「楽天モバイルを家族4人で契約すると、毎月の料金はいくらになる?」「家族割を使えば本当に安くなる?」「子どもがいる家庭では、どの割引を組み合わせればよい?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
家族4人分のスマホ料金は、1回線あたりの差額が小さくても、合計すると家計に大きな影響を与えます。1人あたり月1,000円の違いでも、家族4人なら月4,000円、年間では48,000円もの差になります。端末代や有料オプションまで加わると、現在のスマホ代が月2万円を超えている家庭も珍しくありません。
楽天モバイルには、家族グループに参加すると1回線につき月額110円安くなる「最強家族割」があります。家族4人全員に適用すると、合計で毎月440円、年間では5,280円の割引です。割引額だけを見ると小さく感じるかもしれませんが、楽天モバイルは通常料金そのものが月額1,078円から3,278円に抑えられているため、家族4人でも月額3,872円から利用できます。
さらに、12歳以下の子どもには「最強こども割」、13歳から22歳には「最強青春割」が用意されています。家族4人の中に小学生や中学生、高校生、大学生がいる場合、最強家族割と年齢別割引を組み合わせることで、家族全体の料金を一段と抑えられます。両親と12歳以下の子ども2人が全員3GB以内に収まれば、家族4人のプラン料金は月額2,992円です。
一方で、「家族4人なら必ず月2,992円になる」というわけではありません。楽天モバイルは各回線が使ったデータ量に応じて料金が決まるため、家族一人ひとりの利用量によって合計金額が変わります。また、子どもの回線を親名義で契約していると年齢別割引を受けられない場合があるため、名義の設計も重要です。
この記事では、「楽天モバイル 家族4人 料金」を調べている人に向けて、基本料金、家族割引後の金額、子どもがいる場合の料金、現実的な利用パターン、年間支払額、申し込み方法、注意点まで詳しく解説します。家族4人で楽天モバイルに乗り換えた場合、本当に家計を節約できるのかを具体的な数字で確認していきましょう。


楽天モバイルを家族4人で使う料金の基本
Rakuten最強プランは使ったデータ量で料金が決まる
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、毎月のデータ使用量に応じて料金が3段階で決まる仕組みです。
申し込み時に3GBプラン、20GBプラン、無制限プランから選択する必要はありません。同じプランを利用しながら、その月に使用したデータ量に応じて請求額が自動的に変わります。
通常料金は次のとおりです。
| 1回線のデータ使用量 | 通常料金 |
|---|---|
| 3GBまで | 月額1,078円 |
| 3GB超~20GBまで | 月額2,178円 |
| 20GB超 | 月額3,278円 |
すべて税込価格です。
例えば、ある月に2GBしか使わなかった場合は月額1,078円、翌月に15GB使った場合は月額2,178円になります。さらに翌月に動画視聴やテザリングで50GB使った場合でも、料金は月額3,278円です。
楽天モバイルを家族4人で契約しても、家族全員のデータ量を合算して料金を決めるわけではありません。それぞれの回線が独立して計算されます。
父親が30GB、母親が10GB、子ども2人がそれぞれ3GB以内だった場合、次のように計算します。
- 父親:20GB超の料金
- 母親:3GB超~20GBまでの料金
- 子ども1:3GBまでの料金
- 子ども2:3GBまでの料金
家族全体で40GB以上使っていても、全員が無制限料金になるわけではありません。逆に、父親だけが100GB使っても、ほかの家族のデータ使用量が少なければ、その回線は安い段階に収まります。
この個別計算が、楽天モバイルを家族4人で使う大きなメリットです。
大手キャリアの家族向け料金では、プランをあらかじめ選択したり、家族全員が同じようなデータ容量にそろえたりするケースがあります。しかし、実際のデータ使用量は家族によって異なるものです。
通。
勤中に動画を見る父親は30GB以上使う一方、自宅でWi-Fiを使う母親は5GB程度、子どもは連絡と位置情報確認が中心で3GB以内という家庭もあります。楽天モバイルなら、全員が同じ容量にそろえる必要がありません。
また、20GBを超えた後はデータ容量による追加料金が発生しないため、データを多く使う家族がいても料金の上限を把握しやすくなっています。
家族4人が全員20GBを大きく超えた場合でも、通常料金の合計は次のとおりです。
3,278円×4人=月額13,112円
家族4人分のプラン料金が月額13,112円で上限に達するため、家計管理がしやすいのも特徴です。ただし、端末代、有料オプション、標準電話アプリからの通話料などは別途かかります。
楽天モバイルの料金を考えるときは、「4人で何GB使うか」ではなく、「一人ひとりが何GB使うか」を確認することが重要です。
最強家族割を適用すると1人あたり毎月110円安くなる
楽天モバイルを家族4人で利用する場合は、「最強家族割」を忘れずに適用しましょう。
最強家族割のグループに参加すると、対象となる家族全員の料金が1人につき毎月110円割引されます。
家族割引後の1回線あたりの料金は次のとおりです。
| データ使用量 | 通常料金 | 最強家族割適用後 |
|---|---|---|
| 3GBまで | 1,078円 | 968円 |
| 3GB超~20GBまで | 2,178円 | 2,068円 |
| 20GB超 | 3,278円 | 3,168円 |
家族4人全員に最強家族割が適用されると、毎月の割引額は合計440円です。
110円×4人=月額440円割引
年間では次の金額になります。
440円×12カ月=年間5,280円割引
年間5,280円だけを見ると、それほど大きな割引ではないように感じるかもしれません。しかし、最強家族割は期間限定の割引ではなく、条件を満たしている間は継続して適用されます。
5年間利用すれば、家族4人で合計26,400円の差です。
また、楽天モバイルの家族割は、家族全員が同じデータ容量を利用する必要がありません。父親が無制限、母親が20GB以内、子どもが3GB以内でも、それぞれの料金から110円が割引されます。
最強家族割適用後、家族4人全員が同じデータ段階だった場合の合計料金は次のとおりです。
| 家族4人の利用状況 | 4人合計の月額料金 | 年間料金 |
|---|---|---|
| 全員3GBまで | 3,872円 | 46,464円 |
| 全員20GBまで | 8,272円 | 99,264円 |
| 全員20GB超 | 12,672円 | 152,064円 |
全員が3GB以内なら、家族4人のプラン料金は月額3,872円です。1人あたりに換算すると968円になります。
全員が20GB以内でも月額8,272円で、1人あたり2,068円です。全員が毎月大量のデータを使った場合でも、4人合計は月額12,672円に収まります。
