約できる場合があります。楽天モバイルだけに絞る前に、光回線の契約内容も見直してみましょう。

光回線の解約手続きと後悔しないための注意点

光回線を解約する前のチェックリスト

楽天モバイルだけで問題なく生活できると確認できたら、光回線の解約条件を調べます。楽天ひかりを含め、事業者や契約時期によって手続き、費用、解約日が異なるため、契約先のマイページや重要事項説明書を確認してください。

解約前に確認したい項目は、次のとおりです。

契約解除料

契約期間が設定されているプランでは、解約時期によって契約解除料がかかる場合があります。契約時期やプランによって条件が異なるため、現在の契約に適用される金額を確認しましょう。

工事費の残債

「工事費実質無料」で契約した場合でも、工事費そのものが最初から無料とは限りません。分割請求される工事費と同額が毎月割り引かれ、契約を続けることで実質無料になる仕組みがあります。

割引期間の途中で解約すると割引が終了し、残っている工事費を請求される可能性があります。

解約月の料金

解約月の料金が日割りになるか、1カ月分請求されるかを確認します。月初に解約しても満額かかる事業者なら、月末近くまで利用したほうが無駄を抑えられる場合があります。

一方、手続きから解約完了まで数日かかることもあるため、月末当日に申し込むのは避けましょう。

撤去工事の必要性

光回線を解約しても、光ファイバーを必ず撤去するとは限りません。賃貸住宅では、管理会社や大家から撤去を求められることがあります。

撤去工事が必要か、費用がかかるか、立ち会いが必要かを確認してください。

レンタル機器の返却

ONU、ホームゲートウェイ、Wi-Fiルーターなどをレンタルしている場合は、解約後に返却が必要です。

返却期限を過ぎたり、付属品が不足したりすると、未返却損害金を請求される可能性があります。次のものをまとめて保管しておきましょう。

  • ONU
  • ホームゲートウェイ
  • Wi-Fiルーター
  • 電源アダプター
  • LANケーブル
  • スタンド
  • その他の付属品

市販品として自分で購入したルーターは、通常返却する必要がありません。レンタル品と所有品を混同しないようにしてください。

光電話の番号

光電話を利用している場合は、番号を残せるか確認します。

番号移行が必要なら、光回線の解約前に手続きを開始してください。先に解約すると、使用していた番号を引き継げなくなることがあります。

固定電話を廃止する場合も、銀行、学校、病院、勤務先、各種会員情報などに登録した番号の変更が必要です。

光テレビや映像サービス

光回線とセットでテレビサービスを契約している場合、回線解約後にテレビが映らなくなる可能性があります。

地上波をアンテナで受信していると思っていても、実際には光テレビ経由だったというケースがあります。解約前にテレビの配線と契約内容を確認しましょう。

プロバイダーのメールアドレス

プロバイダーから提供されたメールアドレスは、解約後に利用できなくなることがあります。

銀行、通販サイト、SNS、サブスクリプションなどへ登録している場合は、Gmailなどの継続利用できるメールアドレスへ変更してください。

セキュリティサービスやクラウドサービス

光回線とセットで契約したセキュリティソフト、クラウドストレージ、サポートサービスなども終了する可能性があります。

保存データがある場合は、解約前にバックアップしてください。

スマホのセット割引

現在利用中のスマホと光回線のセット割引が適用されている場合、光回線を解約するとスマホ料金が上がる可能性があります。

家族全員へ割引が適用されている場合、増加額が光回線の節約額を上回るケースもあります。例えば、家族4回線で1回線あたり1,100円の割引がなくなると、毎月4,400円の負担増です。

楽天モバイルへ家族全員が乗り換える予定なら、その後の料金も含めて比較してください。

再契約時の工事期間

楽天モバイルだけでは不便だった場合、すぐ光回線へ戻せるとは限りません。申し込みから開通まで数週間、引っ越しシーズンなら1カ月以上かかる可能性があります。

在宅勤務などで通信を止められない人は、光回線と楽天モバイルを1カ月程度重複させてから解約すると安心です。

解約前の最終チェックリストは次のとおりです。

  • 楽天モバイルだけで2週間以上テストした
  • 平日夜と休日にも速度を確認した
  • オンライン会議やゲームを実際に試した
  • 家族全員の端末を同時接続した
  • スマホの発熱と電池消費を確認した
  • スマホを持ち出した場合の影響を確認した
  • 契約解除料を確認した
  • 工事費残債を確認した
  • レンタル機器の返却方法を確認した
  • 光電話の番号移行を済ませた
  • 光テレビへの影響を確認した
  • プロバイダーのメールアドレスを変更した
  • セット割引終了後の料金を計算した
  • 再契約時の費用と工事期間を理解した