ここで重要なのが、最強家族割は自動的に適用されるわけではないという点です。
家族4人がそれぞれ楽天モバイルを契約しただけでは、通常料金のままになる可能性があります。代表者が家族グループを作成し、ほかの家族を招待して参加してもらう必要があります。
家族4人が楽天モバイルを契約しているのにグループを作成していない場合、毎月440円、年間5,280円を余分に支払うことになります。
家族割の対象範囲は比較的広く、最大20回線までグループに参加できます。親子や夫婦だけでなく、離れて暮らす親族などもまとめやすい仕組みです。家族関係を証明する書類の提出を原則必要としないため、姓や住所が異なる家族でも利用しやすくなっています。
家族4人で利用する場合は、契約後すぐに家族グループを作り、4回線すべてが参加済みになっているか確認しましょう。
子どもの年齢によって家族4人の料金はさらに安くなる
楽天モバイルを家族4人で使う場合、子どもの年齢によっては最強家族割に加えて年齢別割引を利用できます。
主な年齢別割引・プログラムは次の3種類です。
- 12歳以下:最強こども割
- 13歳~22歳:最強青春割
- 65歳以上:最強シニアプログラム
一般的な「両親と子ども2人」の4人家族では、最強こども割または最強青春割が料金に大きく影響します。
12歳以下の最強こども割
12歳以下の子どもは、最強家族割と最強こども割を組み合わせることで、3GBまで月額528円になります。
| データ使用量 | 最強家族割適用後 | 最強こども割適用後 |
|---|---|---|
| 3GBまで | 968円 | 528円 |
| 3GB超~20GBまで | 2,068円 | 1,958円 |
| 20GB超 | 3,168円 | 3,058円 |
3GB以内では、最強家族割適用後の968円からさらに440円割引され、月額528円になります。
通常料金の1,078円と比べると、合計550円安くなります。
- 最強家族割:110円割引
- 最強こども割:440円割引
- 合計:550円割引
小学生のスマホを連絡、位置情報確認、LINE、学習アプリなどに限定し、自宅ではWi-Fiを利用すれば、毎月3GB以内に収められる可能性があります。
子ども2人がどちらも12歳以下で3GB以内なら、2回線合計は月額1,056円です。
528円×2人=月額1,056円
子どもが3GBを超えた場合は、最強こども割の割引額が110円になります。最強家族割と合わせると、通常料金から合計220円安くなります。
したがって、12歳以下でも動画視聴やゲームのダウンロードなどで20GBを超えると月額3,058円です。「子どもだから常に528円」ではなく、月額528円になるのはデータ使用量が3GB以内の場合と理解しておきましょう。
なお、最強こども割は13歳の誕生月の前月までが対象です。その後は、条件を満たせば最強青春割の対象になります。
13歳から22歳までの最強青春割
13歳から22歳までは、最強青春割を利用できます。
最強家族割と最強青春割を組み合わせた料金は次のとおりです。
| データ使用量 | 最強家族割適用後 | 最強青春割適用後 |
|---|---|---|
| 3GBまで | 968円 | 858円 |
| 3GB超~20GBまで | 2,068円 | 1,958円 |
| 20GB超 | 3,168円 | 3,058円 |
中学生、高校生、大学生は、学校や通学中にデータ通信を使う機会が増えます。SNS、動画、音楽、オンライン授業などを利用すると3GBを超える可能性がありますが、20GB以内なら月額1,958円です。
20GBを超えても月額3,058円なので、データ不足を心配して大容量オプションを追加する必要がありません。
例えば、高校生と大学生の子どもがそれぞれ20GB以内だった場合、2人分の合計は月額3,916円です。
1,958円×2人=月額3,916円
2人とも20GBを超えた場合は月額6,116円です。
3,058円×2人=月額6,116円
ただし、最強こども割や最強青春割を利用するには、原則として実際に利用する子ども本人の名義で回線を契約する必要があります。
父親名義で家族4回線をまとめて契約し、そのうち2回線を子どもに渡した場合、契約上は父親の年齢で判定されます。実際の利用者が12歳以下でも、父親名義の回線には最強こども割が適用されない可能性があります。
年齢別割引を受けたい場合は、「誰が使うか」だけでなく「誰の名義で契約するか」まで考えることが重要です。
65歳以上の家族がいる場合
祖父母を含めた家族4人で楽天モバイルを使う場合は、最強シニアプログラムも検討できます。
65歳以上で条件を満たすと毎月110ポイントが還元されます。最強家族割と組み合わせた実質料金は次のとおりです。
| データ使用量 | 実際の請求額 | ポイント還元後の実質料金 |
|---|---|---|
| 3GBまで | 968円 | 実質858円 |
| 3GB超~20GBまで | 2,068円 | 実質1,958円 |
| 20GB超 | 3,168円 | 実質3,058円 |
シニアプログラムは、こども割や青春割のように請求額から直接110円が差し引かれるのではなく、条件を満たすことで後日ポイントが還元される仕組みです。
そのため、クレジットカードや銀行口座から引き落とされる金額は、3GBまでなら968円です。実質858円という表示は、後日付与される110ポイントを差し引いて考えた金額になります。
家族4人の料金を計算するときは、「実際の請求額」と「ポイントを含めた実質負担額」を分けて考えましょう。
楽天モバイルを家族4人で利用する料金シミュレーション
家族4人全員が3GB・20GB・無制限を使った場合
まずは、年齢別割引を適用せず、最強家族割だけを使った場合の料金を確認します。
家族4人が全員大人、または子どもの年齢別割引を利用しないケースを想定した金額です。
家族4人全員が3GB以内の場合
1回線あたりの料金は月額968円です。
968円×4人=月額3,872円
年間料金は次のとおりです。
3,872円×12カ月=年間46,464円
家族4人のスマホプラン料金が年間5万円以下に収まります。自宅や職場、学校でWi-Fiを利用し、外出先ではLINE、地図、メール、キャッシュレス決済などが中心なら、3GB以内で利用できる可能性があります。
ただし、短い動画を頻繁に見たり、SNSで動画を自動再生したりすると3GBを超えやすくなります。全員を無理に3GB以内に抑えるのではなく、データ使用量の少ない家族だけが最安段階に収まれば十分です。
家族4人全員が3GB超~20GBの場合
1回線あたり月額2,068円です。
2,068円×4人=月額8,272円
年間では次の金額になります。
8,272円×12カ月=年間99,264円
家族4人がそれぞれ20GBまで利用しても、年間のプラン料金は10万円をわずかに下回ります。1カ月あたり家族全体で最大80GB近く使える計算です。