1つでも不明な項目がある場合は、光回線の解約を急がないほうがよいでしょう。

光回線を解約した後に起きやすいトラブルと対処法

光回線を解約した直後は問題がなくても、数日から数週間後に不便へ気づくことがあります。よくあるトラブルと対処法を確認しておきましょう。

夜になると通信速度が遅い

昼間は快適でも、夜間は周辺利用者が増えて速度が低下する場合があります。

対処法としては、動画の画質を下げる、大容量ダウンロードを深夜や早朝に行う、クラウドバックアップの時間をずらすことが考えられます。

ただし、オンライン会議など時間を変更できない用途で支障が出るなら、光回線またはホームルーターの導入を検討してください。

テザリングが勝手に切れる

スマホの省電力機能やテザリング自動終了機能が原因の可能性があります。画面消灯後の通信制限、接続がない場合の自動終了、バッテリーセーバーなどを確認しましょう。

OS更新後に設定が初期化・変更される場合もあります。

スマホが熱くなる

テザリングしながら充電すると、通信と充電の両方で熱が発生します。ケースを外し、風通しのよい場所へ置いてください。

可能であれば、バッテリー保護機能や充電上限設定を利用します。常に100%まで急速充電し続ける運用は、バッテリーへの負担が大きくなりやすい傾向があります。

異常に熱い、充電が停止する、警告が表示される場合は使用を中断してください。

スマホを持って外出すると家族が使えない

スマホ1台を固定回線代わりにする最大の弱点です。

家族が自宅で利用する場合は、別の楽天モバイル回線と専用ルーターを用意する、ホームルーターを契約する、または光回線を再導入する必要があります。

家族利用なら、最初から光回線を残すほうが総合的に合理的な場合が多いでしょう。

テレビがインターネットにつながらない

テレビがスマホのテザリングで使用するセキュリティ方式や周波数帯に対応していない可能性があります。

5GHzから2.4GHzへ変更する、セキュリティ設定を確認する、ネットワーク名とパスワードを再入力するなどの方法を試してください。

スマホが外出するとテレビもオフラインになるため、ストリーミングサービスを日常的に利用する家庭では注意が必要です。

ゲーム機のNATタイプに問題が出る

モバイル回線では、光回線と異なるネットワーク構成になることがあります。特定のゲームでマッチングできない、ボイスチャットが使えない、部屋を作成できないといった問題が起きる可能性があります。

スマホやゲーム機の再起動で改善する場合もありますが、ポート開放などで根本的に解決できないこともあります。重要なゲームがある場合は、光回線の解約前に必ず動作確認してください。

大容量更新で長時間回線が重くなる

ゲーム、パソコン、スマホのOS更新が重なると、テザリング回線が長時間占有されます。

自動更新時間をずらす、使っていない端末の自動ダウンロードを停止するなどで軽減できます。

ただし、セキュリティ更新を長期間停止するのは危険です。更新しなくてよいのではなく、生活に影響しにくい時間帯へ変更しましょう。

スマホが故障すると自宅回線もなくなる

光回線を解約すると、スマホの故障、紛失、バッテリー切れが自宅全体の通信停止につながります。

予備端末、別キャリアの回線、無料Wi-Fiを利用できる場所など、緊急時の手段を準備しておくと安心です。

仕事で通信が必要なら、楽天モバイルと異なるネットワークの予備回線を持つ方法もあります。通信費は増えますが、障害への耐性は高くなります。

楽天モバイルの通信障害で何もできない

光回線とスマホ回線を別々に契約していれば、片方に障害が起きても、もう片方を利用できます。光回線を解約して楽天モバイルへ一本化すると、毎月の料金は下がりますが、通信障害の影響は大きくなります。

固定回線の解約は、単なる節約ではなく、通信経路を一つに集約する選択でもあります。仕事や生活への影響を考えて判断しましょう。

よくある質問と最終判断

楽天モバイルのテザリングだけで動画を毎日見られますか?

自宅で十分な通信速度が出ていれば、毎日動画を見ることは可能です。フルHD動画なら安定して10Mbps程度、4K動画なら25Mbps以上が一つの目安です。

ただし、利用場所や時間帯によって速度は変動します。夜間や休日を含め、普段利用する画質で確認してください。

楽天モバイルで100GB以上使っても料金は同じですか?

Rakuten最強プランは、20GBを超えると通常料金の上限が税込3,278円です。100GBを超えたからといって、利用量に比例して料金が上がり続ける仕組みではありません。

ただし、混雑時などに速度制御が行われる可能性があります。常に同じ速度で使い放題になることを保証するものではありません。

テザリングに追加料金はかかりますか?

楽天モバイルのテザリングは追加料金なしで利用できます。基本的にオプションへの申し込みも不要です。

楽天モバイルのテザリングに容量制限はありますか?

テザリングだけに設定された独自の容量上限はありません。ただし、Rakuten最強プラン全体の利用条件が適用され、ネットワークの混雑や公平な利用のために通信速度が制御される場合があります。

一人暮らしなら光回線を解約しても大丈夫ですか?