もちろん、データ容量を家族間で分け合う仕組みではないため、1人が5GB、別の人が25GB使った場合は料金段階が異なります。それでも、一般的な動画視聴、SNS、音楽配信、Web検索などを利用する家庭では、月額8,272円前後が一つの目安になります。
家族4人全員が20GBを超えた場合
1回線あたり月額3,168円です。
3,168円×4人=月額12,672円
年間では次のとおりです。
12,672円×12カ月=年間152,064円
家族4人全員が毎月20GBを超えても、プラン料金は月額12,672円です。1人あたり月額3,168円で、国内データ通信を容量上限なく利用できます。
例えば、家族全員が外出先で動画を見る、オンラインゲームをする、テザリングを使う、自宅の固定回線が一時的に使えないときにスマホ回線で代用するといった使い方でも、データ量による追加料金は原則発生しません。
ただし、「無制限」という言葉だけで、どの場所でも固定回線と同じ通信品質が保証されるわけではありません。混雑時などは公平なサービス提供のため速度が制御される場合があります。また、地下、山間部、大型施設の奥など、場所によって電波状況は異なります。
家族4人全員が無制限を必要とするかどうかも検討しましょう。
自宅に光回線があり、家族の大半がWi-Fiを使うのであれば、全員が毎月20GBを超えるとは限りません。楽天モバイルは使用量に応じて自動的に料金が下がるため、無制限を前提に契約しても、使わなかった月は安くなります。
家族4人の料金を大まかに把握したい場合は、次の3パターンを目安にできます。
- ライト利用の家族:月額3,872円前後
- 標準的に使う家族:月額8,272円前後
- 全員が大容量を使う家族:月額12,672円前後
ここに端末代、有料オプション、通話料などを加えた金額が実際の支払額です。
両親と子ども2人で使う場合の料金
楽天モバイルを家族4人で契約する家庭では、「両親と子ども2人」という構成が多いでしょう。
子どもの年齢によって料金が変わるため、代表的な家族構成ごとに計算します。
ケース1:両親と12歳以下の子ども2人が全員3GB以内
- 父親:968円
- 母親:968円
- 子ども1:528円
- 子ども2:528円
合計は次のとおりです。
968円+968円+528円+528円=月額2,992円
年間料金は次のとおりです。
2,992円×12カ月=年間35,904円
家族4人分で月額2,992円なので、1人あたりの平均は748円です。
12歳以下の子どもが2人いる家庭では、全員3GB以内なら非常に安くなります。子どものスマホを連絡、GPS、学習用に利用し、自宅ではWi-Fiにつなぐ家庭に向いています。
ただし、18歳未満の契約ではフィルタリングサービスの申し込みが原則必要です。現在の「あんしんコントロール」は月額550円で、一定期間無料となる特典が用意される場合があります。
子ども2人が有料フィルタリングを継続する場合、無料期間終了後の合計は次のようになります。
- プラン料金:2,992円
- フィルタリング:550円×2回線
- 合計:月額4,092円
フィルタリングを利用しない場合は、保護者が不要申出書を提出する手続きが必要になることがあります。単純にアプリを削除しただけではオプション料金が止まらない可能性があるため、正式な手続きを確認しましょう。
ケース2:両親は無制限、12歳以下の子ども2人は3GB以内
- 父親:3,168円
- 母親:3,168円
- 子ども1:528円
- 子ども2:528円
合計は次のとおりです。
3,168円+3,168円+528円+528円=月額7,392円
年間では次の金額です。
7,392円×12カ月=年間88,704円
両親が外出先で動画やテザリングを多く利用し、子どもは連絡用として使う家庭を想定した料金です。
大人2人が無制限でも、家族4人のプラン料金は月額7,392円に収まります。自宅の光回線を解約できるかどうかは電波状況や用途によりますが、両親のどちらか一方の回線をテザリング用として活用する方法もあります。
ケース3:両親は無制限、中学生・高校生の子ども2人は20GB以内
- 父親:3,168円
- 母親:3,168円
- 子ども1:1,958円
- 子ども2:1,958円
合計は次のとおりです。
3,168円+3,168円+1,958円+1,958円=月額10,252円
年間料金は次のとおりです。
10,252円×12カ月=年間123,024円
中学生や高校生は、通学中のSNS、音楽、動画視聴などで3GBを超えやすくなります。20GB以内なら月額1,958円なので、子ども2人分でも月額3,916円です。
家族4人のうち両親が無制限、子ども2人が20GBまで使っても月額10,252円です。現在家族全体で月2万円以上支払っている場合は、プラン料金だけで毎月約1万円を節約できる可能性があります。
ケース4:父親は無制限、母親と子ども2人は3GB以内
子ども2人を12歳以下と仮定します。
- 父親:3,168円
- 母親:968円
- 子ども1:528円
- 子ども2:528円
合計は次のとおりです。
3,168円+968円+528円+528円=月額5,192円
年間では次の金額です。
5,192円×12カ月=年間62,304円
父親だけが通勤や仕事でデータを多く使い、母親と子どもは自宅Wi-Fi中心という家庭に近い料金です。
楽天モバイルでは、データ使用量の多い父親だけが無制限料金になり、ほかの3人は自動的に安い段階に収まります。家族全員を大容量プランにそろえる必要がないため、無駄を抑えられます。
ケース5:父親は無制限、母親は20GB、大学生と小学生の子どもがいる
- 父親:3,168円
- 母親:2,068円
- 大学生:1,958円
- 小学生:528円
合計は次のとおりです。
3,168円+2,068円+1,958円+528円=月額7,722円
年間では次の金額です。
7,722円×12カ月=年間92,664円
家族のデータ使用量がばらばらでも、それぞれに最適な料金が自動適用されます。この柔軟性は、楽天モバイルを家族4人で利用する大きなメリットです。
ケース6:両親と22歳以下の子ども2人が全員20GB超
- 父親:3,168円
- 母親:3,168円
- 子ども1:3,058円
- 子ども2:3,058円
合計は次のとおりです。
3,168円+3,168円+3,058円+3,058円=月額12,452円
年間では次の金額です。
12,452円×12カ月=年間149,424円
子どもが大容量通信を使っても、年齢別割引によって通常の家族割料金より1人あたり110円安くなります。
ただし、20GB超の段階では、最強こども割と最強青春割の料金は同じです。12歳以下の大きな割引が効くのは3GB以内の段階であるため、小学生の回線はWi-Fiを活用して3GB以内に管理すると節約効果が高くなります。
端末代・通話料・オプションを含めた実際の支払額
楽天モバイルを家族4人で利用するときは、プラン料金だけでなく、端末代、通話料、有料オプションなども含めて家計を考える必要があります。
「楽天モバイルなら家族4人で月額3,000円程度」と考えていたのに、請求額が1万円を超えたという場合、端末の分割代金や有料オプションが加算されている可能性があります。
端末代を4台購入した場合
例えば、家族4人がそれぞれ月額2,000円の端末を分割払いで購入すると、端末代だけで月額8,000円です。
- プラン料金:3,872円
- 端末代:2,000円×4台
- 合計:月額11,872円
家族4人全員が3GB以内でも、端末を4台同時に購入すると請求額は大きくなります。
スマホ料金を抑えたい場合は、次の方法を検討しましょう。
- 現在のスマホをそのまま使う
- 両親の旧端末を子どもに譲る
- 子ども用に低価格Androidを選ぶ
- 中古端末や認定中古品を利用する
- 家族全員の機種変更時期を分散する
- 端末代と通信料金を分けて比較する
楽天モバイルの通信料金が安くても、高額な最新iPhoneを家族4人分購入すれば、毎月の支払額は当然高くなります。
乗り換え前には、「通信料金がいくらになるか」と「端末代を含めた請求額がいくらになるか」を分けて計算してください。
Rakuten Linkを使わない通話は有料
楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリを使った国内通話が無料になります。一部対象外番号を除き、通話時間や回数を気にせず利用できます。
一方、スマートフォンに最初から入っている標準電話アプリで発信すると、原則として30秒22円の通話料がかかります。
10分通話すると、単純計算で440円です。
22円×20回=440円
家族4人がそれぞれ月に10分ずつ標準電話アプリで通話すると、合計1,760円かかります。
440円×4人=月額1,760円
家族4人の最強家族割による割引は月額440円なので、標準電話アプリから合計10分程度ずつ通話するだけで、家族割4人分を上回る通話料が発生します。
楽天モバイルを安く使うには、家族全員がRakuten Linkの使い方を理解することが重要です。
特に子どもやスマホ操作に慣れていない家族には、次の点を説明しておきましょう。
- 通常の電話はRakuten Linkから発信する
- 110、119などの緊急通報は標準電話アプリを利用する
- ナビダイヤルなど一部番号は無料通話の対象外
- アプリから発信できているか画面を確認する
- 機種変更後はRakuten Linkへ再ログインする
Rakuten Linkを正しく使えば、家族4人の通話料を大きく抑えられます。
ただし、仕事の電話などで標準電話アプリの通話品質や操作性を優先したい場合は、有料の通話オプションも選択肢になります。家族全員につけるのではなく、通話が多い人だけに付けると無駄を抑えられます。
フィルタリングサービスの料金
18歳未満が楽天モバイルを契約する場合、フィルタリングサービスの申し込みが原則必要です。
現在提供されている「あんしんコントロール」は月額550円です。キャンペーンにより一定期間無料になる場合がありますが、無料期間終了後は通常料金が発生します。
子ども2人が利用すると、月額1,100円です。
550円×2人=月額1,100円
最強こども割で3GBまで月額528円になっても、フィルタリングを付けると1回線あたり月額1,078円になります。
528円+550円=月額1,078円
それでも連絡、位置確認、安全管理を含めた子ども用回線としては検討しやすい金額ですが、広告に表示される「月額528円」だけで判断しないことが大切です。
フィルタリングを使わない場合も、保護者の判断だけでアプリを削除するのではなく、所定の不要申出書など正式な手続きが必要になる場合があります。
そのほかに加算される可能性がある料金
楽天モバイルの実際の請求には、次のような料金が加算されることがあります。
- スマートフォンの分割代金
- 製品保証サービス
- フィルタリングサービス
- 標準電話アプリからの通話料
- Rakuten Link無料通話対象外番号への通話料
- SMS送信料
- キャリア決済の利用額
- コンテンツサービスの利用料
- ユニバーサルサービス料
- 電話リレーサービス料
ユニバーサルサービス料などは回線ごとに少額加算されるため、料金表の合計と実際の請求額が数円程度異なる場合があります。
家族4人の料金を確認するときは、my 楽天モバイルの利用明細で回線ごとの内訳を確認しましょう。合計金額だけを見るのではなく、プラン料金、通話料、オプション、端末代を分けて見ると、どこを見直せばよいか分かります。
家族4人で最強家族割を利用する申し込み方法
代表者が家族グループを作成して3人を招待する
家族4人で最強家族割を利用するには、家族のうち1人が代表者となり、家族グループを作成します。
基本的な流れは次のとおりです。
- 家族4人が楽天モバイルを契約する
- 代表者を1人決める
- 代表者が最強家族割のグループを作成する
- 招待用リンクを家族3人へ送る
- 招待された家族がグループに参加する
- 4回線すべてが参加済みか確認する
現在は、Rakuten Linkアプリ内のmy 楽天モバイル機能から家族グループを作成・管理する方法が案内されています。Web版でのグループ作成は終了しているため、古い解説記事を参考にすると画面が見つからない可能性があります。
また、my 楽天モバイルアプリは2026年8月に提供終了予定と案内されており、各種管理機能がRakuten Link側へ移行しています。手続き時にはRakuten Linkを最新版に更新しておきましょう。
代表者は、必ずしも父親である必要はありません。家族の中でスマートフォンの操作に慣れている人を代表者にすると管理しやすくなります。
例えば、母親が家族の通信料金を管理しているなら、母親が代表者になって問題ありません。離れて暮らす親族を含める場合も、招待リンクを送って参加してもらいます。
グループ作成後は、家族4人全員の回線に割引が適用されているか確認してください。
よくある失敗は、次のようなケースです。
- グループを作成しただけで家族を招待していない
- 招待リンクを送ったが、家族が参加操作を完了していない
- 招待リンクの有効期限が切れている
- 家族のうち1回線だけ別のグループに参加している
- 代表者が回線を解約した後、グループを整理していない
- 家族4人で契約すれば自動適用されると思っていた
最強家族割は、「同じ住所で4回線契約したら自動的に割引される」という仕組みではありません。グループへの参加完了が必要です。
招待リンクが無効になった場合は、代表者がRakuten Link内の管理画面から新しいリンクを発行し、もう一度送りましょう。
また、家族4人全員が同じタイミングで契約する必要はありません。
最初に父親だけが楽天モバイルを契約し、翌月に母親、その後子ども2人が契約する方法でも利用できます。回線が開通するたびに家族グループへ招待すれば、対象回線に最強家族割を適用できます。