一人暮らしは、家族世帯より光回線を解約しやすい傾向があります。接続端末が少なく、動画やWeb閲覧が中心で、自宅の電波が安定していれば代用できる可能性があります。

ただし、在宅勤務、対戦ゲーム、4K動画、大容量アップロードを頻繁に行う人は、一人暮らしでも光回線を残したほうが安心です。

家族4人でも楽天モバイル1回線で代用できますか?

技術的には複数端末をテザリングへ接続できますが、家族4人の固定回線として1回線だけを利用するのは慎重に判断すべきです。

家族が同時に動画、ゲーム、オンライン会議を行うと、速度や安定性が不足する可能性があります。また、テザリング用スマホを持って外出すると、家族が自宅でインターネットを使えません。

家族4人なら、基本的には光回線を残すか、専用ホームルーターを検討するほうが使いやすいでしょう。

楽天モバイルでオンライン会議はできますか?

通信状態が安定していれば可能です。ただし、会議では上り速度、Ping値、ジッター、パケットロスが重要です。

数分のテストではなく、実際の勤務時間帯にカメラとマイクをオンにし、画面共有やVPNも含めて確認してください。

オンラインゲームはできますか?

プレイできるゲームはありますが、光回線より遅延が大きく、通信が変動しやすい可能性があります。

ソロゲームや通信の少ないゲームなら問題が出にくい一方、FPS、格闘ゲーム、レースゲームなどは光回線を推奨します。

楽天ひかりも解約できますか?

契約者本人が所定の手続きを行えば解約できます。ただし、契約時期、プラン、工事費の支払い状況によって、契約解除料や工事費残債などが発生する可能性があります。

光電話、レンタル機器、IPv6対応ルーター、楽天ポイント関連の特典なども含め、現在の契約条件を確認してください。

光回線を解約したらすぐ楽天モバイルだけに切り替えられますか?

楽天モバイルが開通済みでテザリングを利用できるなら、光回線解約後もすぐインターネットへ接続できます。

ただし、光電話の番号移行、テレビサービス、レンタル機器返却などは別途手続きが必要です。

モバイルルーターとスマホのテザリングはどちらがよいですか?

一人暮らしで必要なときだけ接続するなら、スマホのテザリングが手軽です。追加の端末や回線を用意する必要がありません。

自宅へ常時インターネットを残したい場合は、専用モバイルルーターが向いています。ただし、追加回線や端末代がかかるため、光回線との料金差を確認しましょう。

Rakuten Turboとテザリングはどちらがよいですか?

料金の安さと手軽さを優先するなら、すでに契約しているスマホのテザリングが有利です。

スマホを持って外出しても自宅の通信を維持したい、複数端末を接続したい、据え置き機器として使いたい場合はRakuten Turboが候補になります。ただし、月額料金と端末代を含めると、光回線と同程度になる可能性があります。

光回線を解約して後悔したら再契約できますか?

再契約できますが、新規申し込み、事務手数料、工事費、開通待ちが発生する可能性があります。以前使っていた設備が残っていても、工事不要で再開できるとは限りません。

そのため、解約前に楽天モバイルだけで十分なテスト期間を設けることが重要です。

最終的に光回線を解約してよいか判断する基準は?

次の質問にすべて「はい」と答えられるなら、楽天モバイルだけへ切り替えられる可能性があります。

  • 自宅のすべての部屋で楽天モバイルが安定してつながる
  • 夜間や休日も必要な速度が出る
  • 一人暮らし、または同時接続する家族が少ない
  • 4K動画を複数台で同時再生しない
  • 重要なオンライン会議が少ない
  • 対戦型オンラインゲームをしない
  • 大容量ファイルを頻繁に送信しない
  • 見守りカメラや常時接続機器を使っていない
  • スマホを持って外出しても自宅で困る人がいない
  • テザリング中の発熱や電池消費を許容できる
  • 光電話や光テレビを利用していない
  • 解約費用を含めても十分な節約効果がある
  • 2週間から1カ月のテストで問題がなかった
  • 通信障害時の予備手段がある

複数の項目で「いいえ」になる場合は、光回線を残したほうが安心です。

楽天モバイルは、月額税込3,278円を上限に大容量通信ができ、テザリングも無料で利用できるため、光回線の代用候補として非常に魅力的です。自宅の電波が強く、利用者と接続端末が少ない家庭なら、光回線を解約することで年間数万円を節約できる可能性があります。

一方で、モバイル回線は利用場所や混雑状況によって速度が変動します。家族利用、在宅勤務、オンラインゲーム、4K動画、スマートホームなどでは、光回線の安定性が大きなメリットになります。

「楽天モバイルがあれば光回線を解約できる?」という疑問への答えは、「条件が合えば解約できる。ただし、必ず事前テストが必要」です。

料金の安さだけで即決せず、まずは光回線を残した状態で楽天モバイルのテザリングだけを使ってみましょう。日常のすべての用途を2週間から1カ月問題なくこなせたなら、解約を具体的に検討できます。少しでも仕事や家族の利用に不安がある場合は、光回線を残す、料金プランを見直す、ホームルーターを検討するなど、安定性と節約のバランスを取ることが大切です。

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