乗り換え先の電波に不安がある場合は、まず家族の1人が楽天モバイルを試し、生活圏で問題なく使えることを確認してから残りの3人を乗り換える方法も安全です。
家族4人が一斉に乗り換えた後で、自宅や職場、学校で電波が弱いことに気づくと、4回線すべての対処が必要になります。特に家族の連絡手段を楽天モバイルへ統一する場合は、段階的な乗り換えも検討しましょう。
子どもの年齢別割引を受けるには本人名義が重要
家族4人の中に12歳以下または22歳以下の子どもがいる場合、最強こども割や最強青春割を利用できます。
ただし、年齢別割引は実際の利用者ではなく、原則として回線の契約者情報を基準に判定されます。
父親名義で4回線を契約し、父親、母親、子ども2人で使い分けている場合、契約者はすべて父親です。子どもが実際に使っていても、父親名義の回線では最強こども割や最強青春割の対象にならない可能性があります。
割引を確実に利用するためには、回線を使う本人の名義で申し込むことが基本です。
例えば、家族構成が次のような場合を考えます。
- 父親:44歳
- 母親:42歳
- 長男:16歳
- 長女:10歳
適切な名義は次のとおりです。
- 父親の回線:父親名義
- 母親の回線:母親名義
- 長男の回線:長男名義
- 長女の回線:長女名義
長男は最強青春割、長女は最強こども割の対象になります。
未成年本人の名義で申し込む場合は、子ども本人の楽天IDや本人確認書類、親権者の同意などが必要になります。申し込み方法によって必要な書類や手順が異なるため、事前に準備しておきましょう。
支払い方法は、必ずしも子ども本人名義のクレジットカードを用意する必要はありません。18歳未満の場合、保護者名義のカードなどを支払い方法に設定できます。
そのため、契約名義は子ども、料金の支払いは父親または母親のカードという形にできます。
家族4人分の請求を1枚のカードへまとめれば、家計管理もしやすくなります。
ただし、契約名義が4人に分かれている場合、それぞれの楽天IDでの管理が必要です。家族全員のIDやパスワードを1つに統一することはできません。
子どもの楽天IDを作成するときは、保護者が次の情報を整理しておくと安心です。
- 楽天ID
- 登録したメールアドレス
- パスワード
- 契約電話番号
- 本人確認書類の有効期限
- Rakuten Linkのログイン状況
- 家族グループへの参加状況
適当にIDを作成して情報を忘れると、機種変更やeSIM再発行、支払い方法変更などの際に手続きが止まる可能性があります。
特に子どもが成長した後、保護者が管理していたメールアドレスを使えなくなると困ります。長期利用を想定し、あとから確認できる方法で安全に管理しましょう。
現在の回線が親名義になっている場合
ドコモ、au、ソフトバンクなどから子どもの電話番号をそのまま楽天モバイルへ乗り換える場合、現在の契約名義も確認してください。
現在のキャリアで父親名義になっている電話番号を、楽天モバイルでは子ども名義で申し込むと、MNP転入時に名義不一致となる可能性があります。
WebでMNPを行う場合は、原則として転出元と転入先の契約者名義を一致させる必要があります。
主な対処方法は次のとおりです。
- 乗り換え前に現在のキャリアで子ども名義へ変更する
- 楽天モバイルショップでMNPと名義変更の同時手続きを相談する
- いったん同じ名義で楽天モバイルへ乗り換え、開通後に名義変更する
ショップでMNPと名義変更を同時に行えるケースもありますが、名字または住所が一致しているなどの条件があります。委任状や本人確認書類が必要になる場合もあるため、事前確認が必要です。
家族4人の乗り換えでは、電話番号ごとに現在の名義を一覧にしておくとスムーズです。
| 利用者 | 現在の契約名義 | 楽天モバイルの予定名義 | 名義変更 |
|---|---|---|---|
| 父親 | 父親 | 父親 | 不要 |
| 母親 | 父親 | 母親 | 必要 |
| 長男 | 父親 | 長男 | 必要 |
| 長女 | 父親 | 長女 | 必要 |
この確認をしないまま4回線を一気に申し込むと、一部の回線だけMNPが進まないことがあります。
最強こども割や最強青春割を利用するなら、乗り換え前から名義を整理することが重要です。
家族4人で失敗しにくい乗り換え手順
家族4人が同時に楽天モバイルへ乗り換える場合、1回線の乗り換えよりも確認項目が増えます。
電話番号、契約名義、本人確認書類、楽天ID、端末、SIM方式などを回線ごとに整理してから申し込みましょう。
おすすめの手順は次のとおりです。
1.家族全員のデータ使用量を確認する
まず、現在利用しているキャリアのマイページで、家族4人それぞれのデータ使用量を確認します。
1カ月だけでなく、可能なら直近3カ月から6カ月程度を見るのがおすすめです。
確認する内容は次のとおりです。
- 毎月3GB以内に収まっているか
- 3GBを超えても20GB以内か
- 20GBを超える月が多いか
- 自宅Wi-Fiを使っているか
- テザリングを利用するか
- 動画やゲームをどれくらい利用するか
楽天モバイルは使った分だけ料金が決まるため、細かなプラン選びは不要です。それでも、乗り換え後の家族4人の料金を予測するために、現在のデータ使用量は確認しておきましょう。
2.生活圏の電波を確認する
家族4人が利用する場所は異なります。
- 自宅
- 父親の勤務先
- 母親の勤務先
- 子どもの学校
- 通学路
- 通勤電車
- 習い事
- よく行く商業施設
- 実家
- 旅行先
自宅で楽天モバイルが快適でも、子どもの学校周辺や父親の職場でつながりにくい可能性があります。
可能であれば、家族の1人が先に楽天モバイルを契約し、家族全員の生活圏で通信状況を確認してから残りの回線を乗り換えると安心です。
デュアルSIM対応スマートフォンなら、現在の回線を残したまま楽天モバイルを追加し、通信状況を試す方法もあります。
3.端末が楽天回線に対応しているか確認する
現在使っているスマートフォンをそのまま利用する場合は、楽天回線への対応状況を確認します。
同じ機種名でも、国内版、海外版、キャリア版、SIMフリー版で対応バンドや動作確認状況が異なることがあります。
特に確認したい項目は次のとおりです。
- SIMロックが解除されているか
- 楽天回線対応製品か
- 4GのBand 3に対応しているか
- プラチナバンドのBand 28に対応しているか
- 5Gのn77に対応しているか
- VoLTEが利用できるか
- eSIMに対応しているか
- Rakuten Linkの対応OSを満たしているか
家族4人のうち1台だけ古い端末を使っている場合、その回線だけ通話や通信に問題が出ることがあります。「家族3人は使えるのに1人だけ圏外」という場合は、回線ではなく端末側の対応状況が原因かもしれません。
4.現在の契約名義を確認する
家族4回線それぞれについて、現在の契約名義と楽天モバイルで使用する名義を整理します。
子どもの年齢別割引を利用するなら、子ども本人名義での契約を検討します。MNP元が親名義なら、名義変更が必要になる可能性があります。
5.楽天IDと本人確認書類を準備する
契約者ごとに楽天IDを用意し、登録情報と本人確認書類の情報を一致させます。
氏名、住所、生年月日などに違いがあると、本人確認が完了しない場合があります。
引っ越し後に運転免許証の住所を変更していない、楽天IDに旧姓が登録されているなどのケースに注意しましょう。
6.紹介キャンペーンの条件を確認する
家族の誰かが楽天モバイルを利用している場合、残りの家族を紹介することでポイントを受け取れるキャンペーンが実施されていることがあります。
紹介キャンペーンは、最強家族割とは別の仕組みです。
- 最強家族割:毎月のプラン料金を割引
- 紹介キャンペーン:条件達成後にポイントを付与
紹介キャンペーンを利用する場合は、申し込み前に紹介リンクを開いて楽天IDでログインするなど、順番が重要です。
キャンペーンは内容やポイント数、適用条件が変更されるため、申し込み時点の条件を確認してください。Rakuten Linkでの発信などが条件に含まれる場合もあります。
7.回線ごとに申し込みを進める
家族4人分を一度に急いで申し込むと、名義やSIMの選択を間違えやすくなります。
父親、母親、子ども1、子ども2の順に、1回線ずつ確認しながら申し込みましょう。
申し込み時には次の点を確認します。
- 新規契約かMNPか
- 電話番号
- 契約者名義
- 楽天ID
- SIMカードかeSIMか
- 端末を購入するか
- 支払い方法
- 有料オプション
- フィルタリング
- キャンペーンへの参加状況
8.開通後に通信・通話を確認する
SIMカードを挿入、またはeSIMを有効化した後は、次の確認を行います。
- Wi-Fiを切ってWebサイトが開けるか
- 電話を発信できるか
- 電話を着信できるか
- SMSを受信できるか
- Rakuten Linkへログインできるか
- Rakuten Linkから発信できるか
- モバイルデータ通信の回線設定が正しいか
デュアルSIMで利用する場合は、モバイルデータ通信、音声通話、SMSに使用する回線が楽天モバイルになっているか確認します。
9.最強家族割のグループを作成する
4回線が開通したら、代表者がRakuten Link内から家族グループを作成し、ほかの3人を招待します。
招待された家族は、リンクを開くだけでなく、参加完了まで操作を進める必要があります。
10.年齢別割引へ申し込む
最強こども割や最強青春割は、最強家族割とは別に申し込みが必要です。
家族グループに参加しただけで年齢別割引まで自動適用されるとは限りません。それぞれの契約者のアカウントで、適用状況を確認しましょう。
家族4人の乗り換えが完了したら、最初の請求月に明細を確認してください。割引が適用されていない回線があれば、早めに設定を見直しましょう。
楽天モバイルが家族4人に向いている理由と注意点
家族それぞれのデータ使用量が違っても無駄が出にくい
楽天モバイルが家族4人に向いている最大の理由は、家族一人ひとりのデータ使用量に応じて料金が自動調整されることです。
家族4人が同じ生活をしていても、スマートフォンの使い方は大きく異なります。
父親は通勤中にYouTubeやニュース動画を見るため月30GB、母親は自宅Wi-Fi中心で月5GB、高校生の子どもはSNSや音楽で月15GB、小学生の子どもは連絡用で月2GBという家庭を考えてみましょう。
年齢別割引も適用すると、料金は次のようになります。
- 父親:3,168円
- 母親:2,068円
- 高校生:1,958円
- 小学生:528円
合計は月額7,722円です。
家族全員が20GBや無制限のプランを契約する必要がなく、データを使わない家族は自動的に安くなります。
また、楽天モバイルは20GBを超えても月額料金の上限が決まっています。月末にデータが足りなくなり、追加データを購入する必要がありません。
家族4人で利用すると、誰か1人くらいは予想以上にデータを使う月が出てきます。
- 旅行中に動画を多く見た
- 自宅のWi-Fiが故障した
- テザリングでパソコン作業をした
- OSやゲームの大容量更新をモバイル通信で行った
- 学校のオンライン授業で通信量が増えた
- 帰省先にWi-Fiがなかった
このような月でも、20GB超の料金まで上がった後はデータ量による追加料金が発生しません。
家族4人のうち1人だけが一時的に20GBを超えた場合、ほかの3人の料金まで上がらない点も安心です。
通話料も抑えやすい
Rakuten Linkを利用すれば、家族以外への国内通話も無料です。
子どもから両親への電話だけでなく、学校、勤務先、固定電話、他社携帯への通話も、一部対象外番号を除いて無料になります。
家族4人全員が電話を使う家庭では、通話定額オプションだけでも大きな負担になることがあります。Rakuten Linkを正しく利用すれば、有料通話オプションを家族全員に付ける必要がありません。
家族の契約期間をそろえる必要がない
父親が先に契約し、母親は3カ月後、子どもは進学時に契約する方法でも最強家族割を利用できます。
家族全員が同じ日に申し込む必要がないため、違約金や端末の分割状況、キャンペーンなどを見ながら乗り換え時期を分けられます。
例えば、次のような進め方ができます。
- 8月:父親が先に契約して電波を確認
- 9月:問題がなければ母親が乗り換え
- 10月:高校生の子どもが乗り換え
- 翌年4月:小学生の子どもがスマホデビュー
家族が増えるたびに最強家族割のグループへ招待すればよいため、無理に同時契約する必要はありません。
毎月の料金上限が分かりやすい
家族4人全員が通常のRakuten最強プランを利用し、最強家族割を適用した場合、プラン料金の上限は月額12,672円です。
高額な端末代やオプションを除けば、「データを使い過ぎて家族の通信料金が数万円増える」という心配を抑えられます。
子どもが動画を見過ぎても、データ容量の追加購入を繰り返す必要はありません。
ただし、データ量が増えると3GB、20GBの境目で料金段階が変わります。
例えば、3GBまでなら968円ですが、3GBを少しでも超えると2,068円です。差額は1,100円あります。
家族4人のうち3人が3GBをわずかに超えると、家族全体で3,300円上がります。
そのため、データ使用量の上限がないからといって完全に放置するのではなく、3GB前後の家族は利用状況を確認するとよいでしょう。
家族4人全員を乗り換える前に電波と名義を確認する
楽天モバイルは料金面で家族4人に向いていますが、通信エリアや手続き面の注意点もあります。
家族4人のスマホは、単なる娯楽端末ではありません。
- 家族間の連絡
- 学校からの緊急連絡
- 仕事の電話
- キャッシュレス決済
- 地図や乗換案内
- 災害時の情報収集
- 各種サービスのSMS認証
- 子どもの位置情報確認
このような重要な用途に使うため、料金だけで4回線を一斉に乗り換えるのはおすすめできません。
自宅での電波を確認する
楽天モバイルのエリア内でも、建物の構造、階数、窓の位置、周辺の地形などによって受信状況が変わります。
特に次の場所では、電波が弱くなる場合があります。
- 鉄筋コンクリート造の建物の奥
- 地下
- 窓のない部屋
- 大型ショッピングモールの内部
- 山間部
- トンネル
- 高層建物が密集した場所
- 基地局から距離がある郊外
自宅で圏外になりやすいと、家族全員の使い勝手に影響します。
エリアマップだけで判断せず、可能であれば実際の端末で確認しましょう。父親が先に楽天モバイルを契約し、自宅の各部屋、勤務先、通勤経路、家族がよく行く場所で試す方法が現実的です。
子どもの学校での使用条件を確認する
学校によっては、校内でスマートフォンの電源を切る、ロッカーへ預けるなどのルールがあります。
通信料金が安くても、学校で自由に使えるとは限りません。また、校舎内の電波状況も場所によって異なります。
子どもの連絡手段として契約する場合は、学校周辺や通学路で楽天モバイルが使えるか確認しておくと安心です。
家族全員がRakuten Linkを使えるか確認する
Rakuten Linkは通話料を抑えられる一方、通常の電話アプリとは別のアプリです。
スマートフォン操作に慣れていない家族は、間違えて標準電話アプリから発信することがあります。
家族4人で楽天モバイルへ乗り換えたら、全員のホーム画面でRakuten Linkを見つけやすい場所へ移動しておきましょう。
子どもには、「家族や友達へ電話するときは、このピンク色のアプリを使う」など、分かりやすく説明します。
一方、110番、119番、118番などの緊急通報は標準電話アプリを使用します。緊急時に迷わないよう、家族全員が両方のアプリの役割を理解しておくことが重要です。
名義をまとめ過ぎない
手続きを簡単にするため、父親または母親の名義で4回線すべてを契約したくなるかもしれません。
しかし、子どもの年齢別割引を利用するなら、本人名義が基本です。親名義にまとめることで申し込みは簡単になっても、最強こども割や最強青春割を受けられず、長期的に損をする可能性があります。
12歳以下の子どもが3GB以内で利用する場合、本人名義なら月額528円ですが、親名義では家族割のみの月額968円になる可能性があります。
差額は月額440円です。
子ども2人なら月額880円、年間10,560円の差になります。
440円×2人×12カ月=年間10,560円
数年間利用すれば、差額はさらに大きくなります。
名義変更には手間がかかるため、最初の契約時点で将来まで考えて名義を決めましょう。
3GBの境目に注意する
楽天モバイルの料金は、3GBまでと3GB超で大きく変わります。
最強家族割適用後の大人の場合は次のとおりです。
- 3GBまで:968円
- 3GB超~20GBまで:2,068円
- 差額:1,100円
最強こども割を適用した12歳以下の場合は次のとおりです。
- 3GBまで:528円
- 3GB超~20GBまで:1,958円
- 差額:1,430円
子どもが3GBを少し超えると、月額料金が1,430円上がります。
毎月5GBや10GB使うなら無理に制限する必要はありませんが、3GBをわずかに超える程度なら、Wi-Fiやスマートフォンの設定を見直す価値があります。
対策としては、次の方法があります。
- 動画アプリの画質を下げる
- SNSの動画自動再生を停止する
- アプリの自動更新をWi-Fi接続時のみにする
- 写真や動画のクラウド同期をWi-Fi時のみにする
- テザリングの消し忘れに注意する
- 月末にデータ使用量を確認する
- 自宅では確実にWi-Fiへ接続する
- OSアップデートをモバイル通信で行わない
特に最強こども割は3GB以内の割引が大きいため、保護者が利用状況を確認すると家族4人の料金を抑えやすくなります。
家族4人の料金を最安に近づけるコツとよくある疑問
楽天モバイルを家族4人で安く利用するためには、最強家族割へ加入するだけでなく、年齢別割引、データ使用量、端末代、通話方法まで含めて見直す必要があります。
最安に近づけるコツ1:4回線すべてを家族グループへ入れる
最も基本的な対策です。
家族4人が楽天モバイルを契約していても、家族グループに参加していない回線には最強家族割が適用されません。
代表者の管理画面で、4人全員が参加済みになっているか確認しましょう。
家族4人全員に適用すれば、年間5,280円の割引です。
最安に近づけるコツ2:子どもの回線を本人名義にする
12歳以下または22歳以下の家族がいる場合は、年齢別割引を受けられる名義になっているか確認します。
特に12歳以下で3GB以内の場合、最強こども割の効果が大きくなります。
親名義のまま契約するより、子ども本人名義で申し込み、保護者の支払い方法を設定するほうが長期的に安くなる可能性があります。
最安に近づけるコツ3:3GB前後の家族だけデータ量を管理する
毎月30GB以上使う人に対して、無理に3GB以内へ抑える必要はありません。
一方、毎月3.2GBや3.5GB程度の人は、少し設定を見直すだけで3GB以内に収まる可能性があります。
大人なら1人あたり月額1,100円、12歳以下なら月額1,430円の差です。
家族4人全員に厳しい制限をかけるのではなく、「あと少しで3GB以内になる人」だけを確認すると、ストレスを抑えながら節約できます。
最安に近づけるコツ4:端末を同時に4台買い替えない
家族4人で乗り換えるとき、全員が新しいスマートフォンを購入すると端末代が大きくなります。
楽天回線に対応している端末なら、現在のスマートフォンをそのまま利用する方法があります。
親が機種変更し、使っていた端末を子どもへ渡す方法も有効です。
家族4台の機種変更時期を1年ずつずらせば、同じ月に高額な分割代金が集中するのを防げます。
最安に近づけるコツ5:Rakuten Linkを家族全員で使う
家族4人のうち1人だけが標準電話アプリで長時間通話すると、家族割による割引額が簡単に相殺されます。
通話前にRakuten Linkを使っているか確認しましょう。
仕事などで標準電話アプリの通話が必要な人だけ、有料通話オプションを検討します。家族全員へ同じオプションを付ける必要はありません。
最安に近づけるコツ6:不要なオプションを定期的に確認する
端末保証やセキュリティ、通話定額などは、必要な人にとっては便利です。しかし、利用していないオプションを家族4人分契約すると、通信料金より高くなることがあります。
月額500円のオプションを4回線に付けると月額2,000円、年間24,000円です。
契約直後、無料期間終了前、機種変更時にはオプションを確認しましょう。
ただし、子どものフィルタリングなど、安全のため必要なサービスを料金だけで外すのはおすすめできません。家族で利用ルールを話し合ったうえで判断してください。
楽天モバイルを家族4人で使うと最低いくらですか?
家族4人が全員大人で、全回線が3GB以内、最強家族割を適用した場合は月額3,872円です。
両親と12歳以下の子ども2人で、子どもが最強こども割の条件を満たし、全員3GB以内なら月額2,992円です。
ただし、端末代、有料フィルタリング、通話料、各種サービス料などは別途かかります。
家族4人全員が無制限だといくらですか?
最強家族割のみを適用した場合は、1回線あたり月額3,168円です。
3,168円×4人=月額12,672円
子ども2人が22歳以下で年齢別割引を利用できる場合は、両親が月額3,168円、子どもが月額3,058円となり、合計月額12,452円です。
家族4人でデータ容量を分け合えますか?
楽天モバイルは、家族4人でデータ容量を共有するプランではありません。
一人ひとりのデータ使用量を個別に計算し、それぞれの料金が決まります。
父親の余ったデータを子どもへ移すことはできませんが、子どもが3GB以内なら子どもの回線だけ安くなります。家族内でデータ利用量に差があるほど、個別計算のメリットを感じやすいでしょう。
家族4人の支払いを1つにまとめられますか?
契約者名義が家族4人に分かれていても、保護者名義のクレジットカードなど、同じ支払い方法を設定できる場合があります。
年齢によって利用できる支払い名義に条件があるため、申し込み画面で確認してください。
請求自体は回線ごとに管理されますが、同じカードから支払うことで家計をまとめやすくなります。
家族4人で同じ楽天IDを使えますか?
契約者ごとに楽天IDが必要です。
父親の楽天IDだけで、母親や子ども名義の契約をすべて管理することはできません。
子どものIDを保護者が管理する場合でも、それぞれのログイン情報を分けて保管しましょう。
子どもを親名義で契約しても家族割は使えますか?
最強家族割は利用できる場合がありますが、最強こども割や最強青春割は、子ども本人名義での契約が基本です。
親名義で契約すると、実際の利用者が子どもでも年齢別割引を受けられない可能性があります。
家族4人全員が同じ住所でなければ利用できませんか?
最強家族割は家族の形に合わせて利用しやすく、離れて暮らす家族もグループにまとめられます。従来型の家族割のように、同一住所や同一姓だけに限定されない点が特徴です。
実家の両親、進学で一人暮らしをしている子どもなども含めて検討できます。
家族4人で一斉に乗り換えるべきですか?
必ずしも同時に乗り換える必要はありません。
電波に不安があるなら、まず1人が楽天モバイルを契約し、自宅、職場、学校、通勤・通学経路で試す方法がおすすめです。
問題がなければ、残りの3回線を順番に乗り換えます。契約時期が違っても、後から家族グループへ追加できます。
家族4人のうち1人が解約したらどうなりますか?
残りの家族がグループの条件を満たしていれば、家族割を継続できる場合があります。
ただし、解約する人がグループの代表者になっている場合は、事前にグループの管理状況を確認しましょう。代表者の解約後に手続きが必要になる可能性があります。
楽天モバイルは家族4人におすすめですか?
次のような家庭には特に向いています。
- 現在の家族4人分の料金が高い
- 家族ごとにデータ使用量が異なる
- 12歳以下または22歳以下の子どもがいる
- 動画やテザリングを多く使う家族がいる
- Rakuten Linkを使える
- 自宅や生活圏で楽天モバイルの電波が入る
- 楽天市場や楽天ポイントを利用している
- 毎月の料金上限を分かりやすくしたい
一方、次のような家庭は慎重に確認したほうがよいでしょう。
- 自宅が楽天モバイルの弱いエリアにある
- 山間部や地下での利用が多い
- 仕事の電話で標準電話アプリを頻繁に使う
- 家族全員がスマートフォンの設定を苦手としている
- 子どもの回線が親名義になっている
- 端末が楽天回線に十分対応していない
- 家族4人を一度に乗り換えることへ不安がある
結論として、楽天モバイルを家族4人で使う料金は、最強家族割だけを適用した場合、月額3,872円から12,672円です。
両親と12歳以下の子ども2人が全員3GB以内なら、最強こども割を組み合わせることで月額2,992円まで抑えられます。
代表的な料金をまとめると、次のとおりです。
| 家族4人の利用パターン | 月額料金 | 年間料金 |
|---|---|---|
| 大人4人・全員3GB以内 | 3,872円 | 46,464円 |
| 大人4人・全員20GB以内 | 8,272円 | 99,264円 |
| 大人4人・全員20GB超 | 12,672円 | 152,064円 |
| 両親+12歳以下2人・全員3GB以内 | 2,992円 | 35,904円 |
| 両親は無制限+12歳以下2人は3GB以内 | 7,392円 | 88,704円 |
| 両親は無制限+13~22歳2人は20GB以内 | 10,252円 | 123,024円 |
| 父親は無制限+母親20GB+大学生20GB+小学生3GB | 7,722円 | 92,664円 |
| 両親+22歳以下2人・全員20GB超 | 12,452円 | 149,424円 |
楽天モバイルは、家族4人全員を同じデータ容量へそろえる必要がありません。データを多く使う人は無制限、あまり使わない人は3GBまでと、自動的に料金が分かれます。
家族4人で乗り換える際は、最強家族割だけでなく、子どもの年齢別割引、契約名義、Rakuten Link、フィルタリング、端末代まで確認しましょう。
特に重要なのは、子どもの回線を誰の名義で契約するかです。年齢別割引を利用できる名義に整え、4回線すべてを家族グループへ参加させれば、楽天モバイルの料金メリットを最大限生かせます。


